SNSのイイネや他人の評価なんかよりもっと大切なこと|承認欲求の話

自然体で生きる

SNSのイイネ!の数が氣になったり、ちょっと見栄を張って高級な服や車で身の回りを固めたくなったり。。。

こういったことは承認欲求と呼ばれる「まわりの人から、自分の存在を認めてもらいたい( ≒ 肯定してもらいたい)氣持ち」が要因になっていることがあるそうなのですが、、、
とあるインターネットサイトで承認欲求を抑えた方がいい、あるいは満たした方がいいという話題を見かけました。

(僕もそう思っていた時期はありました)

けれど承認欲求を抑える必要なんてなければ満たす必要もなくて、そのままの自分でいてあげれば、それでいいと僕は思うんですよね。

てことで、今回は!

まわりの人の目が氣になる氣持ちとの上手な付き合い方について〜

承認欲求って何?

まずは承認欲求とは どんなものなのか、簡単に説明しておきますね*

承認欲求は「自分の存在を認めてもらいたい欲求」のことで、2種類に分けることができます。

1:他者からの承認欲求
→まわりの人に認めてもらいたいという欲求*

たとえば、良い成果を出して まわりの人に褒めてもらいたくなったり、何かを自慢したくなったりする氣持ちがそうなんですけども、
現代では「SNSでイイネ!をしてもらいたい氣持ち」と言えば、わかりやすい人が多いのかな。

2:自己による承認欲求
→自分自身に認めてもらいたいという欲求*

自己承認については理解しにくいかもですが。。。
「私は今のままの、あるがままの私でいればいい。この存在自体に価値があるんだから*」といった考えを持つことを、自分で自分に求めているって感じかなぁ?

大学でサンタ(走るサンタ)の写真

・ぷち補足

承認欲求は2種類あるとは言いましたが、他者承認も もとをたどれば自己承認が根源になっていると僕は思います。

僕ら人間は、本当は他の誰よりも自分自身に自分を認めてもらいたいはずなんですけど、なかなかそれができないがために他者からの評価に依存してしまうパターンがあるんですよね。

自分という人間であることに、自分自身で満足していれば、他人からの評価は氣にならないはずです*

欲求との付き合い方・SNSについて

さて じゃあ、どうすれば自分自身が抱く承認欲求と上手に付き合うことができるのか。。。

まず前提として覚えておいてもらいたいのが、承認欲求を乗り越えたりとか抑え込んだりしたから、人間的に優れているとか偉いなんてことは全くない、ということ。

だって欲求なんて、その人の心の中にだけ存在するものですから、そんなの他人は感じることはできないし、ハッキリ言って超どうでもいいことなんですよね〜

(もっと言えば、ほとんどの他人にとって自分(あなた)の存在自体がどうでもいい)

ということはね、承認欲求をコントロールすることに何の意味もないのであればね、
あとはただ自分の思うがままに行動して、心穏やかに生活していれば それでいいわけです*

カサカサチャスキー食堂(お客さんたちと)の写真

・ぷちぷち補足

インスタグラムやX(旧ツイッター)等のSNSに関しては、その扱いに注意した方がいいと思います。

イイネ!してもらいたいから何か行動を起こしたり、いい写真を撮ることに夢中になってしまったり。。。

他人に迷惑をかけるようなことをしなければ、別にかまわないんですけど、
でも いくらSNSでイイネ!されても、おそらくその欲求が消えることはありませんし「現場の状況(今この瞬間)を純粋に楽しむ、味わう」という行動の本質・・・というか生きることの本質から心が離れすぎないようにした方がいい、と僕は思うからです☆★

氣楽な生きかた

せっかくなので僕なりの「心地よく暮らすコツ」と「承認欲求を満たすコツ」についても、簡単に紹介いたします〜*

心地よく暮らすコツ

くり返しになりますが、楽しいとか落ち着くとか氣持ちいいとか「自分が心地よさを感じられそうなこと」を、ひたすら消化していくことを生活の軸にするだけです。

その行動を起こす何よりの動機が「自分が幸せを感じるため」であれば、他人に自慢したい氣持ちがあってもいいですし、SNSでイイネしてもらいたい氣持ちがあってもいいです。

ポイントは、行動を起こす動機が「他人から注目されるため」ではなく、「自分を幸せにすること」が最優先になっていることです。

(見栄を優先して行動しても、心が満たされることはありません)

大学時代の友達のスパイダーマンの写真

本当は自分は何をしたいのか?

