メキシコシティのウルトラ田舎な風景の中〜
運河を走る遊覧船で、まったり流れて向かう先は〜
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世にも不気味な人形島
恐すぎ。
世界文化遺産Xochimilco
てことで、今回は!
メキシコシティ中心部から電車、もしくは電車とバスを繋いで1時間半くらいで行ける「ソチミルコ地区」日帰り観光リポート〜
この地区はメキシコの伝統(アステカ以降の文化)が残る地区として、世界文化遺産に登録されています。
・・・と言っても、正直どのあたりが世界遺産とされているのか、いまいちわからなかったんだけど(笑)
僕はソチミルコを流れる運河の、遊覧船観光ツアー(人形島行)に参加してきました☆
ツアーではソチミルコの運河(水路)の周りに住む人々の生活や、畑作地区ののどかな景色を眺めて楽しむことができます(^^)
もしかしたらその運河と、それを巡るトラヒネラ(小舟)が行き交う風景も世界遺産の一部なのかも。
※これは2017年の お話です
ソチミルコ・人形島への行き方
メキシコシティを走る地下鉄2番線の終点Tasquena駅まで行きます。
そこから路面電車(5ペソ)、もしくはローカルバス(6ペソ)に乗り換えます。
路面電車の場合はXochimilco駅(終点)まで乗ってください。
駅から運河の舟乗り場までは歩いて行けます〜
舟乗り場はGoogle mapで「Pier Fernando Celada」で検索すれば出てくるからチェックしてみてね!
ローカルバスならTasquena駅にあるバスターミナルの、M乗り場からXochimilco行きが出てます。
バスはEmbarcadero Fernando Celada前を通るので、そこで降りてください。
これ舟乗り場ね↓
この遊覧船ツアーですが1時間350ペソという決まりがあり、2時間コース、3時間コース、4時間コースがございます。
※コースごとに行ける目的地が異なります
人形島へは往復4時間弱かかるので通常1400ペソかかります。
(最大14人乗りの舟を1隻チャーターなので、大人数で行く方が1人当たりが安くなるよ)
あと、人形島上陸の際にも1人30ペソ入場料を支払いました。
こんな感じのかわいらしい小舟に乗っちゃいます〜♪
・ぷち補足
僕がツアーに参加した時は、途中で数カ所休憩所やトイレ島(笑)があり、船頭にお願いすれば停めていただけたのでトイレについては心配無用でした。
余談:ツアーに当たりハズレあり?
僕たちは特に問題なく島に上陸できたし、好きなだけ島で滞在させてもらえました。
また島にまつわるショートストーリーも、島にいたガイドさんに聞かせてもらうことができました。
でもガイドさんによっては、人形島には10分しか上陸させてもらえなかったり、レプリカの島に連れていかれたり・・・
そんなようなことがあったという話を聞きました。
実際 同じ時期にツアーに参加した僕の友達も、人形島手前まで行ったのに「このシーズンは整備のため島に上がれない」と言われて上陸すらさせてもらえていませんでした。
う〜ん・・・どんなツアーになるのかは運次第なのかもしれませんね。
(とか言って、本当に整備してたりして(笑))
遊覧船を楽しもう!
ソチミルコ運河(人形島)ツアーでは、この遊覧船に乗っている時間こそが1番楽しむべきポイントだと、個人的には思います〜
他の乗客達は基本的にビールをケースで用意してたし、スピーカーまで用意して爆音で音楽かけて遊覧船パーティしてる人達も見かけました☆
なんせ片道1時間半以上、往復で4時間弱もかかりますからね〜
お酒と おつまみを用意しておくことをオススメいたします!
故に、一緒に行くメンバーは絶対大事。
ほんじゃ、まったり遊覧船観光スタ~ト~なりなり~
あえて もう1度、船乗り場の写真を載せますが。。。
これの1番手前の舟に乗せられたんですけど、どうやって大量の舟の群れを抜けたと思います?
