日本の税制度の不思議│旅人は開業するだけで税金・国保料が安くなります

今回の内容は、国税庁や税理士のホームページにも載っていますが
見た目が堅苦しい(笑)ので、なるべくわかりやすく「旅人(フリーター)」向けに 解説してみます*

開業したら手取り増えました*

年収200万円の僕は 開業で「職業を旅人にしてから」確定申告しただけで、
手取りが年収225万円の人と同じになりました。

手取りは 21万円増!

これが記事タイトルの「日本の税制度の不思議」です*

なぜ そんなにも差が出てしまうのか
税の仕組みを見ながら、この不思議を解き明かしていきま〜す

所得の求めかた

まずは基本の基本、税計算のもとになる「所得」を求める計算式〜

設定は 39歳以下の独身で*

★アルバイトやサラリーマン★

1年間の総収入 − ※給与所得控除 = 給与所得

※給与所得控除額は 収入の大きさにより異なり、その額は国税庁のホームページにて 確認することができます

カナダの友達ビルと会議してる写真

☆個人事業主(フリーランス)☆

1年間の総売上 − 経費 − 青色申告控除(55万円 or 65万円) = ※事業所得

※事業所得が290万円を超えると、事業所得税が かかるようになりますが
さまざまな控除もありますし、事業が相当育たなければ たどり着かないので、今回は視野にいれません

この所得に対して、税率や保険料率をかけて 1年間の納付額が決められます。

本業 と 副業

ここで1つポイントとなるのが

個人事業主(フリーランス)は「副業で」アルバイトをすると、
その収入を確定申告の際に「給与所得」としてカウントする

ということです。

本業の収入である売上は「事業所得」

副業の収入である給与は「給与所得」

2つは 確定申告で別々に計算されます。

これが 大きな節税につながりますので、おさえておきましょう☆

☆魔法の計算式☆

はい、もったいぶらずに、もう結論を言っちゃいますよ〜

まず副業アルバイトで「給与所得控除55万円 + 国保基礎控除33万円」の 88万円まで稼ぐ。

それ以上に収入を増やす場合は、(旅先で)個人事業主として業務受託し、売上にカウントしていく。

すると

個人事業の売上は青色申告で65万円控除され、
65万円を超えた残りの売上は、経費(旅費)で相殺されていくので、その結果

自分のもとには たくさんお金は残っているのに、課税所得(税をかけるためのお金)は ほとんど残りません!

というか、ゼロ!笑

ゲストハウスの外国人旅人友達の写真

話を整理すると〜

★副業:アルバイト★

給与所得控除55万円 + 国保基礎控除33万円 = 88万円まで稼ぐ

これが給与所得。

☆本業:フリーランス☆

青色申告控除65万円 + 経費 = 65万円 + 経費(旅費) まで稼ぐ

これが事業所得。

2つの所得の合計は「153万円 + 経費(旅費)」

フリーランストラベラー 最強の特権!

職業を旅人にしているわけなので、もちろん旅費は経費で落としていきます。

仮に旅費、つまり経費が1年で47万円だとしたら

控除153万円 + 経費47万円 = 控除の合計200万円

なので、たとえ収入が200万円まで上がっても
1番節税が難しい 国保料ですら最低額(というか7割軽減!)になっちゃいます!

収入200万円 − 控除合計200万円 = 所得0円(笑)

(200万円も稼いでるのに、あぁ悲しきかな、お国から極貧世帯(笑)あつかいされてしまう)

ネパール・ポカラでトレッキング(ロバと地元の人)の写真

旅人にとって旅費とは生活費みたいなものなので
1年も旅をしていれば、47万円なんて軽く超えますよ〜

宿泊費に交通費、携帯電話だって仕事のやり取りで使うのであれば、その分は経費になりますし*

現役旅人の僕らが旅先でどのようにして仕事を取っているのかや、節税方法を より詳しく解説した記事もございますので
興味がありましたら〜↓
note記事:開業して「旅」を仕事にしないと損! フリーランスになって収入手取りを増やす方法*

〜 念のため 〜

旅を仕事にするしないは関係なく、
開業する前に みなさん確認することだとは思いますが、一応。。。

1、事業の売上になるのは どんな仕事なのか

2、経費にカウントされるのは どんな出費なのか

この2点の理解は必須です。

1を理解していないと、
「これは事業の売上ではなくて、雇用による給与ですよね?」
と税務調査官に指摘されて、あとになって結局(延滞税もプラスで?)高額の税を納めることになるかもしれません。

2を理解していないと、
「これは経費ではなくて、私的な旅費ですよね?」
と指摘されて、加算税のペナルティを受けるかもしれません。

青色申告決算書の写真

この記事の一部だけを 都合よく拡大解釈して
旅費を全部経費にできるなんて 最高じゃ~ん☆と 喜んでいると、あとが大変ですので お気をつけて〜

補足:たくさん お稼ぎになられている方☆

僕の知る範囲内でも、旅先でアルバイトをして 年収が500万円を超えている旅人もいましたので
「控除が たった200万円じゃなぁ。。。」と思ってしまう方もいるでしょうが、

控除は まだございます!笑

主題とズレるので 端折りますが、企業共済など各種控除を活用すれば
最低338万円、社保料、経費の合計まで 非課税にできます〜☆

(国保料だけは、どうやっても「153万円 + 経費」が限界)

まとめ

アルバイトやサラリーマンのような「従業者」と、「個人事業主(フリーランス)」とでは
税額と国保料の計算の基になる「所得の求めかた」が違う。

ほんで 旅費が経費になるような仕事を開業して、アルバイトも併用しながら
「控除・経費とバランスがよくなるように、収入(売上と給与)も上げていく」と税の納付額を安くすることができる。

そのため、僕の年収は200万円でも 開業してから確定申告すると、手取りは 年収225万円くらいの人と同じになってしまう*

というわけでございました〜

これが、不思議な現象が起こる、日本の税制度の仕組みでしたとさ☆

ちなみに 僕みたいに簿記の知識がない場合は、
確定申告(青色)の際に会計ソフトが必要になりますが、ソフトは1万円で購入できます。

会計ソフト代 たったの1万円で、収入が毎年25万円も増えるなら 開業しない理由がないですよねー!笑゛

はい、以上〜
開業するだけで税金・国保料が安くなってしまう、日本の税制度の不思議についてでした!

最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
この記事が お役に立ちましたら嬉しいです〜*

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