知り合い、友達の中で保証人になってくれそうな人がいない時にやるべきこと〜
簡単に見つかりました
僕は新規で事業をはじめる予定なのですが、それが補助金制度の対象だったので申請をしてみることにしました。
で、おりてくる補助金額は150万円なのですが、
補助を受ける条件の1つとして「問題が起こった場合に、150万円の全額を返還できる連帯保証人」を一定期間つける必要があったんです。
でも、保証人になってくれる人は そう簡単には見つからないものですよね。。。
お金や人間関係のトラブルに巻き込まれるのは避けたいですもん。
てことで、今回は!
保証人になることを断る理由がなくなるどころか、
保証人になりたいと相手から申し出たくなってしまう魔法のような仕組みをご紹介いたします〜
トピックは
1:ノーをイエスに変える方法
2:保証人になりたくなる仕組みの作りかた
こんな感じです〜
※注意
これは あくまで「僕の場合は、この方法で成約率が100%になりましたよ」という話なので、交渉が100%成立することを保証するものでは ありません。
また リスクがゼロになるわけでもないので、もしも活用するのであれば自己責任でお願いいたします。
手順・方法
まずは全体の流れを簡単に〜
1:自分に必要なお金の全額を「自力で」用意する
(僕の場合は、100%自己資本で起業できるだけの資金を用意しました)
2:補助を申請する
3:保証人が保証する予定の全額(僕の場合は150万円)を、担保として保証人に渡す
3+ α:保証期間終了までは、担保(僕の150万円)を保証人が自由に使ってもよいという条件を加える
4:保証人の同意書に署名してもらう
5:自分が、国から補助金を受け取る
6:保証期間終了後に保証人から担保を回収
・ぷち補足
この方法は「保証人になってもらう期間と保証額」が限られている場合のみ有効になります。
保証人になりたくない理由
そもそも「なぜ連帯保証人になりたくないのか」ここを考えてみれば、解決策は自然にわかってくると思います。
・・・まぁその答えは超簡単で「問題が起こった時に、巻き添えでお金を支払いたくないから」に決まってますよね(笑)
単に、リスクだけを引き受けてほしいとお願いしても、相手が困ってしまうのは当たり前っちゃ当たり前です。
実際に僕の場合も、何の担保も用意せずに相談した1人目の相手には断られています。
リスクをなくすことが鍵☆
僕は、1人目の相手に断られて はじめて「補助を申請する自分にとっての150万円」と「保証人にとっての150万円」の間にある、その重み?の違いをハッキリ自覚しました。
そこで、僕が考えたのは「どうやったら相手のリスクをなくしてあげられるのか?」でした。
幸いにも今回は、保証してもらうのは3年ほどで、保証額は補助金と同額の150万円という
「期間も金額も有限」で、わかりやすくシンプルな設定になっていました。
そういうわけで、僕は
契約期間が終わるまで、保証してもらう額と同額の「僕のお金」を保証人に渡しておく
という結論に至ったわけでございます〜
これで、万が一のことが起こり、保証人に支払い義務が発生しても
先に渡していた「僕の150万円」をただ国に返還すればいいだけとなり、保証人のリスクをゼロにすることができます。
この話を相談の内容に組み込んでからは、3人中3人が承諾してくれました。成約率100%です☆
・ぷちぷち補足
これじゃあ実質、補助金を使えるのは数年後になって困るじゃないか!
