畑がない農業|自然派ノマドフリーランスの自由な働き方

旅するフリーランス農家ってのも、いいですね(^^)

☆NEW ノマド☆

場所に縛られることなく仕事をこなす人を「ノマドワーカー」と呼ぶそうです。

たとえば パソコン1台あれば仕事ができて、会社に出勤する必要がなく
お気に入りのカフェで仕事したり、あるいは私的な旅を楽しみつつ、その旅先で仕事したりなど〜

で、

そういった空間的縛りのない自由な働き方ができるのは、IT系とかインドアな?仕事しかない
なんとなく そう思っていたんですけど、そういうわけじゃないな〜 ってことに、最近(今更?)気づきました。

てことで、今回は!

太陽、風、大地、水。。。
自然の恵みを肌で感じる「自然派ノマドワーク」についてのお話〜

和歌山県みなべ町の景色(梅畑と冬の田んぼ)の写真

トピックは

1:どんな仕事があるのか?

2:仕事をノマド化する方法

3:自然派ノマドの5大メリット

(メリット内容:労力と報酬の関係・リスク分散・固定費ゼロの魔法・経費の魔法・空間的自由)

でございます〜

ノマドワーカーになるために必要なのは、パソコンやスマホではなくて

「誰かが喜んでくれること(商品でも技術でも知恵でも、なんでもいい)を、提供すること」

なので、それはIT関係に限った話ではないんですよね☆

アルバイトと自営業の中間かな

どんなワークスタイル?なのか、結論から言うと。。。

アルバイトよりもキツくなくて高報酬にしやすく、
スキルを持っているという点で、代わりの人材を見つけにくいため仕事の確保もしやすい。

自分の畑を持ったりお店を経営する自営業よりも、
利益の変動幅が小さく、ローリスクで安定した収入を得やすい。

(自分の畑等をもった場合は 収入がドカンと上がることがあれば、ドカンと下がることもある)

自分の畑も店舗も持たないので、土地の縛りも時間の縛りもなくなる。

御嶽山・五ノ池小屋周辺からの景色(遠方の山並み・下界)の写真

こんな感じで、自由度が高い上に、かなりバランスが取れているので
メェ〜ッチャクチャ!将来性を感じる働き方だと、僕は思います(^^)

フリーランス農家!

では、どんな自然派ノマドワーカー(フリーランサー)が ありそうなのかと言えば。。。

農業に関する技術や知識(スキル)を持った人

です。

これがあれば、そのスキルを必要とする農家さん(お客さん)のいるところであれば、
全国、全世界の好きなところへ働きにいくことができます☆

自然に触れながら働けることが農業の魅力の1つですが
それを さらに、1つの土地(畑)や 限られた品種の縛りから開放した、自由な働き方ができるようになります*

アルバイトのワンランク上

農業というのは、土づくり〜収穫までの一連の流れがあって
作物にもよりますが、半年〜1年で1サイクルするものが多いですよね*

そのサイクルを見ていて気づいたのが
「本当は人手が欲しいけど、スキルが必要だから 単発アルバイトを募集できない作業もある」ということ。

山梨でブドウ季節労働アルバイト(シャインマスカット畑(袋なし))の写真

逆に、収穫や作物の運搬といったような、比較的簡単な作業であれば
シーズン限定で単発アルバイトを募集して、人手を確保しているパターンは よく見かけるのですが

でも たとえば剪定や摘果などは、ある程度の知識や練習が必要になってくるので
いくら時間に追われても、そこは経験のある自分(農家さん自身)、あるいは身内だけでまわすしかない。。。

閑散期があるために、通年で人を雇用できない(人を育てる時間がない)農家には、そんな状況があったりするわけです。

そこに農業系ノマドワーカーの可能性を感じるんです。

・ぷち補足

ゆくゆくは自分の畑を持ちたいと考えている人は、スキルの習得に関して注意が必要です。

詳しくはコチラ↓
1125万円新規就農補助金の話|農業アルバイトをオススメしない理由

実例:紀州南高梅の本場・和歌山

実際、「スキルが必要だから アルバイトには任せられない作業」を研修で身につけてもらい、
そのスキルだけに特化した農業系フリーランサーを育てるプロジェクトも見かけました。

特定のスキルとは「梅の樹を剪定する作業」で、プロジェクトの仕組みを簡単に説明すると。。。

特定のスキル(剪定)だけを身につける研修を開催し、研修後の検定に合格すると
その地域の農家さんから、剪定の仕事を個人で(フリーランサーとして)受託できるようになる

というもの。

主題とズレるので剪定の話はここまでにしておきますが、別の記事でまとめも書いてみましたので
興味のある方は、よかったら(^^)↓
フリーランスで農業できます|生産量日本一の梅の里で新しい取り組み

