「今日寒いね」は自分と友達を不幸せにする|言葉が持つ2つの性質を解説します

人は「言葉」の集合体

僕ら1人1人が「どんな人物であるのか」を決める要素は、服装や表情など色々とありますが、その中でも「言葉」は かなり強い要素になっています。

言葉とは口から発するものと、頭の中に留めているものの両方のことで、
これらは他人から見る自分の印象だけでなく、自分の内面的な部分(自分自身の心や性格)にも大きな影響を与えているんですよね。

なんなら 自分という人間の6〜8割くらいが、言葉によって構成されているんじゃないかと個人的には思っています。

てことで、今回は!

どんな言葉が人の氣持ちを動かすのか、言葉の性質についてのお話〜

日本には「言霊」という言葉があり、言葉には魂が宿ると信じられてきましたが、それくらい強い影響力を持っています。

だからこそ、扱いには充分に氣をつける必要がございます。

ソークの言葉の写真

・ぷち補足

今回は上級者向けの内容になっています。

心のコントロールや言葉づかいの訓練をしたことがない人が、いきなり意識しようとすると、逆にストレスを感じて苦しくなることもあると思います。

なので、まぁ「こんなことを意識して生活している人もいるんだね」くらいの、軽いノリで読んでみてくださいませ〜

2つの性質

言葉は それ自体が持つ性質によって、2種類に分けることができます。

1つは、その言葉を聞いたり思い浮かべたりすると「氣分が良くなるもの」、もう1つは「氣分が下がるもの」です。

そして「日常で どちらの言葉を多く使っているのかが、他人から見る自分の人物像と、自分の思考や心の状態( ≒ 幸せかどうか)に強く影響している」というのが僕の考えです。

(思考や心どころか「言葉の影響力を活用すれば、自分の人生まで左右できる」そう言っても過言ではない)

たとえば

氣分が良くなる言葉(ラッキーワード)と、氣分が下がる言葉(ブラックワード)には、どんなものがあるのかも簡単に紹介しておきます。

ラッキーサイドなら「このご飯美味しいね~♪」とか「昨日のパーティー超楽しかったー☆」

ブラックサイドなら「最近仕事忙しくてマジだるいんだよねー」とか「イライラするから あの人と関わりたくない」

みたいなのは、わかりやすいかな。

鳥取県の観光スポット|水木しげるロード・ゲゲゲの妖怪楽園(鬼太郎の家)の写真

でね、スンゴイ細かいんですけども。。。

「今日寒いね」とか「お店混んでるね」みたいな超ぉ~些細な言葉もブラックな性質を持っていて、自分とそれを聞いた人の氣分を下げる( ≒ 不幸せにする)要因になっていると僕は思っているんです。

究極的な言葉選び

ブラックワードの性質・特徴について、もう少し考えてみましょう。

「嫌い」などの言葉は感情が込もりやすいですし、それを聞いた人の氣分は すぐに下がるので わかりやすいですが、
何氣なく使う言葉で「氣持ちを下げるわけではないが、上向きにする効力もない言葉」もブラックサイドに含まれる場合があります。

たとえば「寒い」という単語を例にしてみると。。。

この言葉を聞いても、別に いい氣分になったりはしませんよね。

直接的に氣分を落ち込ませる効力はないとしても、「肉体的に感じる辛さ」とか「外に出たくない意思」など、暗いことを連想しがちではないでしょうか?

