フリーランスのデメリット|後悔する前に自由の代償について考えるべき

流行を追うべからず

少し前にフリーランスという言葉が流行っていましたし、フリーランスって自由でいいな〜とか、カフェでコーヒー飲みながら仕事ができるなんてオシャレ〜とか
なんとなく明るいイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?

実際僕もかっこいいな〜って思ったりもするんですけど、この働き方は良い面だけを持っているわけじゃないんですよね。

てことで、今回は!

フリーランスになることのデメリットについて〜

以前、フリーランスの魅力については紹介したんですけど、デメリットについても書いておくべきかなと思ったので。。★

オススメできる働き方ではない

はい早速、ズバリ言っちゃいますが

フリーランスという立場をうまく活用できないのであれば、フリーランスになることはオススメしません。

理由は 正社員並の働きを求められるのに、賞与がなくて給料は低いし福利厚生もなく、さらに契約を簡単に切られる(雇用契約を結べない)というデメリットばかりを背負わされ、労力を吸い上げられるだけで終わってしまう可能性があるからです。

だから フリーランスになるのであれば、その立場やワークスタイル・ライフスタイルをよく理解しておく必要があるのと同時に、正規雇用・正社員には一体どんなメリットがあるのか、そこも知っておくべきだと僕は思います〜

企業とフリーランスの関係

フリーランスとは「会社や団体などに所属せず、個人で仕事を請け負う働き方」を示すそうです。

たとえば

パソコン関係(プログラミングとか)のスキルを身につけて、企業等からシステム開発などの仕事を単発、あるいは一定期間だけ請け負い、それが終われば報酬を受け取って契約終了〜

てな感じ。

で、じゃあ「なぜ企業はフリーランスと契約するのか?」が重要な話でして、その理由は

フリーランスにとってのデメリットが丸々、企業のメリットになるから

です。

正社員以上のスキルを持った人材を格安で、しかも必要な時にだけ得ることができるので、企業にとっては とてもありがたい話なんです。

パソコン2台でデスクワークしてる写真

・ぷち補足

フリーランスにもメリットはあって、たとえば僕が紹介したフリーランス農家みたいに

いろんな人との繋がりを作れるとか、地域貢献(自分の仕事の価値)を実感しやすいとか、
何より経費(タダみたいなもん)で旅ができるようになるという、文字通りの「空間的自由」を得られるなどがあります。

こういったメリットがデメリットを上回るからこそ、フリーランスになる価値があると僕は思うんですよね☆

余談:フリーランスが流行った理由

ITスキル(情報技術・インターネットなど)が超重要な役割を果たす時代が始まり、そのスキルの確保に力を入れる企業が多くなりました。

でも企業自ら その人材を1から育てていくのでは、時間的にも金銭的にもコストが かかりすぎます。

それであれば、はじめからフリーランスに外注委託してしまう方が、断然低コストで済ませることができます。

カナダの通貨・ドル紙幣と硬貨とお財布の写真

ここからは、僕個人のただの憶測にすぎませんが。。。

こういった時代背景から「企業の都合で」フリーランスを量産するために、フリーランスになることを促すような話が たくさん流されていたのではないかな〜 と思います。

そうすれば有能な人材を低コストで得られるようになるし、スキル不足だったり相性が悪いようなら、簡単に契約を切って人材を入れ替えられるようにもなるからです。

また、社員に向かって「スキル習得のための講習を実費で受けてこい」なんて言えば、普通ならヒドイ会社だ!という悪評が流れるはずですが

フリーランスが流行ってしまえば、人材側が自ら進んで受講料を負担してくれるという、企業側としては ありがたすぎる仕組みまで出来上がります。

う〜ん・・・ うまいことやってるなぁ・・・

自由になることの、本当の意味

そういうわけなので、フリーランスになりたいのであれば、その働き方や立場などを1度よく考えてみることをオススメいたします。

たとえば

★正社員並の労働をさせられるのであれば、収入や待遇は正社員と比べてどうなのか?

★社会保険など正社員だけが受けられる待遇と、その中身・意味について理解しておく

★怪我や病気で働けなくなった時は どうするのか

★社会的信用度が低下すること

→クレジットカードをつくるくらいなら大丈夫かと思いますが、いろいろな審査が通りにくくなります

★仕事を得続けることは可能なのか

→得意先を確保したり長期契約を結ばない限り、一定期間ごとに仕事を探さなければならないので「収入が不安定」という悩みが常に付きまといます

★飽和しているスキルならば、たくさんいるフリーランスの中から自分を選んでもらえるような、何か特化したものを持っているのか

パソコンデスクワークat Hostel Anchorageの写真

★仕事仲間をつくることはできるのか

→個人で仕事を請け負うため、その仕事について相談したり愚痴で盛りあがれる同僚(笑)ができにくい

★ワークスタイルやライフスタイルは自分に合いそうのか

→家やカフェに篭りきりになる可能性がある

他にもあるとは思いますが、とりあえず個人的に1番大事だと思うポイントは。。。

自由とは、自立することである

これを自覚しておくことかな〜

いろんな意味で自由であることがフリーランスの魅力の1つなんですけどね、
「すべてを自分で こなすからこその自由」なわけでして、それすなわち自分を守ってくれる人(上司や会社)がいなくなることを意味するわけですん。。★

でも自由って最高だよね*

今回はデメリットについて紹介する回なので意見を偏らせたため、ハードルの高い働き方のように感じた人もいらっしゃるかもしれませんが、もちろんメリットだってたくさんあります。

フリーランスにも色々あるので、全てに これが当てはまるわけじゃありませんし。

たとえば フリーランス農家なら人と人の繋がりが強いので、1シーズン仕事をしたら「また来年も来てや〜」と誘ってもらえたりとか、知り合いの農家さんを紹介してもらえたりもするので、仕事探しは そこまで深刻にならなかったりします。

スキル値や業種によって、超ぉ〜高給になったりもします。

また「スキル」は、その使い方や見せ方などの工夫次第で、全く別の業界・分野で活かすこともできますから、とても価値があるものだとも思います*

だから、フリーランスという立場を上手に活用していけば、きっとステキな働き方にできるはずです☆
他の記事でも肯定的なことをたくさん書いてきましたし〜

フリーランス農家は本当にいいと思うよ!笑↓
畑がない農業|自然派ノマドフリーランスの自由な働き方

萌木の村 ROCKの入り口にあったハロウィン飾りの写真

ただ、フリーランスのことをよく知らずに、なんとなく憧れのイメージだけで その道を選ぼうと思っているのであれば、1度よく考えてみると よいかもしれません〜 という お話でした(^^)

(この記事で紹介したのは、あくまで僕個人の意見でございます)

まとめ

フリーランスは なんでも自分でこなしていて カッコいいけれど、逆に それは自分を守ってくれる人や会社がいない( ≒ 孤立する)ということでもある。

フリーランスの道を選ぶのであれば、そのデメリットや正社員との違い等についても充分に理解しておく必要がある。

企業側としてはフリーランスとの契約には大きなメリットがあるが、
フリーランス側も そのメリットを最大限発揮させることができれば、とても魅力的な働き方だと僕は思います☆

はい、以上〜
フリーランスのいいところばかり紹介してきたけど、大変な面もあるので そこも紹介しておこうと思いましたよ日記、でした!

最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
この記事が 少しでもお役に立ちましたら嬉しいです*