12月半ばのこと、当然拙者が住んでいるバンクーバーはすっかりクリスマスムードになっていました。
本来のX’masって。。。
カナダにやってきて最初に滞在していたバンクーバーの激安宿から、インターナショナルなシェアハウスに引っ越しました。
拙者はシェアハウスに一緒に住んでる人達以外まだ友達がいないので、クリスマスは特に予定は無かった。
一人では広過ぎる為余計に寂しいこの家で、独り寂しくワインでも飲もうかなと考えていました。あぁ、いと寂し。
ルームメイトのブラジル人は学校の友達とパーティをすると言っていたし、ドイツ人二人はカップルなのでデートでしょう。
そしてトルコ人は超ド級のプレイボーイで、常日頃からほとんど家にいないから当然クリスマスもだろう。
ちょうどそんな事を考えていた時だった、ドイツ人のエリザが「クリスマスイブは何をするの?」と聞いてきたので「特に何もしないよ」と答えた。(だって独り身だからな! 君と違って!)
そしたら「良かったら一緒にゲームをしましょ」と言うのだ。
ポカーン。。。
あぁぁそうでしたかぁぁぁー
クリスマスは本来家族や友人と団欒で過ごす日なんですね!
拙者日本で生まれ育ったもので、クリスマスと言えばカップルと子供達が中心になってキャイキャイする日、そんな風に思っていました。
でもカナダ(その他キリスト圏)では、家族と過ごすために24日の夜から26日まではほとんどのお店も休業します。
フィリピンで学んだこの文化、すっかり忘れてました。
フィリピンで学んだこと↓
「衝撃!フィリピンは9月から、つまり1年の1/3はクリスマスムードです!」
拙者を家族と呼んでくれる彼らに感謝感激(;_;)
てなわけで、皆でお金を出し合ってモノポリー(スゴロクゲーム)を買うことにした。
そんな文化の違いをヒシヒシと感じる心温まる出来事でした☆
イブに教会にも行ってみたよ↓
「カナダ|クリスマスイブの教会(ミサ)での過ごし方が気になったので行ってみた。」
本当はこうやって過ごすんです
外界からの影響を簡単に受ける拙者は、クリスマスという名の商戦ビッグウェーブに完全に飲み込まる。
当日は張り切りまくって生ハムセットにチーズ、クラッカー、ワイン、母から送って頂いた日本酒、親子丼(今まで作ったことなかったので、前日にこっそり試作)を振る舞っちゃいました。
でもプレゼントはケチって100均。
日本酒は、他の皆は「まあ飲める」ってくらいで、そこまで好印象ではなかった様子。。。笑
あ、結局ブラジル人もいました。
友達とは翌日25日に丸々一日遊びに行ってた。クリスマスは休日だからね。
そんなこんなで食後は皆でモノポリー
で、案の定ファルク(トルコ人)はいなかった。
けど、ちょうど25日に日付が変わるころ玄関の鍵を開ける音が聞こえて皆が「お、ファルク帰ってきた」っつって玄関を見つめてたら、現れたのは
な!
ん!!
と!!!
・
・
・
皆知らないヒゲヅラの青年一人。
・
・
・
だ・・・ 誰やねーんお前!!
※関西出身ではありませんが、ついつい使いたくなるこのフレーズ
彼は「ファルクの友達です」と静かに言い残してファルクの部屋に入っていった。
皆は「え、何も聞いてないんだけど」と、いつもルーズなファルクに不満?を漏らしていたけど、拙者は心の中で爆笑していた。
そして午前1時くらいまでゲームして拙者たちもお開き。
日本でもクリスマスに友達とパーティしたりしたけど、周りが日本人じゃないせいかなんか不思議な感覚だった。
そして前から話には聞いていたけど、当日実際にこうして家族団欒で過ごすことで、自分の中のクリスマスに対する意識がより変化した気がする。
特にカップルからクリスマスイブの夜の予定を聞かれて、一緒に過ごそうと誘ってもらったのが大きかったと思う。
これからはもう特別クリスマスに女の子が恋しくなって、寂しくなることは無いだろうな。
年間通して一定の寂しさを感じるだろうな。
デートしたい。
はい、日本からほぼ一日遅れでやってきたそんなクリスマスイブ当日リポでした!
一日遅れで
☆Merry Christmas☆
海外で迎える2度目のクリスマス〜↓
「オアハカ州シポリテでメキシコ人のクリスマスパーティに参加してきた☆」
ちなみにファルクは翌日の昼過ぎに帰ってきました。