正面から自分のことを見つめて、心の内側に帰り、自分の本当の声を聴いてあげてください(^^)

自分の本当の声に従って生きるようになれば、おそらく承認欲求も自然に消えていくはずです。

承認欲求を満たすコツ

ありのままの自分でいて、自分の思うがままに生きることを最優先にしているならば、他者承認を求めようがSNS発信をしようが何の問題もありません。

それでもなお、承認欲求を解消したい!ということであれば続きを読んでみてくださいませ〜

さて、承認欲求を満たすコツと言いましても「ただ、ありのままの自分を受け入れるだけ」なのですが・・・
そんなことを言われても、それがそう簡単にできないから もどかしい思いをしてしまうんですよね★

てことで、ポイントを4つ紹介いたします☆

1:自分を認める

2:他人を認める( ≒ 自分を許す)

3:まわりの人が笑顔になることをする
→めっちゃ褒めてもらえます

4:承認欲求について正しく理解している、かつ、すでに欲求を満たしている人と一緒にいる

こんな感じ*

自分を認める*

「自分を認める」とは、「自分であることに満足する」と言い換えることもできます。

じゃあ、そうなるには どうすればよいのか。。。

とにかく自分を褒めまくる!
自分のいいところを見つけまくる!

てのが有効ではあるのですが、「私なんて大した人間じゃないのよ・・・」そんな風に思う人もいらっしゃるでしょうし、僕自身もそうでしたので氣持ちは よくわかります〜
(むしろそれが普通だと思います)

そこで僕がやってみたのは「褒める基準を鬼下げること」でした*

たとえば。。。

今日は目覚まし時計のアラーム1回目で、ちゃんと起きることができた〜 えらいじゃん♪

ダンスは全然うまくなってないし、集中力が続かないから練習も1回30分くらいしかしてないけど、今日もちゃんと取りくめた〜 えらいえらい♪

とか、こんなレベルです(笑)

でも 本当にそのレベルでいいんです、自己承認なんてね。

簡単すぎでしょ〜?の写真

はじめの頃は褒めるネタもすぐに尽きてしまうし、あまり思い浮かばないかもしれませんが
「たとえ同じネタでも」褒めつづけている内に、ほかの褒めポイントも徐々に見つけやすくなっていくはずです☆

僕の場合はクセとか習慣、あるいは反射みたいな感じになりました。

いい景色を見たらキレイ☆って思ったり、料理を見たら美味しそう☆ってのは 自然に出てくると思いますが、
それと似たような感じで自分の行いなどに対しても「反射的に褒めちゃうクセ」がついたんです〜

・・・自分溺愛ですね(笑)