ちなみに このプロジェクトを発見したことが、旅するフリーランス農家を思いついたキッカケでした☆

ノマド化する方法

自分自身が畑を持ってしまうと、空間的縛りが発生してノマドになることはできないので

年間を通した全体の栽培スキルではなく、剪定のように「特定のスキルだけ」を身につけていくことで、農業をノマドフリーランス化することができます。

豊富な出張先*

剪定の他にも、摘花や摘果、土作りなど「ある程度のスキルが必要な作業」は
いろんな作物にあって、その時期も地域もバラバラです。

だから、そういった特定のスキルを「シーズンを分けて」拾い集めていけば、通年で仕事を得ることもできます。

しかも自分の好きな土地で、さらに好きな作物の好きな作業だけを選ぶ自由まであります☆

稲刈りの様子の写真

そうなってくれば「畑を持たない農業 = 旅するフリーランス農家」も実現できるはずです(^^)

仕事を安定的に得られる(仕事の確保に困らない)と、僕が思う理由は。。。

1つの農家が人手不足に悩んでいるということは、
その周りの農家、あるいは地域が違っても同じ作物を栽培していれば、似たような状況が起こっている可能性があるからです。

だから スキルさえ身につけてしまえば、仕事を取りにいくことは そんなに難しいことではなさそうだな〜 と。
和歌山の梅農家の実例がありますし*

・ぷち余談

国をまたいでしまえば、シーズンの縛りすら解くことができるかも!

「畑を持たない」= 最強

では、「農業のフリーランス化」に期待できる、5つの巨大メリットについて紹介いたします〜

1:労力と報酬の関係

2:リスク分散

3:固定費ゼロの魔法

4:経費の魔法

5:空間的自由

マジで、すさまじいです。

メリット1:労力と報酬の関係

アルバイトよりも報酬が高くなったり、肉体的なキツさを軽減できる場合があります。

当たり前ですが 報酬というのは、簡単な作業であるほど安くなる傾向があるんですよね。

理由は 誰でもできるが故に、報酬が安くても応募してくる人が多いからです。

逆に 技術が必要な作業というのは、代わりにできる人が少ないので
肉体的なキツさなんて、ほぼゼロでも高報酬だったりします。

(重い荷物の運搬作業とパソコン作業で比べれば、肉体的疲労度の差は歴然(笑))

パソコンデスクワークat Hostel Anchorageの写真

超わかりやすく言えば

簡単な作業は、キツくて低報酬
難しい作業は、キツくないけど高報酬

ってこと〜

メリット2:リスク分散

収入源が複数になることで、収入が激減するリスクを回避することができます。

たとえば玉ねぎ農家になったとしたら、玉ねぎの出来(天候や病害虫などの自然の影響)や、市場の動向に左右されますし
場合によっては、生産すればするほど赤字になることすらあります。

ですが、フリーランス農家は「自分の技術」を売るわけなので、作物(玉ねぎ)の出来具合と報酬額は関係ありませんし(玉ねぎの出荷額が決まる前に 仕事が終わるから)、
なんなら玉ねぎの仕事がなくなったら、ちがう作物の仕事を取りにいくという手もあります。

和歌山県みなべ町の紀州南高梅干し(農家のビニールハウス1)の写真

そういったことから

1、市場や競争のリスク

2、自然(天候や病害虫被害など)のリスク

3、作物自体が抱えるリスク

などなど、農業が抱える様々なリスクをまるごと回避することができちゃいます。
・・・これ、最強じゃない?笑

さらに「農家の数 = お客さんの数」となるわけなので、営業先も超豊富です☆

もう1つ付け加えちゃうと。。。

ある作物に関するスキルを身につけると
基礎を応用すれば、同系統の作物も手入れできるようになる可能性が高い。

僕は梅の剪定を覚えたので、同じバラ科の桃の育ち方も なんとなくわかります。

メリット3:固定費ゼロの魔法

これもリスク回避のつづきで。。。

たとえば年間300万円の経費で まわせる農業(自営業)をしているとして、
市場が好調なときは年間600万円の売上が出て、経費を差し引いて利益は300万円出せるとします。

しかし流行や自然現象など、外部からの「自分では どうすることもできないこと」の影響を受けて
売上が半分の300万になった場合でも、経費は いつも通り300万かかるので利益はゼロになります。

生活費が年間200万かかるとしたら、その年は200万も貯金を切りくずして生活しなければなりません。

豚の貯金箱の写真

もしも売上が200万しか出なくて、事業が100万の赤字なら
生活費200万と合わせて、合計300万のマイナスです★

ちなみに 店舗家賃などの固定費が かかるので、休業した場合でも赤字になります。

これが「経費(固定費)のリスク」でございます。

お店の並んだ道の写真

じゃあフリーランス農家は どうなのかと言いますと。。。

土地や店舗を持っておらず、必要になるのは交通費や資材費など
「仕事の依頼があった場合に発生する費用のみ」です。
(もちろん どんな事業なのかにもよるけども)

