・追記
2017年夏〜2018年春にかけて213日間、最北端は北海道宗谷岬、
南は鹿児島市まで走り(沖縄へは飛行機で~)、神奈川県へ無事もどってまいりました(^^)♪
走行距離:5600km
(買い物や観光も含めたら 実際に走った距離はもう少し長い)
長期旅行用の自転車選び
荷物もいっぱい詰めて長距離も走れる自転車となると、ツーリング自転車と呼ばれるものが一般的です。
ママチャリと呼ばれるシティサイクルなど、ごく普通〜な自転車と
ツーリング自転車では何が ちがうのか超簡単に説明すると。。。
・長距離乗っても疲れにくい
(乗り心地がよい)
・頑丈
(荷物を積むことも想定して作られている)
・タイヤの取り外しが楽
(パンクの修理がしやすいし、公共交通機関にも簡単に輪行できる)
そもそもツーリング自転車は 長距離旅行を想定して作られています*
で、なんやかんやあって・・・
アルミ製クロスバイクを買いました!
長距離旅行向けのツーリング自転車も魅力的だったのですが、アルミ製クロスバイクを購入しました。
クロスバイクとは「舗装路向けでスピードの出るロードバイクと、未舗装道路も走れる丈夫なマウンテンバイクの中間みたいな自転車」のことだそうです。
ん〜わかりやすく例えると 通勤通学など街中で、ちょっといい自転車乗りたいな♪って人向けの 町乗り自転車、かな。
ママチャリよりも乗りやすくて速度の出るものがいい〜
でもロードバイクは見た目が本格レーサーみたいだしな〜
マウンテンバイクほどのゴツゴツ感(丈夫さ)もいらないし、オシャレでカジュアルなのないかな〜
はい! それをすべて叶えてくれるのが、クロスバイク様でございます☆
クロスバイクを選んだ理由
長距離旅行向けのツーリング自転車があるのに、町乗り自転車のクロスバイクを選んだ理由は。。。
1、日常で使いやすい
2、ライトな見た目が好き
3、80kgくらいの重さなら耐えられる(僕の体重50kg・荷物約20kg)
4、僕の足の短さで乗れるツーリング自転車を見つけることができなかったから(笑)
です!
クロスバイクも荷物を詰めます
ツーリング車やクロスバイクなどの特徴の1つとして「キャリア(荷台)を取り付けることができる」ってのがあります。
ダボ穴っていう、キャリアを取り付けるためのネジ穴が本体に開いているので、キャリアを買ってくれば取り付けることが可能です。
一部の自転車(ママチャリとか?)は、このダボ穴がないものあって、長期旅行仕様にカスタマイズしにくかったりする。
ツーリング車より丈夫さで劣る、クロスバイク(しかも小さいサイズ)の耐荷重が僕は気になっていました。
僕の体重と荷物を合わせて70〜80kgくらいの予定です。
(体重50kg、荷物20〜30kg)
荷物はこちら↓
「自転車日本一周の荷物を1000日以上旅人やってる僕が選ぶ!」
ですので、耐荷重について自転車屋さんに相談してみたら
「全然問題ありません」
との回答でした。笑
よかった(*´з`)ひと安心♪
・・・まあ世界一周じゃないからね、そんなに荷物ないしね。
僕がつかったリアキャリアはこちら↓
「クロスバイクで日本一周│使った荷台と取り付け方を紹介します*」
小さいサイズを見つけるのが大変だった
僕の身長は150cmちょうどです。
150cmくらいあれば基本的にツーリング車には乗れるはずなんですけどね、
僕、足が短いんですよね。
足の長さだけで言えば、身長130cm相当?笑
車種にもよりますが、XSサイズとかなら乗れそうなものもありそうだったんですけど
僕の家の近所で、店頭に小さいサイズのツーリング車を置いているお店がなく。
そしてお店では購入ではなく、試乗のためのメーカーお取り寄せはできないとのことでした。
ん〜長距離旅行ですし、実物を見て 可能なら試乗もして、慎重に自転車選びをしたいんだけどなぁ・・・
と、迷っていたときに登場したのが、このクロスバイク。
要は、
自転車屋さんをめぐってみて
唯一この1台だけが、僕にピッタリのサイズだった
てこと(笑)
公式ホームページ↓
FREEDA・2016年モデル
メーカー:GIANT(Liv)