自分を愛せるようになると起こること↓
好きな人も嫌いな人も、結局自分の本心を映すだけの鏡だよ|自己投影の話

他人を認める*

これはですね、先ほどの「基準を下げて褒めまくる」のを、そっくりそのまま自分のまわりの人に対しても してあげる(言葉にして伝える)って感じかな*

それって自分の欲求じゃなくて、他人の欲求を満たすだけじゃないの?
と、思うかもしれませんが、それがちゃんと自分に返ってくるんです〜☆

ホントざますよ

いろいろと省いて、超簡単に説明すると。。。

「あなたの笑顔って、いつもステキよね*」って伝えてあげると、相手も自分に対して「あなたもステキよ♪」って返してくれる〜

みたいなイメージです。

・・・もっと深い意味や効果があるんですけど、今回は省略いたします。

そして、もちろん心をこめて「本音を」伝えることが大切ですよ*

トルコの子供達の写真

・ぷち余談

「自分は今のままでも充分に価値のある存在なんだ」と自分を許すことができていなければ、他人を褒める(他人のSNSにイイネ!する)ことに抵抗を感じることがあります。

他人を認める行為が、自分の弱さを認めること(劣等感)に繋がってしまうんですよね★

それは僕ら日本人が、子どもの頃から「順位」を意識するように教育されてきたことが原因の1つだけれど、でも本当は人間に優劣なんてありません。

素晴らしい存在になれるのは自分か他人か、どちらか1人だけじゃありません。

全員が素晴らしい存在なのだから、相手のことも、自分のことも褒めてあげてくださいね*

まわりの人を笑顔に*

まわりの人を笑顔にできそうなことをしたり、誰かに褒めてもらえそうなことをすれば、
みんなから感謝してもらえたり、えらいね〜*と、言ってもらえるのは まぁ自然なことなのですが。。。

これは他者からの承認を得られるだけじゃなく、なにより自分も含めたみんなの氣分が良くなるので超オススメです☆

ていうかね、自分の心が満たされる上に、まわりの人は幸せになるんだからね、もうこれだけやっておけば人生まるまるうまくいっちゃいます。

・・・まわりからの待遇が超ぉ〜よくなりますので(笑)

神戸Hostel Anchorage(海外からのお客さんたちと撮った写真)

ほんで、ここでも僕が意識していたのが「基準を下げること」です☆

長時間のボランティアをしたりとか、何かの賞を取るといったような大きなことを成し遂げた場合でも、もちろん他人から褒めてもらうことができますし、認められた実感も感じやすいと思います。

が、しかし、それをするには

まず規模がデカいだけに、自分のエネルギーの消費量もデカくなります(精神的に疲れやすくなります)。

それから氣合いが入っている分、自分の中での期待(たとえば「達成したときの爽快感」とか「まわりからの評価」などの期待値)も、大きくなりやすいので、
万が一結果がその期待を下回ってしまったときに、かえってガッカリしたり落ちこむ要素になってしまう可能性もあります。。。

(ちなみに偉業を成し遂げることと、幸せを感じることは因果関係にありません)

そこで!

僕は「小さな褒め稼ぎ」をしてみることにしてみました*

たとえば。。。

だれかに席をゆずってあげたりとか、超ぉ〜ささいなお手伝いをしてあげたり〜

人が出入りする空間を、アホほど掃除しまくるとかも〜

こんなちょっとしたことでもやってみると、意外とその行いを見てくれている人がいて、ちゃんとお褒めの言葉をいただけるものなんですよね(^^)ありがたや♪

メキシコ・シポリテで出会ったカナダ人夫婦の写真

また、やってみないと わかりにくいことかもしれませんが、
善い行いというのは直接その場で褒められたりしなくても、めぐりめぐって自分が評価されることに「必ず」繋がっていくものなんです。

こんな感じで僕は、大きな成果を得るための大きなアクションはせずに、
1つ1つは小さな行いでも「氣楽に取り組めること」で、他者からのお褒めの言葉(承認)をたくさんいただいていきました。

なにか行動を起こす際には、これを意識するのがオススメです*↓
「四方良し」を考えれば簡単に幸せになれる。うしろめたい事はやめましょ〜

そばにいる人*

これは少し特殊な要素になるかもしれませんが。。。

「他人を褒めることが上手な人」と一緒にすごしていると( ≒ その人に自分のいいところを教えてもらえると)、
自分では氣付けない自分の良さや魅力を発見することができるかもしれませんし、それが自分を好きになっていくキッカケになっていくかもしれません(^^)

そういう人に出会うコツ?は「他人のいいところや好きなところを見つけたら、それを素直に伝えてあげること」です*

自分の行いに対して、まわりの人は反応を返してくれるわけなので、だれかに何かをしてもらいたいのであれば まずは自分から、てことかな☆

僕です!

