人生で1度は挑戦してみたかったストリートパフォーマンス!
カナダのビクトリアで挑戦してみました〜
人生初挑戦!
はい、先に結果を言いますと
ダンボールに「立ってるだけです」って書いて、それを持って ただ道端に立ってただけで稼げちゃいました!笑
コストも準備期間も全くかけずに、お金を稼ぐことはできるみたいです☆
てことで 今回は!
準備した物や稼ぎの総額、それからストリートパフォーマンス(バスキング)をする上で工夫してみたことや、まわりの反応などについてまとめてみます〜
本日の舞台ビクトリアは、バンクーバーの横の島にある小さな町でございます*
お花が たくさんで、大好きな町です☆
補足:鉄の掟
商売には
はじめて商売を始める時は、初期費用を限りなく0円に近づけるべし
という基礎の考え・教えがあります。
商売やお金のことを知らない状態で、初期費用(たとえば店舗家賃や設備投資)をかけて起業した多くの人達が、それを回収できずに3年以内に倒産したり、倒産はせずとも苦しい経営を続けていたりするのが現実だからです。
まぁ今回は起業するわけじゃないんですけど「お金や技術を使うことなく、お金を稼ぐ」これを意識してみました。
(ちょっと違う言い方をすると「既に自分が持っているものを有効活用する方法」を考えたり、「アイディアを売る」みたいなイメージ)
立ってるだけ。笑
ではでは、このパフォーマンスをした経緯についてから〜
僕はストリートダンス(ブレイクダンスとかアニメーションダンス(ロボットダンスみたいの))が好きなので、それをやろうかとも思ったんですけど、でも1人で魅せつづける自信はないしな〜。。。
というわけで、本当に「立ってるだけ」のパフォーマンスをしてみました。
ダンスをちょい見せするみたいな小細工もなし!
体と服にペイントして銅像の真似してる人もいるけど、特別な衣装着たりとか、そういう小細工も一切なし!
私服で立ってるだけ! どかーん
さまざまな工夫や動きをしてるパファーマーが たくさんいるからこそ、あえてそこに「何もしない」で、切り込むってのも有りなんじゃないかなと。
ある意味、逆の発想で。笑
でも物乞いと、ストリートパフォーマーとの区別をつけるために、
パフォーマーだとわかることを書いた看板(ダンボールボード)を持って立ちました。
用意したもの
・カッター
・マジック
・手で持つ看板用のダンボール
・チップボックス用のダンボール箱
以上!笑゛
看板をつくってみよう!
通行人の目をとめることを意識して、適当な大きさに看板用ダンボールをカットします。
カットしたダンボールには簡潔に、かつ見やすく
僕が何をしているのか すぐにわかるように、イラストや文字を書いてみました。
こんな感じ↓
STABDING MAN・・・立ってる男!
このパフォーマンスにおいてはこの看板作りが最も大事なポイントだと思います☆
・・・ほかに用意するものが無いからね。笑
アイディアで勝負*
このパフォーマンスの魅せどころは、なんと言っても
動的なパフォーマンスを見せる人ばかりいる中に、全く何もしないパフォーマンスで切り込むところ
だと思います!
アイディア勝負でおじゃる。
それともう1つ、忍耐力も大事な魅せどころですね!
だから「パフォーマンスを始めた時間」も看板に記入しておきました☆
さあ
いざ出陣じゃ〜!
観光地で場所取り
この時期(8月7日)は本当に観光客が多くて、ストリートパフォーマーも たくさんいました。
でも運よくめっちゃ良い位置を取ることができました〜♪
ビクトリアに来たことのある人なら、きっとここがどこかわかるはず・・・
じゃん!
メイン広場のド真ん中(笑)
ここは町の中心で、観光案内所のすぐ横です〜
毎日観光客も地元の方も、多くの人々が行き交います☆
実際に立ってみた
現地で準備することは特にありません(笑)ので、チップボックスを置いて、看板を持って。。。
はい、ただ立ちます。
いや~しかし、最初の1時間は超緊張しましたねぃ(´_ゝ`)
ストリートパフォーマンスは初めてだし、しかも海外ですもん。
視線が超集まって足がプルプル震えた。苦笑
立ってるパフォーマンスだから、震えてるのバレないか心配だった〜
あと緊張してるから、唾液も少なくなって口が乾くけど、水飲んだらトイレ行きたくなるから あんまり飲めないという・・・まさに精神の修行。
でもね、そんな緊張や不安とは裏腹に
なんと
開始10分くらいで いきなりチップをいただくことができました!!
記念すべき第1良い人は、バンクーバーから来たカナダ人親子でした☆
その後も10〜20分おきくらいに、チップを入れてくれる人続出!
マジで
自分でも驚いた(笑)
だって、私服で ただ立ってるだけの人ですよ?
う~む
自分で言うのも何ですが。。。
発想力と行動力、この2つが結びついて生み出す物は大きいと実感できました。
他人からの「見え方」には、こういう裏話もございます↓
「悪用されるほどの影響力「人の見た目」について|人間関係の悩み解消方法」
思ったより、キツイ(苦笑)
パフォーマンス開始から4時間後の、16時頃が1番キツかったです〜
16時を過ぎてから人通りがガクっと減って、当然チップを入れてくれる人もパッタリ。
で、開始1時間の内は、腰を曲げたりして「わざと」疲れてるようなそぶりを見せてたけど、この時間帯はガチで辛くなって、モゾモゾ動きまくった。
下半身がね、辛いんですよ。
そしてトイレにも行きたくなってきて・・・
てなことが重なってきたので
本当は8時間やろうと思ってたんだけど、5時間(12時~17時)で切り上げることにしました〜
心が折れた。笑
驚きの結果!!