そうツッコミたくなるかもしれませんが、大丈夫です、絶対に困りません。
「自分に必要なお金の全額を、自力で用意する」
これを1番最初にクリアしているので、何も問題ございません☆
僕も自己資本だけで起業し、事業をある程度稼働できるようにしてあります。
だから数年後に担保が帰ってきたタイミングで、それを事業に投資すればよい〜 というわけです*
・・・補助金や借金(ローン・融資)を頼りに起業するなんて、恐ろしすぎて僕にはできまてん。
(補助金をはじめから使える方が、成長スピードを速められるのは事実ですけども)
リスクの向きに注意★
ここで1つ注意点があるのですが。。。
実は、これが「リスクを相手から自分に向ける方法である」ということ。
保証人のリスクがなくなった代わりに、万が一の問題が発生した際に150万円を失うのは自分になるんですよね。
問題というのは、事業でコケるとか自分側で起こるミスのことではなく
「保証人の方が、渡しておいた150万円を溶かしてしまう」という話です。
だって
保証人側も生活が行き詰まる可能性はあるので、お金が必要になって僕の150万円を使ってしまうかもしれませんし、なんなら150万円ごと行方をくらますことだってできるわけです。
だから、その可能性があることも頭の隅に入れておく必要があります。
・・・たとえそうなったとしても、こちらには補助で150万円がおりてくるので、最悪でもプラスマイナスがゼロになる保険は利いていますけども。
成約率をさらに上げる方法
で、自分のお金を担保にした時点で僕は契約成立したのですが、
相手が さらに有利になる条件も付け加えたので、参考程度に それも紹介しておきます。
この条件を加えれば さらに成約率が上がる・・・というか、保証人になりたくなるほどの好条件な設定です☆
はい、それはズバリ
保証してもらう額と同額を、保証人に無利子で貸し付ける
という仕組みでございます〜
僕のケースで わかりやすく説明すると、保証額である150万円を保証人に渡して
「保証期限終了日にキッチリ150万円返してくれるのであれば、それまで自由に使っていいよ」って感じ(^^)
運用してもオッケー☆
生活費にあててもらってもオッケー☆
この条件を付けてしまえば、もはや保証人になることにメリットしかありません(笑)
※僕は、相手との話し合いで「貸し付け」という言葉を使ったわけじゃないのですが、まぁ仕組みは同じことです
最も大切なこと*
長々と説明しておいて、こんなことを言うのもなんですが〜
結局、自分と保証人との信頼関係が1番大切だと僕は思います。
僕が相談した1人目は、ひさしぶりの連絡でいきなり話を持ちかけた上に、担保の提案もしなかったので相手が断るのも当然なんですけども。。。
その後 承諾してくれた3人は担保の条件を加えたとは言え、以前から交友があって(僕側としては)信頼のおける相手でした。
で、最終的に契約することになった相手も、僕のことを信用してくれているから無担保でもいいと言ってくれましたし、
僕も相手を信用しているからこそ、担保にするお金を自由に使ってもいいと伝えたんです。
・ぷち余談
もしも相手が担保を溶かしてしまっても僕が話を水に流せるのは、金額が150万円だけだからというわけでなく、たとえ金額の大小が変わっても この信頼関係は常に意識しつづけます。
「この人だから、受けとめてあげられる」
これが なければ、万が一のことが起こってしまった際に、非常ぉ〜に ややこしいことになると思います。
・ぷちぷち余談
信頼関係が なんだとか面倒だし、身内でトラブルは御免だ!
そんな時は、保証人代行サービス(企業)を活用してみるのも1つの手です。
(というか、これが1番安全だし1番オススメの方法です)
「人間関係を良好に保つための費用」だと思えば、サービス利用料なんて安いものですよね(^^)
補足:保証人選びのポイント
今回紹介した「リスクを自分に向ける方法」は、相手と強い信頼関係がない限りはオススメできませんが、
どうしても活用したいということであれば、保証人を選ぶ際に意識すべき、ちょっとしたポイントも記載しておきます〜
1:相手の収入が安定していること
2:立場上、行方をくらませられない人(笑)
当たり前のことなんだけども、こんな感じです。
まぁそもそも収入が低い人は保証人として認められないので、1番目は あまり気にしなくていいかも〜
(それでも いろんな意味で、収入が大きければ大きい程よいけれど)
2番目に関しては たとえば経営者とか、サラリーマンでも重要な役職を任されていたり、家族がいたりとかでしょうかね*
まとめ
僕は連帯保証人の相談をした1人目とのやり取りで、自分と相手とでは保証金の重みが違うことをハッキリ自覚した。
相談を断られることで、「どうやったら相手のリスクをなくしてあげられるのか?」これを考えてみた結果、
契約期間が終わるまで保証人に、保証してもらう額と同額の「自分のお金」を渡しておく
という結論に至った。
これで相手にとってのリスクは なくなることもあり、この条件を付け加えてからは相談した全員が承諾してくれた。
また、僕が渡したお金を「保証期限終了日に返してくれるのであれば、それまで自由に使っていい」という、相手が さらに有利になる、無利子貸付と同じ条件も加えた。
これで相手にとってはメリットしかなくなるが、その反対に自分の方がリスクを負っていることも頭の隅には入れている。
おそらく この条件で相談すれば、保証人になることを承諾してもらえる確立を高めることはできるが、
保証人契約では「信頼関係が最も大切である」ことも忘れてはいけないと僕は思う。
万が一の自体でも「この人なら受けとめてあげられる」、お互いにそう思えているかどうかが大切なんです。
お金で人間関係のトラブルを起こしたくない場合は、保証人代行サービスを活用するのが1番いい方法だとも思う。
(たぶん これが1番安全で確実な方法です)
保証人を自分で探すのなら「相手の収入」と「立場」を確認しておくとよい。
それからビジネス初心者が、事業のために補助金や融資を申請するのであれば、
100%自己資本で稼働できるだけの資金を、「申請前に」用意しておく方が安全なのでオススメです。
・・・当たり前だけど。笑
はい、以上〜
連帯保証人探しの際に僕が工夫したことについて、でした!
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
この記事が すこしでもお役に立ちましたら 嬉しいです☆