この本から得た最も大切なことは、不確定な利益を狙う方法ではなく
損失を「確実に」防ぐ方法
です!
The 教科書!
半年ほど前から株式投資をかじりはじめて、少しずつ株(インデックスファンド)の購入を進めているのですが、
「真剣に勉強する気のない人が 株をやってはいけない理由」が わかりました、今更。苦笑
その本を読んだらね、個別銘柄(企業単体)の株を買うことが「なぜ難しいのか」が投資初心者の僕にも、よぉ〜くわかったんです。
てことで、今回は!
株式投資の理解が深まるオススメの本を紹介いたしま〜す
株の選び方やオススメ銘柄を紹介する本は たくさんありますが、
「仕組み全体を理解するための」はじめの1冊は、これで決まりです!!
父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養/著者:山崎 将志
株価上昇の利益を得るために個別銘柄を買っていいのは
株式投資について真面目に、継続的に学んでいく気があって、かつ、失敗する余裕がある場合のみ!
本で知る「悲しい現実」
まず僕が この本を読んで、確信したのは
成長する企業の株(個別銘柄)を見つけることは、僕には無理だ
ということ。
で、本を読んで何がわかるようになったのか 一言で表すなら
株価が上がる仕組みと、成長する企業の見分け方
です。
矛盾してるようですが、していません。笑
本の内容としては、「株価情報の見方」とか「そもそも どうやって株価が決まるのか(株価が上がる理由)」などの基本的なことの解説があって
それからAmazonなど、いくつかの有名企業の過去データを用いて「大成長を遂げた企業の特徴(それらの企業がどんなアクションをしたら株価が上がったのか)」の解説があるので、
今後成長する可能性のありそうな企業の見分け方まで わかってきます。
だったらさ・・・
株価が上がる仕組みも、成長する企業の見分け方も わかったんならさ、
それをもとに株を買っていけば お金持ちになれるし、株を買えばいいじゃん!
そうツッコミたくなるかもしれませんが、その逆なんです。
「そこまで わかったからこそ」
成長する企業の株を見つけることが、僕には無理だと思い知ったんです。
それこそが投資初心者に、この本をオススメする何よりの理由です〜
補足1:自分のレベルが上がると、わかる
本の感想をもうすこし説明すると。。。
成長が期待できる企業を見つけるには「どんな視点で」企業や世の中を観察・分析していけばいいのか、
そういった世界の見方(知恵?)が身についてきたんですよね。
その過程は つまり、将来 値の上がる個別銘柄株を見つけ出すことに等しいわけです。
で!
その「未来のAmazonやマイクロソフト社を見つけ出すための観察と分析・考察」が、「今の」僕には難しすぎましたよ〜! ってこと。泣
飛行機を操縦できない僕が、世界最速のジェット機を手に入れた、そんなイメージかな?笑
補足2:不確定な利益よりも、確実な・・・
さらに勉強と経験を積んで、本から得られる知識を活用できるようになれば、
もちろん株式投資でお金を増やせるようになるだろうとは思いますが、それよりも。。。
「個別銘柄株に はじめから手を出さないことで」数十万、数百万円の損失を防ぐことができるようなる
ということのメリットの方が、初心者にとっては大きいと僕は思うんです。
そもそも専門家の株価予想ですら当たらないんだから、
ちょっと株をかじったくらいの人が損をするのは当たり前なんですけどね。苦笑
それをたった1冊の本代だけで防ぐことができるなんて、ありがたすぎます*
・ぷち余談
先ほども言いましたが、この本の内容を理解すれば
「今後成長する可能性のありそうな企業の見分け方」まで わかってきます。
(「子供たちに教える」という本のタイトル通り、解説が この上ないほど わかりやすいです)
だから ちょっと頭を使えば、成長しそうな個別銘柄の株も見えてきそう・・・
という「錯覚」に陥りそうになるので気をつけてください(笑)
はい、リピート アフター ミー
ソレハ サッカク デス!