なので、毎年3月〜6月に入っていた請負の仕事がなくなってしまったり、
自ら休業した場合でも「ただ収入がなくなるだけ」で、事業が赤字になることはありません。

その期間は別の仕事を取りにいってもいいし、単発アルバイトを入れてもいいし、
なんなら余裕があれば3ヶ月旅行してきたっていいんです。

その間にかかるのは生活費だけなので
赤字に追われて、なんとか利益を出そうとシャカリキに働く必要はありません。

これぞ固定費ゼロの魔法*

メリット4:旅を仕事にできる

詳しいことは別の記事にまとめてあるので、簡単に言うと

経費を使うことで、タダ(無料)同然で旅ができるようになります☆

こちらは経費の魔法といったところでしょうか。

興味がありましたら、よかったら〜↓
貯金を減らさずに旅を続ける方法が完成したので紹介します〜

メリット5:空間的自由

これは今回の主題としている、1つの土地や事柄に縛られない自由さ。

まさにノマディックライフ*

こういった働き方ができる人がいると、農家側としても とても助かります↓
畑に出ないで営農|農作業を外注化するメリットと課題

補足1:デメリット

フリーランスにはメリットしかない!
・・・というわけではないので、一応デメリットについても他の記事で紹介してみました☆★

興味がありましたら〜↓
フリーランスのデメリット|後悔する前に自由の代償について考えるべき

補足2:スキルの探し方

「どうやって仕事(スキル)を見つけるのか」ってところが、1番気になるところですよね。

方法はいろいろあって、1番確実なのは「ある作物の有名産地に直接出向くこと」です。

たとえばミカンなら静岡、和歌山、愛媛が有名で
その地域ごとに、ほぼ同じような条件(自然環境など)でミカンを栽培している農家が集まっています。
(静岡は静岡ならではの、愛媛は愛媛ならではの条件や栽培方法がある)

条件が同じとあれば、そこで抱えている課題や問題点なども ある程度似てきます。
( ≒ 仕事の獲得先が多い)

だから 有名産地に行くことさえできたなら、あとは農家の方々に直接聞き込み調査をしていくだけです。

季節労働愛媛県でみかんアルバイト(最高の景色の中でお昼休憩)の写真

そこまで行って何も仕事が見つからなければ、骨折り損になってしまうので
電話などで、事前に やり取りしておくのもあり。

まぁたぶん出向けば出向いたで、有力情報や人脈など 何かしらの収穫があるとは思うけども〜

時間に余裕があるのであれば、収穫などの単発アルバイトを実際に体験しながら
現地の人たちとの繋がりをつくって、話を広げていくこともできます。

(このやりかたの方が、より深い話や、本音を聞き出すことができますし
人脈が広がるので、そのまま仕事に発展していく可能性が とても高いと思います)

季節労働愛媛県でみかんアルバイト(マンダリン寮・バーベキュー交流会)の写真

季節労働については、僕自身の体験談をいくつか記事にしたものがあるので
興味がありましたら、参考までに(^^)↓
カテゴリー:旅先でできるお仕事

また「1日だけの」農業バイトの求人が集められているデイワークというサイトも、かなり有効活用できると思います。

公式HPはコチラ↓
1day work

・ぷち余談

「スキルを持った人の需要」は、農業に限らず1次産業全体にあるんじゃないかな〜

まとめ

樹の剪定など 農業には「本当は人手が欲しいけど、スキルが必要だから 単発アルバイトを募集できない作業」があって
毎年一定期間、その作業に追われて苦労している農家がいる。
(農業の性質上、そうなってしまう作物がある)

年間を通した全体の栽培スキルではなく、そういった「特定のスキルだけ」を身につけていくことで、
農業をノマドフリーランス化できる可能性がある。

一言で農業と言っても 作物や土地等によって、多種多様なスキル(作業)があり
それを「シーズンを分けて」拾い集めていけば、通年で仕事を得ることができる。

しかも自分の畑を持たずに、フリーランスとして働くのであれば
自分の好きな土地で、さらに好きな作物の好きな作業だけを選ぶ自由まである。

また、1つの農家が人手不足に悩んでいるということは、
その周りの農家、あるいは地域が違っても同じ作物を栽培していれば、似たような状況が起こっていることが多い。

そういったスキルを選べば仕事も安定的に確保できる。
(和歌山に実例あり)

農作業をフリーランスで受けるメリットは

1:労力と報酬の関係

2:リスク分散

3:固定費ゼロの魔法

4:経費の魔法

5:空間的自由

といったようなことが挙げられる。

全体のバランスで考えれば。。。

アルバイトよりもキツくなくて高報酬な仕事にしやすく、
スキルを持っているという点で、代わりの人材を見つけにくいため仕事の確保もしやすい。

自分の畑を持ったりお店を経営する自営業よりも、利益の変動幅(リスク)が小さく、ローリスクで安定した収入を得られる。

(自分の畑をもった場合は 収入がドカンと上がることもあれば、ドカンと下がることもある)

こんな感じで、自由度が高い上に、かなりバランスが取れているので 将来性を感じる働き方だと、僕は思う。

こんなところかな。。*

はい、以上〜
空間的縛りのない自由な働き方ができるのは、IT系とかインドアな仕事しかないと思ってたけど、別にそうじゃないんだなって思いましたよ日記、でした!

最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
この記事が すこしでもお役に立ちましたら 嬉しいです☆