偽りの恋 と 真の愛
いきなり氣持ちが冷めるような言葉から はじめちゃいますが。。。
人を好きになったばかりの情熱的で燃えるような氣持ちは、脳やホルモンによる ただのイタズラです。
てことで、今回は!
恋する氣持ちと恋愛ホルモンについてのお話〜
(男子視点だよ!)
恋愛感情を抱いた時に脳内で何が起こっているのか、どんなホルモンが分泌されているのか、
恋のメカニズムを知っておくと片想いのツラさが軽減されたり、お付き合いしてからの後悔をなくしたりできるかもしれません*
・・・メチャクチャ現実的な話をするので、これからもロマンチックな恋を楽しんでいきたい!という人には、読むことをオススメいたしません。笑
※注意
あらかじめ言っておきますが僕は専門家でも学者でもありません。
ただ、1度スイッチが入ると恋愛が生活の中心になり、ときには他のことが考えられなくなる程のガッツリ恋愛氣質でして、HAPPYなことでも苦しいことでも、感情の起伏が激しくなるんですよね。
そんな恋愛氣質の僕ですが「恋をすることで、人間の体には どんな変化が起こるのか」を知ったことが生きやすさ?に繋がったので、恋の悩みを抱えた人にシェアしてあげられたらいいなと思い、記事にしてみました。
HAPPYときめきタイム☆
ときめきを感じて恋がはじまった時って、とても楽しいし幸せな氣分になりやすいですよね*
あの人と一緒にあんな所に行きたいな〜☆
おしゃれなカフェで一緒にスイーツを食べたいな〜☆
とかさ〜
いや〜恋愛ってホントにいいですよね(笑)
でね、この超HAPPYなゴールデンタイムに、体の中では「分泌されるホルモンの量に変化」が起きています。
恋愛ホルモンでるよ*
恋をすると分泌されやすくなると言われているのは。。。
☆PEA
☆ドーパミン
☆アドレナリン
☆エンドルフィン
☆オキシトシン
この5種類。
(男女差あり & 諸説あり)
それからセロトニンの分泌量にも変化があるそうです。
☆マークをつけた5種類のホルモンの特徴を、超ざっくりと表すなら「HAPPYな氣分にしてくれる」です(^^)
脳内麻薬で★全★肯★定★
ここからはHAPPYな氣分になれる5種のホルモン(以下「HAPPY5」)と、セロトニンの分泌量の変化がもたらす「アヤマチ」についてお話していきたいと思います。
まずはHAPPY5について〜
HAPPY5の中には「氣分をハイ(High)にする効果」を持つものもあって、脳内麻薬と呼ばれるほどに強力な効果を持っています。
だから好きな人といる時は、いろんなことが いつにも増してHAPPYに感じられたりするわけなんですね*
で、僕は そこに1つの落とし穴があると思ったんです。
このHAPPY5が増加するとですね、簡単に言えば「恋は盲目」という言葉通りのマヒ状態になりやすくなってしまいます。
(好きな人のおかげではなく)脳内麻薬が幸せな氣持ちにしてくれているので、普段なら苦手に感じるような相手の性格なんかも愛嬌として かわいく見えてしまったり、多少のミスなら多めに見てあげたくなったり。。。
とにかくハイ状態になっているので、いろんな負の要素が感じにくくなったり見えなくなったりしている(冷静な判断ができなくなっている)んですよね。
でもさ、ネガティブな面も優しく受けとめてあげることに、いったい何の問題があるの?それこそが真の愛じゃないか*
そんな風に思う人もいらっしゃるかもしれません。
たしかにそれは間違いではありませんし、僕だってそう思います。
僕が個人的に注意した方がいいと思っているのは
「相手のことが好きだから、愛で受けとめることができている」のではなく、
「脳内麻薬でハイな氣分になっているから、自分の氣持ちをごまかすことができている状態」になっていないか
ということです。
もっと言えば、特定の相手と接する時にだけ感じられる(脳内麻薬による)氣持ちの高ぶりや快感を、好きの氣持ちと誤解していないかということ。
だってね、脳内麻薬が切れた時のことをちょっと考えてみてください。
麻薬による快感(性的な意味ではない)を感じられなくなった今、残されたのは 「相手の苦手な性格」とか「いちいち腹の立つ言動」だけです。
ね?もうこれだけで僕が言いたいことは わかりますでしょう?苦笑
余談:「倦怠期」は正しい?