まぁ良くて「そうだね」と氣にしない程度で、明るい氣分になったりはしないと思うんです。

つまり

発しても氣分が良くなる人はいなくて、むしろ自分と まわりの氣分を下げる可能性が高い

てこと。

「寒すぎ」って言ってる写真

また、なるべくなら自分の頭の中に留めないようにもしたいところです。

だるい、つまらない、おいしくない、、、

こういう言葉は思い浮かべるだけで、「自分の」氣分を下げちゃうじゃないですか〜

補足1:不可避、だからこそ

「使う言葉を意識すると いいことがある」なんて言っても、普通の暮らしをしていればイヤな場面に出くわすことは不可避ですし、それで感情が動くのが僕ら人間です。

暗い言葉を思い浮かべるのも当たり前です。

だからパッと思い浮かんでしまうのは仕方ありませんが、いつまでも頭の中に留めておかずに、必要がなくなれば すぐに流して、次のことに氣持ちを切り替えていくことが大切なんじゃないかな〜って思うんですよね*

平塚市花菜ガーデンのバラ(白)と空の写真

ちなみに、この切り替えが早くなればなるほど「不快を感じている時間」が短くなっていくので、結果的に心の豊かさとか幸福度を高めることに繋がっていきます。

こんな解説もございます↓
いつも損ばかりする人の特徴|利益を生む「感情と言葉の使い方」

補足2:運に恵まれないのなら

この記事を書いておいて言うのは なんですが。。。

「寒いね」みたいな言葉まで意識するのは、正直 氣にしすぎです(笑)

それに僕がブラックサイドだと思っている言葉も、言い方や使い方によっては人を楽しませたり、幸せにする効力を発揮させたりすることもできます。

ただ、もしも自分のことを振り返ってみたり、自分の周りを見渡した時に、暗く重たい空氣のようなものを感じるのであれば、原因は自分の言葉にあるのではないかと、1度考え直してみると いいかもしれません。

「寒い」とか「暗い」の上級レベル?まで神経質に考える必要はないんですけどね、
でも あまりにもブラックサイドに偏っていれば、それを聞くまわりの人も、自分自身も暗くなってしまうのは自然なことですから★

心のケアに関するお話↓
愚痴や悪口、弱音は自分の価値を下げる|ネガティブ思考の人が意識すべきこと

運氣を上げる言葉*

ブラックワードとは逆の効果を持つのがラッキーワードで、「想像するだけでも氣持ちが明るくなる」という特徴があります。

たとえば「あたたかい」とか*

この言葉を思い浮かべて落ち込む人は、なかなかいないんじゃないかなぁ?

メキシコ・シポリテのヤシの木の写真

他には「友達」「うれしい」「明るい」「太陽」「うつくしい」and more…

言葉の影響力

では、そういった言葉の性質を意識するようになると、どんなことが起こるのか結論的な話に入りましょう!

ポイントは。。。

1:自分自身への影響

2:他人の心への影響

3:他人からの自分の見え方

この3つの視点で、それぞれ何が起こるのかを紹介していきます。

1:最も影響される者

3つのポイントは どれも大事なんですけど、その中でも「自分自身への影響」は特に重要です。

意識していない人が けっこう多いのですが、自分の使う言葉から最も影響を受けるのは、自分自身だからです。

たとえば友達との会話の中で、冗談半分で「私ってマヌケだからさ〜」と言ったとします。

すると、自分がマヌケな存在になるよう、自分の行動等を「脳に」コントロールされる可能性があります。

この言葉の作用は、心理学なんかで「コミットメント」と呼ばれてるものに近いかな。

(厳密に言えば、コミットメントの発動?には もう少し条件があるけども)

大学でサンタ(走るサンタ)の写真

それから先述の通りですが、ブラックサイドの言葉を発したり思い浮かべることで、自分の氣持ちや思考はドンドン暗い方へと引っ張られていきます。

感情や心の動き方としては「まわりの出来事により感情が動く → 考える → 言葉にする」が よくあるパターンではありますが、
「なんとなく言葉にする → 思考する(無意識で、脳が言葉を処理する) → 感情が動く」といったように言葉が先行するパターンもあるんですよね。

暗い話を続けてしまいましたが、もちろん その逆のポジティブな意味でも、言葉は同じ効果を発揮してくれます*

だからこそ、日常的に使う言葉の性質を理解し、意識しておくことが大切だと僕は思うんです。

それにね、

「言葉選びが、暮らしや人生の豊かさまで左右する」ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、
自分に起こる利益や損失なんてのは、意外と言葉でコントロールできちゃうものなんですよ☆★

カナダワーホリのシェアハウスルームメイト(クリスマスの食卓)の写真

・ぷち補足

頭の中に留めておく「思い出」や「物事」も、言葉に近い効果・影響を持っています。

「雲がキレイだなぁ*」

「昨日のご飯おいしかった〜♪」

こういったことを思い浮かべていると、どんな氣分になりますか(^^)?

