恋人達が盛り上がる日ではない|クリスマス商戦に巻き込まれた日本人の僕が海外で驚いたこと

彼氏のいる女の子に誘われるという衝撃初体験。

本場のX’mas☆

日本で生まれ育った僕にとって、クリスマスといえば「子供が楽しみにする日」とか「ロマンチックな雰囲氣で恋人達が盛り上がる日」、そういったイメージが強かったのですが、
そんな僕だからこそキリスト教主体の国(カナダ)で迎えた、初めてのクリスマスでの出来事に けっこう驚きました。

てことで、今回は!

海外では普通だけど、日本人の若者(僕)からしたら意外に感じたクリスマスの過ごし方・体験談について〜

まずは日本人(僕)視点

バンクーバーでは、5ヶ国の入居者からなる なんともインターナショナルなシェアハウスに住んでいました。

当時 僕は、ルームメイト達以外に友達がいませんでしたし、クリスマスといっても特に予定は ありませんでした。

ブラジル人は学校の友達とパーティをすると言っていたし、ドイツ人2人はカップルなのでデートでしょう。
トルコ人は超ド級のプレイボーイで、常日頃からほとんど家にいないから当然クリスマスもだろう。

階下にはイタリアの女の子がいたけども、階が違うので そもそも絡みがあんまない。笑

1人きりには広過ぎて余計に寂しいこの家で、しんみりワインでも飲みますかね〜

家の写真

どうでもいいことなんだけど、恋人達が盛り上がるのは まぁ雰囲氣的に わかるとして、
逆に、彼氏彼女がいないと切なくなるのって なんなんでしょうね、関係ないよね(笑)

ちょうど そんな事を考えていた時でした。

彼氏のいるドイツの女の子が「クリスマスイブは何をするの?」と聞いてきたので、「特に何もしないよ」と答えました。
(だって僕は独り身だからな!笑)

すると

「良かったら一緒にゲームをしましょ☆」

と おっしゃるではありませんか。

ポカーン。。。

本当の意味とは

ご存知の方も多いかと思いますが、そもそもクリスマスというのは「キリストの生誕をお祝いする日」です。

そのため各家庭では、七面鳥やスイーツなどの ご馳走が用意されたりもします。

だから、本来のクリスマスの意味としては「恋人達が盛り上がる要素」は全くないんですよね。

ガスタウンのイルミネーションの写真

まぁクリスマスという行事そのものが人が創り出したものですので、正しい過ごし方なんてないとは思いますけども、
でも どちらかと言えば「家族や友人と だんらんで過ごす(楽しくお祝いする)日」という要素の方が強いわけです。

もちろん恋人同士でお祝いしたっていいんですけど、恋愛を楽しむための日じゃないことは確かである(笑)

けれども僕は日本企業のクリスマス商戦(ある意味 洗脳)に巻き込まれ、氣づけば「子供や恋人達が中心になってキャイキャイする日、これがクリスマス」そんな風に思うようになっていました。

ちなみにカナダ(キリスト教主体の国)では12月24日の夜から26日にかけて、多くの人が家族と一緒に過ごすため、その間はほとんどのお店が休業します。

当日の様子はコチラ↓
日本と欧米は逆?もはやゴーストタウンなクリスマスと元旦のカナダの様子

教会にも行ってみたよ↓
欧米のクリスマスイブ|教会(ミサ)での過ごし方が気になったので行ってみた

今年は欧米スタイルで*

そんなこんなで、海外で初めて迎えたクリスマス・イブ。。。

シェアハウスの皆で一緒に夕飯を食べて、そのあとは お金を出し合って買ったモノポリー(スゴロクゲーム)で遊びました☆

日本酒とカップルの写真

日本の実家から送っていただいた日本酒、親子丼を振る舞ってみました。

モノポリーが めっちゃ面白かった(^^)

皆でモノポリーしてる写真

日本でも友達とクリスマスパーティをしたこともあったけど、今回は まわりが日本人じゃないせいか、なんか不思議な感覚でした*

前から話には聞いていたけれど、当日実際にこうして家族団欒で過ごすことで、自分の中のクリスマスに対する意識が かなり変わった氣がします。

やっぱり「クリスマスを一緒に過ごそう」と若いカップルから声をかけてもらえたことが、文化の違いをヒシヒシと感じたり、(僕にとっては)心温まる出来事に思える要因になったかなぁ。

彼らにも質問はしてみましたが「ショッピングくらいはすることがあるけど、恋人同士だからという特別な感覚はないかな〜」といったような答えが返ってきました。

ふむふむ。

これでもう僕も、特別クリスマスに女の子が恋しくなって、寂しくなるなんてことは なくなるだろうな。
年間通して一定の寂しさを感じるんだろうな。

はぁ〜 デートしたいねぇ。。。

余談:ヒゲの人

案の定、ファンキーなトルコ人・ファルク(仮名)は家に いませんでした。

けれど ちょうど25日に日付が変わる頃かな、玄関の鍵を開ける音が聞こえて
「お、ファルク帰ってきた」っつって皆で玄関を見つめてたら、現れたのは

な!

ん!!

と!!!



誰も知らないヒゲヅラの青年1人。



だ・・・ 誰やねーんお前!!

彼は「ファルクの友達です」と静かに言い残して、ファルクの部屋に入っていきました。

皆は「え、何も聞いてないんだけど」と不満?を漏らしていたけど、僕は心の中で爆笑してました。

そして午前1時くらいまでゲームをしながら まったり過ごして、僕たちもお開き。

そんなこんなで、はい

Merry Christmas

カナダワーホリのシェアハウスルームメイト(クリスマスの食卓)の写真

あ、ファルク本人は翌日の昼過ぎに帰ってきました。

海外で迎える2度目のクリスマス〜↓
オアハカ州シポリテでメキシコ人のクリスマスパーティに参加してきた☆

軽くまとめ

そもそもクリスマスというのは「キリストの生誕をお祝いする日」であって、
「家族や友人と だんらんで過ごす(楽しくお祝いする)日」という要素の方が強いはずである。

けれど僕は日本企業のクリスマス商戦(ある意味 洗脳)に巻き込まれ、
氣づけば「子供が楽しみにする日」とか「ロマンチックな雰囲氣で恋人達が盛り上がる日」、そういったイメージが強くなっていた。

そんな僕ではありましたが、カナダにて「彼氏のいる女の子に」クリスマスのお誘いをしていただくことで、自分の中でのクリスマスに対する意識が かなり変わったと思う。

当日はシェアハウスの皆で食事をしたりゲームを楽しんで、まったり過ごしましたとさ☆

(僕はクリスチャンではないので、キリスト生誕のお祝いという感覚は あんまなかったけどね)

はい、以上〜
日本人感覚ドップリな僕が、キリスト教主体の国で初めて迎えたクリスマスは なんとも新鮮な出来事に感じましたよ日記、でした!

最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
今日が皆さんにとって よき日となりますように*