このHAPPYホルモン(PEA)なんですけども、1人の相手に対して分泌される期間には限界があります。
もちろん個人差はありますが6ヶ月、長くても3年程で切れてしまうそうです。
この数字、どこかで聞き覚えのある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
カップルによっては「倦怠期」が訪れることがあると言われていますが、それが6ヶ月、1年、3年とかだったりするんですよね。
これ、科学的に見ても案外間違いではないのかもしれませんね★
麻薬が切れて我に帰り、ようやく「相手のすべて」が見えるようになったら「あれ?なんで好きなんだっけ?」と、急に氣持ちが冷めてしまった・・・なんてね〜
・ぷち余談
ときめきを感じて「この人のこと好きかも?」と思ったら、恋愛ホルモンが分泌されてドキドキや高揚感が増して、好きの氣持ちが確信に変わっていく。
だとしたらさ
本当に心から相手のことを好きになるよりも、恋愛ホルモンの作用が先行して恋に落ちている(正確には「恋に落ちたと錯覚している」)人って、結構いるんじゃないでしょうか・・・?
・ぷちぷち余談
たとえ氣持ちの高まりがホルモンの仕業だったり、子孫を残すための動物的本能によるものだったりしても、人を好きになり愛おしく思う氣持ちの全てがウソであるとは僕は思いません。
80億もの他人の中から、たった1人にだけ感じられた特別な、大切な何かが必ずあるからです。
・・・だと信じたい(笑)
恋の病★
つづきまして、セロトニンについて〜
幸せホルモンとも言われているセロトニンには、心身をリラックスさせる効果があります。
恋をすることで、このセロトニンの分泌量にも変化があります。
HAPPY5が増加していく一方で、セロトニンが少なくなりがちなんだそうです。
(男性は減少しやすく、女性は増加しやすい傾向があるという説もある)
セロトニンが不足していると、不安や恐怖を感じやすくなってしまうのですが、恋をしている時(特に片想いな時)いろんなことが心配になるのは、これが原因の1つになっているのかもしれません。
連絡なかなか返ってこないなぁ。。。
不快な思いさせちゃっていないかなぁ。。。
私以外にも仲良くしてる人がいるんだよなぁ。。。
いや〜胸が苦しくなるよね〜 恋ってさ。笑
ちなみにHAPPY5の内の1つPEAには、食欲を低下させる効果もあるのですが、
セロトニン不足で不安になり、PEAで食欲がなくなるなんてさ、症状だけ見れば もう立派な(恋の)病、ですね★
・ぷち補足
時間が経てばHAPPY5が減少して次第に正常値に戻っていくのと同じように、セロトニンも正常値に戻って(分泌量が増えて)いきます。
ステキな恋を。。*
さて、恋愛ホルモンによって起こる変化を知ったところで、それを抑制することはできませんから、症状を緩和することもできません。
じゃあ意味ないじゃん!って感じですよね、まぁそうなんですよね、
ご存知のように恋ってさ、自分では どうすることもできないくらい大きなパワーを発揮してしまうこともあるわけです。
でもね、「こういうことがある」ってのを知っていれば対策を打ったり、氣休めしたりすることはできるんですよ(^^)
一目惚れをしたなら
ロマンチックだったり劇的だったり、ステキな出会いから すぐに恋に落ちていく〜なんてことは、意外と珍しい話じゃありません。
そんでね、、、
「好きになる前の友達期間が長かった人」と「一目惚れした人」の両方のパターンの相手と、僕はお付き合いしていただいたことがあるのですが、
その経験をしている、かつ恋愛ホルモンの作用を知ってみて(個人的に)思う2つのことは、
1つ目が。。。
「恋は盲目という言葉は正しい」ということ。
2つ目は。。。
一目惚れで、すぐにお付き合いをはじめた場合は「脳内麻薬が切れる前に、どれだけ信頼関係を築くことができるのかが重要」ということ。
僕と直接関わりのあった人について、ブログであれこれ詳しく書くわけにはいきませんが。。。
僕が言いたいことは先述の通りで「愛しているから、イヤな部分も含めて相手のすべてを受けとめることができている」のではなく、「脳内麻薬でハイな氣分になっているから、自分の氣持ちをごまかすことができている状態」になることは本当にあるってことです。
(ハイになっているからメチャクチャ楽しいし、ちゃんとドキドキもするので、相手を本当に愛していると錯覚?してしまうことはあるんです)
一目惚れがダメだなんてことは1ミリも思わないんですけどね、
盲目状態になることがあるからこそ、ちゃんと信頼関係を築いていくことは大切ですよ〜ってことを伝えたいんです〜
お互いに信頼感を高めておけば、ホルモンバランスが正常値に戻った時に、
麻薬によるハイで氣持ちいい感覚が静まっていく一方で、セロトニンの増加により「相手と一緒にいること」が安心感や心地よさへと変換されていきます。
恋愛初期が彼氏彼女のカップル感覚( ≒ 恋 ≒ 自分の欲が優先されやすい)だとすれば、その後は人生を共にするパートナーのような存在( ≒ 愛 ≒ 相手に与えるもの)になっていく、そんなイメージかな?
