恋人夫婦なぜ男女はわかりあえないのか|脳の構造や思考の違いについて

性別による差

恋愛や結婚の経験があれば、男性と女性の「生き物としての違い」について勉強したことがある人もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ彼氏彼女などの男女関係を持っていなかったとしても それを知っておくことは大切です。

僕は これまで「性」に関する話や勉強を なんとなく遠ざけていたのですが、改めて学んでみることで、たとえば地域社会や職場でうまくいかない人間関係やストレスは、男女の違いを知ることで改善できることもあるんじゃないかなぁ〜なんて思うようになってきました。

原因を自分の中に探す

誤解を招かないよう、僕が何を伝えたいのか先に説明しておきますね。。*

僕ら人間には遺伝子レベルで組み込まれているプログラムがあって、それは男女で異なります。

だから異性が持つ習性や特徴に合わせて、セオリー通りの反応を返せば男女間のトラブルを避けられたり、いろいろな物事をより円滑に進めやすくすることもできます。

でね、そういったことを学んでいくにつれて、多くの人に伝えてあげたいと思うようになったのは、

男女の「生物としての違い」を知っておけば、異性とのスレ違いや対立が起こった時に、その原因を「自分の中に見つけ出す」心の余裕をつくれるかもしれません*

てこと。

コスプレイヤーの写真

異性の習性を把握して けなしたり、利用したりするような「異性を上手に扱うための知識」としてではなく、
「他者(と自分)を守ってあげるための知識」として取り入れられる人が1人でも増えたらいいなぁって思ったんです。

男ってホント〇〇よね、これだから女は・・・みたいな場面で、「こう言えば(自分の狙い通りに相手が動いてくれるから)物事は丸く収まる」という使い方をするんじゃなくて、
「このスレ違いは、自分が持っている男性(or女性)としての性質が原因で起こっている」という捉え方をしてあげるんです。

男女関係に限った話ではないのですが、対立やトラブルの原因を他者に求めるのではなく、自分自身の中に見つけられるようになるとね、あらゆる状況で落ち着いて対処できるようになってくるんですよね〜

チェスをするネパールの人々の写真

てことで、今回は!

体の仕組みから思考パターンまで、性別による いろいろな違いを知ることで、僕の世の中の見え方が どう変わったのかについて〜

「性差」について学ぶことで自分が落ち込んだり、あるいは相手を傷つけてしまったりなどなど、日常生活の不安や心配を軽減することができるかもしれません*

男 と 女 とは?

僕ら人間は一応2つの性別に分けられてはいますが、学術的?には「人間」という1つの括りにされています。

ゆえに氣がつきにくいんですけども。。。

よくよく考えてみれば、体のつくりが違うという時点で同じ生物ではないことは もうわかりますし、脳の構造にだって男女では違いがあります。

ちょっと大げさな表現かもしれませんが「姿かたちが そっくりで同じ言語を話し、おまけに思考まで似ている、別の生物」なんですよね。

逆に言えば、同じ生物だと思って接するからトラブルが起こるのかもしませんね☆★

補足:対になる本当の理由

男女では脳の構造が違えば、外部から取り入れた情報処理の仕方も違い、太古から遺伝子で受け継いだ「生物としての役割(たとえば男性は任務を遂行すること、女性は家族(我が子)を守ること)」も違っています。

だから それぞれ異なる習性を持っていて「お互いの短所を、お互いの長所で補完できる関係」になっています☆

赤ちゃんの写真

中には真逆の習性もあって、異性というだけでスタートが既に対立状態になってしまう場合もあるようですが、それは地球環境で人間が生き残っていくには不可欠な要素(対立)なんだそうです★

「相反する男女が揃ってこそ、完璧な存在になる生物」それが人間ってことですね〜*

恋愛氣質な人に知っておいてもらいたいこともございます↓
恋愛がうまくいかない、ツラくなる理由をホルモン(脳内麻薬)の効果から考える

知ることの「本質」

もちろん研究の結果として公表されているデータでも、それが100%全員に当てはまるわけではありませんが、それでも「傾向がある」くらいの参考にはできると思います。

全人口の約半分は異性なわけなのですから「傾向」を意識しておくだけでも、自分を取り巻く環境や物事の見え方、なんなら世界の見え方まで変わってくるかもしれません☆★

では、その研究データが身近にいる異性にも当てはまるのかと言えば・・・それはわかりません。

「視野を全人類に広げてみれば、男女には それぞれ傾向があった」というだけのデータだからです。

じゃあ意味ねーじゃん!!という声が聞こえてきそうですが、ちゃんと意味がございます、
だってね、自分自身のことであれば、それが当てはまるかどうか わかりますよね?