余談:ツッコまれました。笑
このクロスバイクで、僕は5600kmの旅を完走することができましたが、
あくまで町乗り用として製造販売されている自転車であることもあってか、
旅先で自転車屋さんとかに「え!これで日本一周してんの!?」と驚かれることが しばしば。笑
のちほどツーリング車の特徴についても 簡単に説明はしますが、その特徴を考えると
本格的な自転車乗りの方がツッコミたくなる理由は、素人の僕にも なんとなくわかる気がします*
まぁ、ママチャリで日本一周する人もいるくらいですし
どんな自転車でも、結局「どんな使いかた、乗りかた」をするか次第ってことで*笑
補足:フラットバーハンドルについて
僕の自転車はハンドルが「一の字」のフラットバーなんですけど、
姿勢が常に一定なのでやはり毎日100kmなんて走ると「姿勢を変えられるドロップバーの方が楽なのかな~」なんて思ったりもします。
同じ場所に負荷が かかり続けるせいか、手が痺れたりもするし(;´_ゝ`)ビリビリ
だからもしも「お気に入りの自転車を見つけたけど、フラットバーで姿勢を変えられないのはなぁ〜」なんてお悩みであれば
ブルホーンハンドル化、もしくはバーエンドバーの取り付けてみるのも1つの策として提案いたします〜
☆ブルホーンバーハンドル
TNI T.T BullHorn Bar Handle
出典:Amazon
基本的にハンドルバーの交換作業は「ネジ回し」だけで、
フラットバーを外したところに、ブルホーンバーをはめて
シフター(ギア、変速機)とブレーキを、そのままブルホーンバーに付けかえるだけなので、簡単に交換できます。
YouTubeなどでも解説動画が見れますので、興味があればチェックしてみてください☆
※ブルホーン化は僕も検討中〜
フラットバーからドロップバーへの改造は複雑なので、初心者にはハードルが高いらしいです。
☆バーエンドバー
ERGON GP3 グリップ 2015年モデル
出典:Amazon
これはブルホーン化よりも もっと簡単♪
名前の通り、フラットバーの端っこにパーツを取り付けるだけなので〜
双方のデメリット
ブルホーンバーの縦の部分(先っちょの方)、もしくはバーエンドバーを握っている時はシフトチェンジとブレーキに指が届きません。
だから信号や曲がり角、人の通行量が多い市街地や、住宅地を走る時には(危険なので)ほとんど使えないです*
故に!
これらの改造は、直線道路を長い時間走る(つまりシフトチェンジやブレーキを使う回数が少ない)、長距離旅行(サイクリング)向けかなと僕は思います。
フラットバーでも長距離旅行が無理なわけじゃないですけどね☆
実際僕は毎日80~160kmくらい移動して、旅の最後まで走りきりましたから(^^)
ただ、ブルホーンハンドル(やドロップハンドル)だったら、もう少し楽なのかなって思ったよって話です~
こちらも長距離旅行者の強い味方↓
「自転車のプロがオススメする最強のタイヤに交換!シュワルベマラソン!」
自転車革命っすね!
ズバリ実際にサイクリングしてみての率直な感想を〜
これまでママチャリを愛用していた僕が、初めてクロスバイク自転車に乗って感じたことは。。。
・速すぎ(速度が)
・漕ぎやすい
生産者が追い求めていることの、まさに そのまんまの感想(笑)かもしれませんが
本当に、シンプルに この2つです。
ママチャリ派だった僕からしたら、自転車革命くらいの衝撃なんす!
時速25kmくらいなら 初心者でも出せるそうですよ*
(運動が得意な男性ならもっと出せます。)
故に、超危険ですので 速度を上げる時は まわりに充分に注意し、さらにヘルメットなど 防具の着用までしておくと安心です。
ツーリング自転車
軽く余談になりますが、自転車日本一周に関する記事ですし、ツーリング自転車についても簡単に説明したいと思います(^^)
クロスバイクと比べると。。。
・さらに乗り心地がよい
・頑丈
です*
ツーリング車は主にランドナー、スポルティーフ、ヘビーツーリングの3つに分けることができますが、今回は3つの細かい違いについては省力いたします。
明らかに、ココが違う!