とは言え、ちゃんと大ヒントは与えてもらえますからね、
あとはそれを使いこなせるまで訓練する気があるかどうか、自分自身の問題ですね*
そういう僕は投資してるよ(笑)
ここで誤解のないように言っておくと、初心者は株式投資をするな!と言いたいわけじゃなくて
成長する「個別銘柄」の株を探すのは難しいので
初心者なら、まずは「インデックスファンド」への投資から始めてみるといい
ということであり、本の著者も そう述べています。
もともと僕が買っているのもインデックスファンドですし、今後もインデックス投資を継続していきます。
ただ インデックス投資をするにしても、基本くらいは知っておくべきだと思うので、この本を紹介してみました(^^)
(とは言え、インデックス投資は「数十年後の未来の生活を豊かにするもの」だと僕は捉えているのですが、
当然 その時まで自分が生きてる保証なんて ありません。
だから僕自身、インデックス(未来)への投資にまわしてるのは、
「現在(自分の事業)」に投資した後の余った少額だけなんですよね。
お金は、使うことができなければ意味ないですから。)
※インデックス投資が何なのかは、この本にも書かれていますが
ネット検索するだけでも専門機関による解説が出てきますので、興味がありましたら〜
セオリー通りの流れかもしれませんが、結局。。。
1:株式投資の基本を学ぶ
2:少額からインデックス投資をはじめてみる
まだまだ資金的余裕と意欲があるのなら
3:さらに知識や経験を積む
4:ハイリターンの個別株投資に挑戦
こんな感じになってくるんですかねぇ〜
証券に限った話じゃないんですけどね、
投資って テレビゲームみたいで面白い!と、最近は思えるようになってきました☆
余談:学生にもオススメです☆
値の上がる株を探すってのは。。。
常に変化している世界で、その時々に合った商品やサービスを開発提供しつづけてくれそうな
「この先も 成長が期待できる企業を探す」ということでもあります。
その見つけ方を教えてくれる本なので、
就職活動で「自分の将来を明るくしてくれる会社」を探す際にも、きっと役立ちます*
会社って、10年存続しているだけでも充分優良と言われるくらいですから、
せっかく就職したのに すぐに倒産してしまった、なんてことは珍しくないんですよね★
だから
別に学生さんに株式投資をすすめるわけじゃないんですけど、
そういった意味でも、この本は とてもオススメです(^^)
・
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・
投資も いいけどね!笑
まとめ
「今後成長する可能性のありそうな企業を見つけるコツ」、つまり将来 値が上がる株を見つけるコツはある。
さらに勉強や経験を積んで そのコツを使えば、未来のAmazonやマイクロソフト社を見つけ出すことができるかもしれない。
けれど
そのコツを掴めるようになるまでが、何よりも大変だし時間もお金もかかるので、
よっぽどの余裕がある場合をのぞいて、初心者は企業単体(個別銘柄株)に投資するべきではない。
(というか専門家の予想ですら、ほとんど当たらないのが現実)
株式投資の基本的な仕組み(たとえば株価が決まる理由や上がる理由)が わかってくると、
なぜ それが難しいのかも理解できるようになる。
だから僕は、勝率の薄ぅぅ〜い利益を狙うよりも
そもそも個別銘柄株を購入しないことで、損失を「確実に」防ぐことが ベストだと判断した。
ただし
成長する「個別銘柄」の株を探すのは難しいので オススメしないが、
「インデックスファンド」への投資は初心者でもありだし、実際に僕も昨年から購入をつづけています。
(主題とズレるので、インデックス投資の解説は省略)
もしも株式投資を始めてみたいのであれば
まずは少額からも購入できるインデックス投資で、実践しつつ、引き続き勉強と経験を積んでいき
さらに資金的余裕があるのなら、ハイリターンの個別銘柄株に挑戦してみる
そんな流れでもいいかもしれません(^^)
「父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養/著者:山崎 将志」という本の解説が とてもわかりやすく
僕はこの本を読んだら、今回の記事で紹介したようなことや株式投資の全体的な仕組みが理解できてきたので、
興味があれば お近くの書店で、ぜひページをめくってみてくださいませ*
通販でも購入できます↓
はい、以上〜
昨年から投資を始めていたけど、解説が わかりやすい超良本に出会えたおかげで、今更基本が理解できてきましたよ日記、でした!
さいごに もう1度。。。
僕は、個別銘柄株を買うな!と言いたいわけではなく、
成長する企業を見つけ出すことは、知識と経験と労力がかかり、初心者にはハードルが高いですよ〜
ってことが言いたかっただけなので、そこを強調しておきます。笑
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
この記事が 少しでもお役に立ちましたら嬉しいです*
おまけ
たとえば2022年現在。。。
2020年の利益が5000億円で、2021年の利益が1兆円で大成長を遂げた企業があるとします。
それに伴い株価も上がりました。
過去の業績も、創業時から常に右肩上がりです☆
さらに もし仮にタイムマシーンを使うことができて、自分が株を引退する数十年後まで
その企業が、毎年1兆円の利益を出し続けることが わかったとしたら、2022年に その企業の株を買っておきますか?
「いいえ、買いません」
本を読み終えた今だからこそ そう答えられますが、以前なら買っちゃいました(苦笑)