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正解は
パワープレイです。笑
船頭さんが一隻一隻、手で押して強引に切り抜けるのだ!
それなら1番出やすい舟まで各舟の上を歩いて渡って行った方が速いし、船頭さんも楽なんじゃないかと思ったのだが・・・
ま、お客の僕は座ってるだけだからいいんですけどね。笑
ちなみに舟乗り場にいた客引きのおじ様によると、船頭さんはマフィアの管轄下(笑)だそうなので、怒らせないようにお気を付けください。
生活感あふれる運河
最初は こんな感じの、おもっきし民家の中をすすんでゆくよ~どんぶらこ~
庭に座ってるおばちゃんがいたり、舟で物を売りに来てるおばちゃんがいたり・・・
ソチミルコの生活感を楽しめる素敵な水路です〜☆
下の写真は、川をまたぐために両岸を往復してる舟~
川を渡る際には、ロープを引っ張って舟を動かしてくれるお兄さんにチップを渡すようです。
これは水位を調整する門。
この門の手前と奥では水位が1m弱違うため、ここで水位の調整を行います。
まずは1度、2枚ある門の間に舟を入れて門を閉じます。
次に進行方向の門だけ開けると、自然に進行方向側の水位と合う仕組みになっています。
(水が抜ける、もしくは水が流れ込む)
下の写真では進行方向側の水位が高いから、門を開くと向こう側の水が少しずつこちらに流れ込んできます。
世界のどこかに、こういう水位を調整する門で有名なのがあった気がする。
どこだったかな・・・
最強に、のどか。
しばらくすると住宅地を抜けて、畑作地区に入ります。
畑作してるおじちゃんおばちゃんがいたり、牛がいたり。
いや~これまた実に
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眠くなる。
平和すぎ。
途中でウーパールーパーの写真が写ってる看板(布製)を見かけたんだけど、養殖でもしてんのかな。
この時が「ウーパールーパー」という単語を実に5年以上ぶりに発した瞬間であった。
水上マーケットじゃないけど・・・
この運河では食べ物や飲み物を売っている屋台舟に時々すれ違います。
売ってる物は舟によるよ!
お菓子や果物、タコスにビールなど~
友達が屋台で買ったこれって、メキシコ流レッドアイなのかな?
トマトソースっぽいのとビールを混ぜると、不味そうな泡(笑)がボッコボッコ溢れてきます。
まさに地獄の飲み物!
Hell’s drink!
味は可もなく不可もなく。
Hell’s drink!
さて、そんなこんなでメキシコの田舎な風景の中、遊覧船観光をまったりと楽しんでいるとね、忘れた頃にやってくる
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人形島。
ぎゃひぃぃいいいいいぃぃい
遊覧船観光4時間は飽きてしまう人もいるかもなので、中間に人形島でワンクッション入れるといい感じ、みたいな。笑
長くなったので、世にも奇妙な人形島上陸リポートはまた次の記事で。
「呪いの人形島にいるガイドの解説に呪いの欠片もなかった件(笑)」
果たして、この不気味な人形島にまつわる伝説とは一体・・・!?
Hell’s Flash!
軽くまとめ
ソチミルコ地区へは、メキシコシティ中心部から電車、もしくは電車とバスを繋いで1時間半くらいで行ける。
遊覧船ツアーは1時間350ペソで、2時間コース、3時間コース、4時間コースがある。
コースごとに行ける目的地が異なる。
人形島へは往復4時間弱かかるので通常1400ペソ。
ツアーは本来、遊覧船で運河を巡ること(ソチミルコの水路周辺の生活や、景色を眺めて楽しむこと)が1番の目的なので、人形島へ行く方も、そのつもりで飲み物や食べ物などを準備しておくと良い。
それでは皆さん!
のんびりまったり恐怖の人形島ツアーを楽しんできてくださいませ〜
ここも良かったですよ〜↓
「未来に先駆け!?メキシコシティの超かっこいい図書館!」
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
今日が皆さんにとって よき日となりますように*