だから僕は、この知識を活かすことができるのは他者に対してではなく、自分に対してのみだと思うし、「自分自身(の性別が持つ習性)が原因になっている問題」の解決には大いに活かすべきだとも思ったんです。

異性の上手な扱い方みたいに書かれた書籍やインターネットサイトを見かけるんですけど、この学びの本質は「自分自身の扱い方を学ぶこと」です。

仮にデータ通りの異性が身近にいたとして、自分の都合がいいように相手をコントロール( ≒ 支配)することでトラブルを回避しても、それは根本の解決にはなりませんし、全体の幸福度が高まることもないですしね★

キレる女懲りない男・男と女の脳科学/著者:黒川伊保子の写真

・ぷち補足

トラブルの原因を自分の中に探すのは「自分を納得させたり、心を落ち着かせること」が目的であって、自分を責めるためではありません*

「そっか、私にはこんな性質があって、それがイライラの原因になっているんだな〜 よしよし」くらいに捉えることができれば、それだけで もう百点満点です☆

自分を責める必要なんて全くありませんし、むしろ そこまでできたら自分を褒めてあげてください(^^)

あと、一方的に自分が折れるばかりでは苦しくなってしまうので、そのへんのバランスも上手に取ってくださいませ〜

(トラブルの原因を自分の中に求められるようになるには、心の訓練がある程度必要です。いきなりムリをすると自分に負荷がかかりすぎるので、少ぉ〜しずつ慣らしていってくださいね*)

女性の生理について

つづきまして、男性向けのお話〜

これまた僕が なんとなく取っ付きにくいカテゴリーとしていた「女性の生理」について。

人生36年目に突入して、ようやく真面目に勉強してみて感じることができたのが

僕(男性)が思っているよりも、女性は ずっと複雑でデリケートな存在である

てこと。

メキシコ|地元の子供とCafe 心笑のチョコラテの写真

男性の僕は公開された情報や女性の感想から推測することしかできませんが、「(生理のない男性から見れば)ただ生活しているだけでも大変なことがある」のではないかと思いました。

女性としては当たり前過ぎて なんとも思っていない人もいらっしゃるかもしれないんですけど、その当たり前な女性の日常を男性が想像すると、メチャクチャ大変やん!て感じたりするわけです。

生理による体調変化もそうですが、特に女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌量が変化する周期が、あまりにも短すぎて。。。

もちろん僕らも「男性として」大変な思いをすることはあるんですけど、それにしても、なんですよね。

たとえば男性であれば生活習慣を整えて、心をコントロールすれば、365日いつでも心身を絶好調状態に持っていくことが可能です。

(少しくらいはホルモン周期が関係するかもしれませんが、女性のそれと比べれば皆無に等しい)

男性は、いつでもビールを片手にヘラヘラできるわけです。

横浜赤レンガ倉庫オクトーバーフェスト2017(ハシャギまくり)の写真

けれど性成熟期で妊娠していない女性の場合、体の機能的に1ヶ月に約1週間、1年で たったの84日しか「絶好調期間( ≒ 何の影響も受けない期間)」がないそうです。

しかも男性なら今週ダメでも来週やればいい、なんてことが可能ですが、
女性は体や心を整えて、その黄金の(?)1週間に心身のピークも うまく乗せることができなければ、次のチャンスはまた3週間後にしかやってきません。

て、思うとね、

それを僕に感じさせない女性の皆さんは本当にすごいなぁ* と、感心するばかりでした。

だから、僕(男性)としても、それなりの配慮をしてあげたいと思った・・・の、だがしかし、言うは易く行うは難し。

要努力ですね★

女の子たちの写真

・ぷちぷち補足

生理の仕組みや症状については、女性用品を販売している会社や病院のホームページで  かなり詳しく解説されています。

基本的なことを知るには充分すぎるほどの情報がインターネット上で公開されていますので、男性が女性への心遣いとして学んでみるくらいの目的であれば、いきなり専門書を買うのではなく、まずはネット検索から氣軽にはじめてみることをオススメいたします*