自分の限界を超えるために、僕がよく使う裏技↓
言霊の話|利用すべき「嘘の影響力」と使い方を紹介します

2:言葉選びは思いやり

ここまでの話で なんとなく理解してくださった人もいると思いますが、
自分が発した言葉は、いい意味でも わるい意味でも、それを聞いた人に影響を与えます。

読者の皆さんの中にも、だれかの たった一言が心に響いて、その後の考え方・生き方が大きく変わった、そんな経験をした人はいらっしゃるのではないでしょうか?

言ってしまえば、僕のブログだって ただの文字列でしかないはずなのに、
「役に立った」「感動した」「つまんない」など、いろんな感想(心の動き・思考の変化)があるはずです。

パソコンデスクワークat Hostel Anchorageの写真

まぁブログの場合は文章という形には なっていますが、文章とは結局単語の集まり・組み合わせなわけですからね*

どんな言葉でも、それを受け取った人は大なり小なり影響を受けるんです。

じゃあ その説明をして、僕が何を伝えたかったのかと言えば。。。

自分の発する言葉は まわりの人を心地よくさせることも、不快な氣持ちにさせることもできるので、
だからこそ他人への優しさ・思いやりとして、言葉を選んであげるといいんじゃないかなぁ

てこと(^^)

人間社会で得する生きかた

どんな言葉でも、それを受け取った人に影響を与えるということは、
つまり「言葉は、その発信者(自分)が、まわりの人から どんな人物に見えるのか、その印象を決める大きな要素になっている」ということでもあります。

まぁ他人に どう思われるのか氣にしないのであれば、言葉を意識する必要もないんですけど、
人のコミュニティの中で暮らしていくのであれば、言葉の影響力について頭の片隅に入れておいて損はないですよ*

言葉を意識するだけで、まわりの人に いいことをしてもらえる確率が上がっちゃいますから(笑)

横浜赤レンガ倉庫オクトーバーフェスト2017(ハシャギまくり)の写真

・ぷち余談

SNS等をご利用であれば、自分の発信内容を客観視することで、まわりの人から自分が どんな人物に見えているのかを確認する1つの要素にできます。

「こういう発信をする人は好きじゃない」そんな発信者に、自分自身がなってしまっていたら改善の余地があるかもです★

外見も とても重要な要素です↓
悪用されるほどの影響力「人の見た目」について|人間関係の悩み解消方法

まとめ

言葉は、聞いたり思い浮かべると「氣分が良くなるもの」「氣分が下がるもの」の2つに分けることができる。

日常で どちらの言葉を多く使っているのかが、他人から見る自分の人物像と、自分の思考や心の状態( ≒ 幸せかどうか)に強く影響している。

そして経験上、発する言葉を選ぶことで自分にも他人にもいいことを引き起こす(物事をコントロールする)ことができるものだと、僕は確信している。

だからこそ

他人と自分自身への優しさ・思いやりとして、使う言葉を意識してあげることが大切*

まぁ「寒い」みたいに、そこまで細かいレベルで氣にする必要もないんですけど、
もしも「自分は運が わるいんだよなぁ」みたいに思う人がいらっしゃいましたら、自分が普段使っている言葉について1度考えてみるのもいいかもしれませんね(^^)

はい、以上〜
僕が氣持ちを上向きに保つためにやっていることの1つ、言葉選びについてでした!

最後までお読みくださり ありがとうございました☆
今日が皆さんにとって よき日となりますように*