ちなみに僕は「承認欲求について正しく理解していて、かつ、欲求をコントロールできている人」と 一緒にすごすことで、欲求が満たされるまでの時間をメチャクチャ短縮することができました。

理由は。。。
その人も「承認欲求が満たされることが、人に どれほど大きな良い影響を与えられるのか」を知っているため、それを他の人にもシェアしようとしてくれるからです。

だから、僕を褒める言葉(=僕が僕自身の存在価値に氣付けるよう促す言葉)をかけ続けてくれていました*

余談1:時間はどれくらい必要?

人が どれほどの承認欲求を抱くのか(承認欲求の満たされ方)は、本人が持って生まれた氣質はもちろん、今まで暮らしてきた環境にもよります。

だから、それが いつ解消されていくのかも人それぞれ異なります★

徳島県鳴門阿波おどり(ひょっとこ)の写真

僕の場合は、承認欲求の存在?を知ってから自分で自分を褒めるようにしたり、他人に褒めてもらえそうな取りくみを積極的に行ったりするようになって約2年6ヶ月たったときに、ようやく承認欲求が解消されていくような感覚を感じることができました*

ほかの人が僕とまったく同じ取りくみをしたとしても、たったの1ヶ月で欲求が収まる人もいれば、僕より長くかかる人もいると思います。

また僕の場合は、欲求が満たされる感覚を1度味わうことができてからは「自分や他人が幸せを感じられること」が自分の行動基盤とか人生の軸になっていき、再び「他人からの視線や評価」の意識が強まることは今のところありません。

余談2:自分では氣づけない

厄介なことに「自分の心が完全に満たされるまでは、自分の変化に氣づくことは難しい」と言われています。

承認欲求自体はジワジワと満たされていくものだけど、それと連動して自分の中にある感情とか感覚のようなものも一緒に変化していくわけではない(変化を感じることができない)からです。

今60%くらいだな〜とか、90%くらい溜まってるから あと一息だ! みたいにはならないんですよね。

100%満たされた時( ≒ 自分が自分であることに満足し、自分を受け入れられた時)、そこで はじめて いい変化に氣づくことができるんだとか*

僕の場合も欲求を100%満たした際に、自分の中に走る衝撃はメチャクチャ大きかったのですが、何の予兆もなく突然100%の爆発?が訪れたので本当に驚きました☆★

(僕のように衝撃を感じるのは稀な例で、何も感じない人がほとんどだと思います)

まぁ今回紹介したことで取り組んで損なことは1つもありませんし、氣長に〜氣軽に〜お試しくださいませ〜

無理をせず、自分が氣持ちよくすごせる範囲でね*

まとめ

人は、自分の存在を誰かに認めてもらいたいという欲求を抱くことがある。

そのために いい車やいい家を手に入れたくなったり、何か偉業を成し遂げたくなったりする。

そういった承認欲求を抱くこと自体は人として自然なことなので、抑え込んだり乗り越えようとしたりする必要はない。

ただし

行動の動機は「他人から注目されるため」ではなく、「自分や周りの人を幸せにすること」を最優先にするよう心がけておく。

今この瞬間を楽しみ、味わいながら心穏やかに生きていきましょう(^^)

それでもなお、承認欲求を解消したい!という場合は、以下の4つを試してみてください。

1:自分を認める

2:他人を認める( ≒ 自分を許す)

3:まわりの人が笑顔になることをする
→めっちゃ褒められる

4:承認欲求について正しく理解している、かつ、すでに欲求を満たしている人と一緒にいる

はい、以上〜
他人に認めてもらうのもいいけど、自分自身の幸せを最優先にして行動するのも大切だよな〜って思いましたよ日記、でした!

最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
今日が皆さんにとって よき日となりますように*