・ぷち余談

男性はもともと狩りをしたり外敵から家族を守ったりと、命の危険を背負いながら戦いの中に身をおく生き物でした。

だから「いつでも臨戦態勢に入れる(いつでも本氣を出せる)ような体の構造」にしておく必要があり、そうなっていたおかげで現代まで生き残ることができたのかもしれません。

家族や仲間がピンチに追い込まれた時に「今日は生理で戦えません」とか言ってたら、あっという間に全滅です(笑)

余談1:期待は外れます

男女の違いについて学んでみて、もう1つ思ったのは

「自分なら こう思う」とか「自分だったら こうしてほしい」という感覚を、異性の相手に当てはめたり求めたりしてはいけない

てこと。

・・・いや、当てはめてはいけないというより「当てはめてしまうと、それがトラブルの原因になりやすい」がシックリくるかな。

くり返しになりますが、男女は まったく別の生物なわけですから、それぞれが考えていることも求めていることも、大切にしていることも根本的に違うんですよね。

フィリピン人の子供たちの写真

自分の感覚を基準にして行動していると「こっちは相手のためを想ってしてあげたのに、なんだよ あの態度・・・」となったり、「こんなに大変な思いをしているのに、どうしてわかってくれないの?泣」となったりと、かえって関係を悪化させてしまうことがあるようです★

相手を想っての行動のはずが、意外と的外れで むしろ逆効果になってしまった・・・なんてことがシバシバなんですよね〜。苦笑

余談2:「即否定」がなくなるだけで

「意見の違いから対立してしまう場面があったとしても、その対立には男女差が関係している可能性がある」これを知っておくだけでも、人間社会での暮らしやすさに違いが出てくると思います。

何も知らなければ単なる対立や否定になってしまうところで、ひょっとして こういうことなのかな?と「お互いに」ワンクッション挟めるようになったとしたら、それだけで人間関係は かなり改善されていくのではないでしょうか(^^)心も落ち着きやすくなるだろうし〜

他人を100%理解するのは不可能であるからこそ、「対立する原因」を理解してあげようとすることが大切ですよね*

まとめ

人間の男女では脳の構造や習性に違いがあることと、それぞれの思考パターンに傾向があることがわかっている。

その違いや傾向を知っておくことで物事を円滑に進めやすくなったり、より穏やかに日常生活を送れるようになったりもする。

ただし

その知識は他者(異性)をけなしたり、コントロール・支配するために使うのではなく、
「他者(と自分)を守るための知識」として活用してくれる人が増えたらいいなと個人的には思っている。

たとえば、異性とのスレ違いでイライラしてしまったり不安を感じたりした時に「自分の男性(or女性)としての、こんな性質がスレ違いの原因になっているんだな」といった感じで、その原因を他者のせいにするのではなく、自分の中から見つけ出してあげたりとか〜

その方が対処も落ち着いてしやすくなるはず(^^)

(でも自分の性質を責める必要は一切ございません*)

ちなみに地球上で人間が生き残っていくために、あえて男女は対になる性質を備えている(補完関係になっている)そう。

男性に関しては1つの配慮として、女性の生理についても知ってあげておくことを強くオススメいたします。
これ、超ぉ〜大事です☆★

とまぁ徒然と語りましたが。。。

研究データは あくまで「傾向」でしかなく、万人に当てはまるわけじゃありませんから、
ただシンプルに「男女は違う生き物だから、遺伝子や脳ミソの次元でどうしても対立してしまうシーンがある」これを頭の片隅に入れておくくらいでいいとも思います(^^)

・参考書籍

書籍やインターネットサイトをいくつか見てみましたが、個人的に おもしろいと感じたのは「キレる女 懲りない男 〜 男と女の脳科学/著者:黒川伊保子」です。

販売数を伸ばすためなのか、若干 人をさげすんだり女性優位な表現があって読みづらい氣もしましたが、男女の傾向を知るには良い内容でした*

10年前の本なので情報は古いかもしれませんが、著者が女性ということもあって帯には「女子が結婚相手に読んでほしい本 1位☆」と表記されており、多くの女性が共感できる内容になっているようです☆

興味がありましたら、ぜひ読んでみてください(^^)

はい、以上〜
仕事柄、人との関わりが多くなってきたので、男女のコミュニケーションについても勉強するようになりましたよ日記、でした!

最後までお読みくださり ありがとうございました*
この記事が すこしでもお役に立ちましたら 嬉しいです☆