海外で、無一文!笑
気づけば旅は5年目、通算でなら5年以上旅をしているのですが
いや~ 状況的には、これまでで最も悪い出来事が起こりました。
海外で、現金もキャッシュカードもクレジットカードも、パスポート(身分証)ですらも失くなるという、まさに・・・
詰み。
(笑)
盗られたものを金額で表すと40万円以上!! ほげ~!!!
・・・ていうかパスポートがないと、日本に帰国すらさせてもらえません。
お金は1円もないのに、帰国もできない。こりゃまいったまいった* うほほ~
てことで今回は、この絶望的ピンチを僕がどう切り抜けたのかや、学んだこと、より多くの人にシェアしたいことについて書いてみたいと思いま~す!
噂通りのスペイン
僕は旅をしていて犯罪に巻き込まれたことは、過去に3回あります。
まぁスリだし全部防いだので、強盗とか そんなのに比べたらなんてことないかもだけど~
ちなみに3回とも全部、スペイン。苦笑
ほんでね、4回目の今回も、まさかのスペインなんですよ~
これだけ長いこと あちらこちらと旅をしているのに、悪いことは全部! スペイン!!笑
しかも5年以上の旅でスペインに滞在していたのなんて、トータルでも数週間だけ!
スペインどんだけ~!!笑
・・・ある意味、縁があるなぁ★
あ、状況をわかりやすく言いますと、衣類以外のものを全て盗られました。
たぶん 相手はプロ★
ではまず、どんなことが起きたのかってとこから具体的に説明していきましょう。
タイトルにも書いてありますが、盗難です。
この日、僕は一緒に旅をしていた友達とスペインのマラガという町から、セビーリャ(セビリア)にバスで移動してきたんです。
セビーリャの長距離バスターミナルに到着して、ターミナルにあったトイレを利用しました。
その際、広いターミナルロビーにて荷物(バックパック2個と、僕のサブバッグも)を足元の床におろし、友達と交代で荷物番をしながらトイレに行ったんです。
僕は先に用をすませてきて、今度は僕が荷物番をしていると、地元のおじさんっぽい人が話しかけてきました(^^)
まあ、僕は旅行に最低限必要なスペイン語くらいしかわからないので
「すいませ~ん、スペイン語は ちょっとしか話せないんです~」と、伝えるとおじさんは去っていきました。
こういう時、旅行先の土地の言葉を話せたらいいな~って思うんですよね~
その土地の人とコミュニケーションできると、旅は18倍おもしろくなりますから☆
そんでね。。。
ふと自分の足元の荷物に目をやってみたらね、ないんですよ、僕のサブバッグが・・・
この瞬間「あ、やられた」と思い、同時に全身が冷やっとして焦りを感じました。
すぐさま周りを見渡してみましたが、それらしいバッグは見当たらず、
でも残りの2個のバックパックがあるので、その場を離れることができません。
僕は1人立ち尽くし、ターミナルを行き交う人々の流れを眺めながら、ただただ友達の帰りを待つことしかできませんでした。
この時は その場に立っていることしかできませんでしたが、心の中ではメッチャクチャ焦っていました、ホントに。
だって、盗られたバッグの中にすべての貴重品を入れていたんですもん。
現金、クレジットカード、パスポート、それからパソコンやカメラなど、ぜ~んぶ!!
いやいや・・・
いやいやいやいや! マジでー!うそーん!どゆことー!?
どうすることもできず・・・
友達がトイレから戻ってきてから、ターミナルの周囲を必死に走り回りました・・・が、無念。
手元に残ったのは、バックパックに詰めていた衣類と、あとズボンのポケットに入れていたiPod(充電器なし)だけでした。
旅慣れしすぎたせいか、油断したなぁ。。。
どうすることもできないので、ひとまず事前に予約していた宿に移動することにしました。
ターミナルから宿までは、細い路地(住宅地)を30分ほど歩いたのですが、
「人の少ない道で強盗とか出たりしないかなぁ。。。」
と、普段は考えないことが思い浮かんでしまったり、なんとなくセビーリャが嫌な雰囲気の町に感じてしまいました。
「人の思考」って、おもしろいですよね、
まったく同じ景色・出来事に出くわしたとしても、その時自分が何を考えているかで 印象が毎回変わります。
今回は盗難により思考がネガティブになっていたので、この時見えていた綺麗でオシャレな町も、とても印象が悪くなってしまいました。あぁ、いと悲し。。。
そんなことを考えながら歩くこと30分、無事に宿にたどり着くことができました。ひと安心~
チェックインした際、宿のスタッフに 盗難にあったことを伝えると
日本大使館に電話してくれたり、大きな警察署に車で連れていってくれたりと、ものっすごい親切にしてくださったので、ブルーだった気持ちが温まったなぁ。。*
で、大使館は近くにはなかったので、ひとまずこの日は警察署で盗難届だけ出しておくことに。
金髪姉さん相談所*
警察署に着くと、僕と友達は個室に案内されました。
個室では、美しい金髪お姉さんポリスが対応してくださり、状況説明をしました。
(友達がスペイン語を話せるので通訳してくれてました* 頼れるなぁ☆)
身分証は失くなってしまったので、まずは口頭で答えられるだけの僕に関する情報を伝えました。
生年月日や出生地、親の名前など~
つづいて盗難にあった日時や場所などの、状況説明をし、最後に盗られたものについて覚えている範囲で伝えました。
お姉さんポリスは、僕が伝えた情報のすべてをパソコンに打ちこみ終わると、
それを印刷してくれたので、間違いがないか確認~
盗られた現金について伝え忘れがあったので、修正してもらい再度印刷しなおし、
その書類3枚組に警察署の証明印?を押して、最後に書類の控え(コピー)を渡されました。
この日の対応はこれでおしまい。
余談:あれ?
お姉さんポリスが「バスターミナルの監視カメラを確認して、もしも犯人が特定できたら捕まえて連絡するわね☆」と、言ってくれたので
お~かっこいい~ 警察ってやっぱり頼りになるな~☆ と、その時は思ったんですけどね、あとあと考えてみたら・・・
結局、僕の連絡先とかスペインでの滞在先を聞いてこなかったので、
あ~ うん、そんな感じなんですね~ と、ちょっぴり寂しい?気持ちになってしまいました。
超余談:盗られたものリスト★
一応、どんなものを盗られてしまったのか、覚えている範囲で書き出してみたいと思います~
☆現金
1万5千円
150ユーロ(約1万9千円)
200米ドル(約1万8千円)
☆クレジットカード2枚
☆キャッシュカード
☆パスポート
☆MacBook Pro(25万円)
☆Nikon 一眼レフカメラ(5万円)
☆Canon コンパクトデジカメ(5万円)
☆データバックアップ用ハードディスク(過去10年分の思い出全部!!)
☆天然石(アクセサリー職人の友達にいただいたオパール2粒含む)
他にもあったと思うけど、今思い出せるのはこれくらいかな。
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てことで、お金が1円もなければ、パスポートも無いから帰国もできなくなった僕。
その運命はいかに!?
つづく。
つづきはコチラ↓
「2:スペインで40万円以上盗まれたのにヘラヘラ笑ってるアホが考えてること」
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
今日が皆さんにとって よき日となりますように*