南京虫とその症状の画像あり|かゆみがヤバイから旅行先でできる対策とか載せとく。

痒みの王様。

痒み大王。

痒いぜ!南京虫!

日本では南京虫(トコジラミ・英名Bedbug)は あまり馴染みではないかもしれませんが、
海外で安宿めぐりをしていると、ときどき出くわすことがございます。

僕も何度か被害にあったことがあり、大変な思いをしたので、今回は できる限りの対策などを紹介してみたいと思います〜

これが噂の痒みキング↓
南京虫(ベッドバグ)の写真

後でもう一度説明いたしますが、南京虫の被害にあった場合は その場所を離れる時も要注意ですよ〜!

万が一 自分の持ち物に虫が まぎれ込んでしまい、気づかずに他の宿や自分の家に持ち込んでしまった時は もう大惨事。

奴らの繁殖力侮るべからずだぜ!

餌を得た奴らは爆発的に増えるのであります!

僕の症状。

とにかく痒い!

夜中に何度も目が覚め、メッチャクチャ痒い状態が 数週間つづきました!!

南京虫に刺された個所の写真

最初は蚊に刺されみたいな感じだったんだけど・・・

回数を重ねるごとに刺された個所への反応がひどくなり、4,5日目くらいには刺された個所が上の写真よりも
さらにボッコボッコに肌が腫れて、刺された個所が熱をもち、鈍痛を感じるようになりました。

引っ掻くから出血もするし。泣

体質や刺された回数によって反応は変わるとの噂でしたが、回数で反応が変わるのは本当かもしれません。

痒み以外で蚊に刺されとの違いは、
南京虫は おなじ個所を何回か噛む習性があるらしく、2~4個まとまってポツポツができてることが多い。

友達は全身がこうなってて、本当に気の毒でした・・・

ちなみに僕はクラゲやムカデなどの、「強い毒を持った奴ら」に刺された時用の虫刺され薬を塗っていました。
気休めでしたけども。。。

予防策

まあ「南京虫が出る」と噂されているような安宿に泊まらないのが1番の対策ではありますが、それでも宿泊するのが節約旅行者ですよね!笑

てことで!

七つのささやかなる抵抗方法をご紹介〜

※ベッド自体に住み着いているなら もう諦める他ないかもしれないけど

その一:ベッドに注目

チェックイン前にベッドをよく見るべし!

木のベッドについてる黒っぽい小さいシミは南京虫のフンなので、そのベッド(その宿)に生息しているのは ほぼ確実。

南京虫(ベッドバグ)の糞の写真

このベッドの板の隙間(継ぎ目)には、ビッシリ虫がつまっていました・・・
マジで鳥肌もの!!

下の写真は、僕が寝てる間に無意識で南京虫を潰した跡(僕の血)。

南京虫を潰した跡の写真

シーツにこういう跡が いくつかついていたら怪しい。

その二:道を断つ

バッグやシーツ、衣服などが地面とベッドの両方に触れている状態をつくるべからず!

奴らはツルツルの面を登ることができないので、
もしもベッドの柱が鉄製だったりツルツルしているのなら、マットレスまで登ってくることはできません。

でも たとえば、シーツが床まで垂れ下がっていたりすると、
それは奴らにとっては美味しい食事にありつける「夢の懸け橋」と化してしてしまうんですよ〜

特に僕がやり勝ちなのは、(防犯の意味もありきで)バックパックやデイバッグを
ベッドのそばに置いたり立てかけてしまうのですが、それは、ダメ!絶対!

その三:ベッドは上段

2段ベッドは昇り降りがめんどくさくても上段を選ぶべし!

ツルツルの柱でも油断はできない。

そこで1段目よりは まだ危険度が低い2段目をえらび、
申し訳ないが1段目の人には、自分を守る盾となってもらいましょう。

もしも1段目の人が被害にあったのなら、
心の中で「ありがとう」と唱え、以降その人には優しく接してあげましょう。

その四:壁

ベッドを壁から10センチ以上離すべし!

奴らが登るのは柱だけではない!
壁だって登れちゃうんですね〜 盲点。

ということで、ベッドと壁が接する面をつくらないようにしましょう。

その五:まだ油断はできない

チェックアウト時にも気を抜くべからず!

南京虫と一緒に次の宿に移動したら、せっかくの南京虫ヴェノムからの解放チャンスを無駄にしてしまいますよ〜

てことで 宿を出る前に、荷物や衣服を片っ端からチェックしましょう!

痕跡を発見したら、荷物の中に潜んでいるか卵がある可能性もある。

この白い粒粒が卵↓
南京虫(ベッドバグ)の卵の写真

荷物を捨てていくわけにもいきませんので、死滅させる方法を調べて できる限りの対処をしましょう。

じゃないと再び自分も苦しむハメになるし、ほかの宿、地域に被害を広めてしまう可能性もあります〜

被害をほかへ移さないよう気を付けるのもマナーってことかな*

ちなみに 木造建築に虫が住みついてしまったら、専門業者に頼んでも完全駆除は不可能らしいので、共存を覚悟すべし。笑

※通常衣服や荷物の中に侵入することはないとのことだが、油断はできません

・ぷち補足

南京虫は卵・成虫ともに熱に弱く 60℃以上、もしくは46℃ほどでも10分ほど さらすと死ぬそうです。

なので 気温の高いところであれば、荷物をまるごと黒いビニール袋などに入れて封をし、
直射日光のもとに置いて退治するという方法もあるようです。

光の輪ハロ(2019・9・10)の写真

(黒い袋をつかうのは、日光の吸収率をよくして温度をあげるため)

乾燥機をつかうのも ありですが、さすがにバックパックとかは入れられないかと〜

その六:夜行性

夜でも消灯するべからず!

これは有効かどうかは正直不明だし、宿のルールによっては不可。
ですが、奴らの夜行性という習性を利用したもののようですね。

夜行性なら夜がこなければ、活動できまい、そういうことなのでしょう。

その七:ミイラ男が無敵説

就寝時に肌を露出するべからず!

(全身刺されている人もいましたが)
僕は露出していた顔と足、手の甲しか刺されませんでした。

服や布団の中まで潜り込んでこないというのは、一理あるようです。

ビニールとガムテープを駆使し、
肌が出ている部分を1ミリも残さず ミイラ男のように全身を覆い尽くせば、無敵!



簡単にできる対策はこんなところでしょうかね。

はい、以上!
南京虫レポートでした。

みなさんお気をつけて~

マジでスゴイですよ! あいつらの痒み!

余談:トラウマ(笑)

南京虫に刺された宿を出て2週間たった後でも、赤くなって ちょっとでも痒みがある個所があると、
まさか!?とソワソワして怯えてしまう程の恐怖が、僕の心に刻み込まれました(泣)

痒みが完全に消えるまでの3週間くらいは、
ベッドのシーツやベッドの枠組みの隙間とか 何度もチェックしてました。

本当トラウマ。。。

おまけ

うちの実家のポストに入ってた「いらなくなった物を買い取ってくれる業者」のチラシ。

南京虫買取業者のチラシ1の写真

なぜ!?今まで捨ててた
“こんなもの”まで買い取ってもらえるのか?!

南京虫買取業者のチラシ2の写真

南京虫買取業者のチラシ3の写真

南京虫買取業者のチラシ4の写真

なぜ!?