さあさあ、みなさんお待ちかね
集計のお時間がやってまいりましたよ☆
じゃん
空っぽだった帽子(ダンボール)がちょっと重くなってる(*´ω`)おほほ
コインと紙幣を1枚1枚数えていきます〜
・
・
・
はい!
5時間、道端に ただ立ってるだけで もらえたチップの総額
なんと!
38.15CA$!!!
+ 0.25US$
+ すぐに始められる仕事と、その連絡先(笑)
1時間あたり7.63$!
↓参考比較↓
バンクーバーでやってた超忙しいバイトは時給10.45$!
いつも飲んでるビール31本分!!
1ヶ月の食費は120$!!!
(ALL自炊で、朝は軽く、昼夜はガッツリ)
か・・・
稼げすぎ~(笑)
このアイディアを聞いて笑っていた僕の友達!
どうだ!稼いだぞ!わはは
※場所取りとかストリートパフォーマンスをする上で工夫したことも書こうと思ったんですけど、長くなったので別の記事でまとめました↓
「海外でストリートパフォーマンスに挑戦する際のコツや心構えまとめ〜」
海外でやるなら↓
「日本人のパフォーマンスを見た豪州人が批判的なコメントをしてた。」
ちなみにチップを恵んでくださった人たちの国籍は
カナダ × 8
中国 × 3
ベトナム × 1
その他 × 8
合計17人でした。
目の前まで来てくれたけど、お財布を忘れちゃった人もいて、その人が加われば40$いったかもな~、なんてね。
年齢層は青年からご年配の人まで、偏りは なかったと思います〜
感想とか
このパフォーマンスをやってみて氣づいたこととか〜
コストについて
冒頭にも書きましたが、商売の基礎に「お金を稼ぐときは、コストを限りなくゼロに近づけるべし」ってのがあるんですけど、今回は ほぼ0円で挑戦してみました☆
これが仮に道具を買って〜練習して〜と、お金も時間もかけてしまっては、逆にそれを取り返すのが大変になってしまいますよね。
このパフォーマンスを通して「コストも準備期間も全くかけずに、お金を稼ぐことはできる」ということが学べました*
開業資金についても解説してみましたので、興味がありましたら〜↓
「ビジネス初心者が起業するとハマる泥沼の回避方法|自営業の準備」
チップをもらうこと以外にも☆
このパフォーマンスをして嬉しかったことは、チップをくれるだけじゃなくて、声をかけてくれる人が結構いたこと。
話をしてみると やっぱりチップを入れてくれる人は、このパフォーマンスが実は結構キツイ(笑)ことに氣付いてくれていたみたいでした。
バンクーバーのママさんなんかは 僕を心配して仕事を紹介してくれて、連絡先まで教えてくれました(笑)
・・・もうちょっと時期が早ければ 本当に働いたんだけど。
ほかにも写真を撮ってくれたり、インスタグラムのアカウントを交換してくれた地元のおじちゃんがいたりと
人の優しさや愛?まで感じられる、とてもいい体験になりました*
意外とウケがいい☆
「うわ、馬鹿なことやってるやつがいるよ」みたいに チャチャを入れてくる人がいると思っていたのですが、そういうのは一切なく、冗談まじりで絡んでくれた地元のお兄ちゃんが1人いたくらいでした☆
基本的には良い意味で、皆さんにウケていた様子。
(チップをくれるくれない関係なく)
観光客の多い町ですしね、開放的な氣持ちになってるのかな〜
ちなみに通行人の中には、うつむいて前を過ぎ去るフリをして、チップボックスの中身を見てる人がメッチャ多かった(笑)
苦労したこと
それは
人間観察くらいしかやることなくて、超暇なこと。笑
だから肉体的にも、精神的にも疲れる。苦笑
このパフォーマンス、楽そうに見えて 実はちょっとシンドイです。
お金を稼げたことが、その何よりの証拠かなぁ?
もう1度言いますが、忍耐力も売りですからね!笑
まとめ
ストリートパフォーマンスをやるのにも、いろいろな目的があるけれど、
とにかく「お金を稼ぐことだけ」に焦点をあてるのなら、特別なスキルを持っていなくてもアイディア次第で、なんとかなるみたいです。
パフォーマンスに限った話ではありませんが。。。
人がどんなことに興味を持ったり、心を動かされるのか(チップをあげたくなったり、話しかけたくなったりなど)、この心理的な部分をよく考えてみることが大切☆
このことは商売の基礎である「コストも準備期間もかけずに、お金を稼ぐことはできる」ということの良い教訓になりました♪
それと、優しい人たちに たくさん出会えたことも嬉しかったです♪
人との繋がりができるのも、ストリートパーフォーマンスの良さなのかな〜 と僕は思いました(^^)
そういえばパフォーマンス終了後に、お客さんとパフォーマーが交流しているのをよく見かけますね*
はい、以上〜
旅の間に1度はやってみたかったストリートパフォーマンス、立ってるだけでも意外と稼げちゃったし、優しい人たちとの交流もできたし、勇氣をだして挑戦してみてよかったよ日記でした!
お金のリアルな話↓
「お金とは何か|価値が決まる仕組みを知れば稼ぐのは簡単」
ビクトリアってこんな町↓
「ワーホリカナダ観光|お花の町ビクトリアの魅力♪大好きですわ〜」
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
今日が皆さんにとって よき日となりますように*
おまけ
実は、”STANDING MAN”で、”立ってる人”という意味になるのか わからない。
そして「疲れたらSITTING MANに変身する氣ね?」って冗談で言ってくる人が数人いたけど
それは
・
・
・
本氣で考えた。
面白い挑戦ですね。
>BANさん
ダンボールとマジックペンさえあれば、どなたでも出来るのでよかったら試してみてください!笑