くり返しになりますが、恋愛初期にデートを楽しむことばかりに夢中になっていると、麻薬が切れた後に残るのは・・・
・ぷち余談
恋愛初期(特に片想いの時)は胸の苦しさや不安感から早く開放されたくなるし、麻薬でハイになったりもするしで、
メンタルがメチャクチャになって判断を誤りやすくなるので注意が必要だと思います。
告白のタイミングとかさ〜
相手のことを人として本当に好きで、その相手に恋をしているのか。。。
麻薬による興奮状態や快感(性的な意味ではない)が創りあげた「幻」に恋しているだけなのか。。。
・ぷちぷち余談
ここまでの話を踏まえると、友達期間が長かった人を好きになれたなら、それは恋の理想的な はじまりと言えるかもしれませんね☆
恋愛ホルモンが分泌されていない状態での付き合いが長ければ長いほど、相手のいろんな面を冷静に見ることができている( ≒ 本当の相手を知っている)からです*
絆を深めるためにも男女性の違いを知っておくことをオススメします↓
「恋人夫婦なぜ男女はわかりあえないのか|脳の構造や思考の違いについて」
不安は消えていきます*
これまた恋愛初期の話になるのですが、この頃は も〜何かと、いちいち心配になってしまうんですよね(僕の場合は)。
でも、もしもその原因がセロトニン不足であるとしたら、時間が経ってホルモンバランスが元に戻れば不安感は自然に消えていくし、なんなら その相手と繋がっていることで得られる安心感や心地よさが高まっていきます。
まぁだからといって、(両思いの確信がない)恋愛初期の胸の苦しさがなくなるわけじゃないんですけど、
たとえそうでもね、それがただのホルモンの仕業で、そのうち終わりがくるものだと わかっていれば、多少の氣休めにはなるんじゃないかな〜って思います*
・・・そうなのよ、所詮氣休めでしかないのよね。苦笑
まとめ
個人差はあるが僕ら人間は、誰かを好きになると「ホルモンの分泌量」に変化が起こる。
変化するのは
☆PEA
☆ドーパミン
☆アドレナリン
☆エンドルフィン
☆オキシトシン
☆セロトニン
主に この6種と言われている。
これらのホルモン量の変化によってハイな氣分になったり、逆に不安感が増したりと感情の起伏が激しくなる場合がある。
そういったことが起こる可能性を踏まえた上で僕が思ったのは。。。
恋愛ホルモン(脳内麻薬)による快感に夢中になりすぎて、相手との信頼関係や絆を深めることを怠らない方がよいということ。
それから恋愛初期に不安を感じやすくなることがあるけれど、その原因がホルモンバランスの変化によるものであれば、時間の経過とともに軽減されていくし、やがて安心感に変わっていきもするんですよ〜ということ。
まぁこういった知識を得たところで、ホルモンの量をコントロールできるわけじゃありませんし、影響もバリバリ受けます。
ただし全くの無知よりも、なんとなくでも知っている方が、感情の波に振り回されることによる精神的ダメージや疲労は軽減できるんじゃないかな〜って僕は思いましたとさ☆
(実際に僕は対策を思いついたし、その効果もあったので恋愛ホルモンについてシェアしたくなったんです)
感情のままの行動(ホルモンに操られるがままの行動)で自分にも相手にも悲しい想いをさせないように、絆を深めながら心あたたまる恋愛をしていきたいですね*
はい、以上〜
恋をすると楽しくもツラくも感情の起伏が激しくなるので、それは何故なのか氣になりましたよ日記、でした!
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
みなさんの恋がステキなものになりますように。。☆