かつてのテオティワカン人の人口と神奈川県小田原市の人口はほぼ同じ。
冒険心くすぐるTeotihuacan
主に「月のピラミッド」「太陽のピラミッド」「ケツァルコアトルの神殿」「死者の大通り」からなる、この巨大なテオティワカン遺跡を築き上げたのはテオティワカン人。
しかし彼らは8世紀ごろ突如この地から姿を消してしまう。
その後、廃墟となったこの遺跡をメシカ人(アステカ人)が発見し、神が住む地と考え、自分たちもそこに住みついた。
森を散策してて突如こんな完璧すぎる神殿が姿を現したら、そりゃ神の住む場所だって勘違いするよね。
テオティワカン人が姿を消した原因は現代でも解明されておらず、未だにテオティワカン遺跡には謎が多く残っている。
また「月のピラミッド」からは「死者の大通り」が伸びていて「太陽のピラミッド」「ケツァルコアトルの神殿」の前を通過する。
この死者の大通りだが、通りから月のピラミッドを見た時、真北の方角から角度が微妙~にずれている。
その様子を口で説明するのは難しいから、地図を見てちょ。
これは太陽の軌道を計算してあえてずらしているらしい。
そのずらした角度は、なんと夏至の日の太陽の軌道と超正確に合っているというのだ。
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なんか昔の冒険家が冒険していた気持ちがちょっとわかった気がする。
かつては
ここまで計算されて作られた神殿や遺跡が手つかずで世界各地に眠っていた。
衛生や航空機が現代程高性能じゃなかった時代、それら遺跡を自分の勘と足を頼りにジャングルや荒野を渡り歩き探しまわる。
見つけるまでのワクワク
見つけた時の興奮
古代人が完璧過ぎる神殿を築いた方法や廃墟になった原因を探る楽しさ・・・
様々なことが冒険家の心を魅了しているんだろうなぁ。
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メキシコシティからの行き方
メトロ(地下鉄)5番線のAutobuses Del Norte駅の目の前の大きなバスターミナルから、直通バスが出ています。
バスターミナル端っこの8番乗り場(?)近くに、テオティワカン行きのバスチケット売り場があるので購入してちょ。
拙者は当日チケット(日帰り往復)を購入したよ。
片道46ペソ。
※2016年11月現在
所要1時間半くらいだったかな?
ちなみに途中でバスが急に停まったと思ったら、外に降ろされて警察による荷物チェックがあった。
(男性は外、女性は車内)
正直、これやる意味あんの?って思うくらい雑なチェック(笑)
いざ出陣!
居心地最高な日本人宿サンフェルナンド館で出会った他の宿泊者3人と共に向かったぜよ!
特に移動中なんかは話が出来るし、一人で行くより観光を数倍楽しめてよかった♪
独り旅行者はこうやって旅仲間を増やしていくのでござる(^^)
・・・長期間誰かと一緒にいるのは辛くなることがあるけど、これくらいなら大丈夫だった(笑)
メキシコシティからのバスを降りたら、近くにある入場チケット売り場でチケット(65ペソ)を購入~
(学生証を持っていれば入場無料)
そこから遺跡のエントランスまで数百メートル歩きます。
バスを降りてから遺跡がなかなか見えてこないから、ワクワク感があっていい(*´▽`*)
エントランス建物内には、アステカっぽいアートが飾られてました。
そしてエントランスを抜けて最初にこの目に飛び込んできた建造物は・・・
ちゃちゃーん!!
ケツァルコアトルの神殿ー!
写真だと「こんなもんか」感が結構出てるけど、実際に行ってもこの神殿においてはこんなもんかって思うかも(笑)
周りの城壁とか、歴史あっての建築物だと思います。
とりあえず、登ります。
傾斜キツイ。
・・・登った裏側にあるのが本当の神殿なのかな?
階段を登った裏側にあった神殿には農耕・文化の神ケツァルコアトル様と、水神トラロック様の顔がくっついてます。
かなり劣化しているけど、それがまた味があって良いね☆
蛇の頭がケツァルコアトル様、四角い頭のNHK教育番組に出てきそうなのがトラロック様。
ちなみに個人的にはここが一番遺跡感を感じた場所。
他の場所には神様の顔とかついてなかったからね。
※この神殿は近くまで行くことができるけど、登ることは出来ません
浪漫街道ぶらり散歩
ケツァルコアトルの神殿からは死者の大通りを歩いて太陽のピラミッド、月のピラミッドへと向かいます。
この大通りが真北に向かって微妙にずれているってやつね。
まさに冒険家の浪漫が詰まった道だ。
でも冒険家じゃない拙者は、ここを歩いても大して興奮しなかった。
各ピラミッドや神殿の間にもこんな感じに遺跡跡が残ってます。
当時人々はここでどんな生活をしてたんだろうね。
ちなみにテオティワカン人時代の最盛期には人口は20万人にも及んだそう。
超地元ネタだが、それって神奈川県小田原市の人口とほぼ同じ。
ここで小田原市のみんなが生活するのか~
・・・自分で小田原市を話題に出しといてなんだけど、いまいちピンと来ない数字。笑
果たして人口密度は高過ぎたのか、低過ぎたのか。
まあ、どうでもいいや。
ちょっと長くなったので、太陽と月のピラミッド登頂記はまた次の記事で。
「思ったより修復されてたメキシコ古代遺跡テオティワカン登頂!」
メキシコシティじゃないけど、モンテアルバンへの行き方ものせときます↓
「バスで行くオアハカ日帰り観光☆世界遺産モンテ・アルバン!バンバン!」
ピラミッド頂上からの景色はそれはそれはお見事じゃったよ(´_ゝ`)おほほ