まずは 素人の僕でもわかる、ママチャリやクロスバイクとの明らかな違いから書いてみます。
☆ハンドル
まずツーリング車は、乗車時の姿勢が全然ちがいます。
ハンドルがドロップバーという、なんかこう牛とか羊のクルクルした角みたいになってます。
ドロップハンドルの場合、主に3ヶ所持つところがあるため 姿勢も3パターン取れて、前傾ぎみになります。
文章では説明しにくいですが、坂道を登りやすい姿勢(ハンドルの握りかた)もできます。
これは自転車を長時間こぎ続ける旅行者には嬉しい機能です☆
☆タイヤ
ツーリング車の中でもランドナー(ヘビーツーリングも?)はタイヤが太いため、荷物をたくさん積んでも 安定した走行がしやすい。
ちなみに(素人から見て)見た目の似ているロードバイクという自転車がありますが、
こちらは速さを優先していることもあり、ビックリするほどタイヤが細いです。
☆変速機(ギア)
僕が以前乗っていたママチャリは3段階だったのに対し、
ペダル側と後輪側の組み合わせがあるので、僕のクロスバイクでも24パターンあります。
多すぎ(笑)
素材がクロモリなので
ここからは、ちょっとコアすぎて僕には わからない特徴を。笑
☆乗り心地 と 速さ
ものにもよりますが、フレーム(自転車本体)がクロモリという素材でできています。
で、みなさん口を揃えて「乗り心地がいい」とおっしゃるんですけどね、
プロの感想を聞いたり 自転車屋さんのホームページを読んでも「感覚」についての話ばかりで、その自転車に乗ったことのない素人の僕にはサッパリわかりません(^^;)
「素材のしなりがなんちゃらで〜」とか、「自分のペースを比較的乱されずに走れます」とか。。。
とにかく、乗った人にしか わからない魅力があるようです。笑
ちなみに アルミと比べるとクロモリの方が重たいので、
スピードを重視するならアルミ、長距離旅行など乗り心地を求めるならクロモリが適している、というポイントは 僕にも理解できました☆
☆長持ち
アルミに比べて、クロモリは耐久性・強度も優れていて 衝撃に強い。
1台で数十年乗れるとも言われています。
また 鉄の一種ですので、万が一 本体がボキッと折れてしまうことがあっても、溶接して直すことができます。
僕じゃないけど、世界一周中に 本当にボキッと折れて溶接で直した人がいたと聞いたこともあります。笑
まとめ
日本一周など長距離旅行には、それを目的として作られているツーリング自転車が適している。
丈夫だったり、乗り心地がよかったり、タイヤが太くてバランスがとりやすいといった特徴があります。
一方の、僕が購入したアルミ製クロスバイクは、日常で町中をすいすい走るのには とても快適な使い心地です*
僕は これで日本一周もしてきましたが、ツーリング自転車の特徴を知ると
本格的な自転車乗りの方々が、僕を見て「クロスバイクで日本一周してんの!?」とツッコんでいた理由は、なんとなくわかる気がします(笑)
まぁ、国内なら重装備は必要ありませんし、険しい道も通らなけらば平気ってことかな*
フラットバーハンドル(1姿勢での固定)が理由で 疲労を感じるようであれば、
ブルホーンバーや、バーエンドバーを試してみるのもありかと思います。
どちらも簡単に付け替えができます☆
ちなみに、僕のクロスバイク FREEDA・2016年モデルは
日本一周を終えたあとも、本来の町乗り自転車として 軽快に走ってくれていますよ(^^)
はい、以上〜
僕が自転車日本一周旅行用に女性用クロスバイクを選んだ理由は短足だからでしたよ日記でした!
大切な荷物を水濡れから守りましょう↓
「日本一周で使った完全防水のサイドバッグ│自転車旅の荷物が全ておさまります 」
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
この記事が すこしでもお役に立ちましたら 嬉しいです☆