ここメキシコのオアハカ州にあるシポリテという集落には海以外何も無い。
てことで今日もビーチを散歩する。
2016年12月9日、メキシコの楽園シポリテ生活18日目の日記。
シポリテのビーチで見かけた生き物
お、ビーチに人が集まっている。
何かと思って見に行ったら大きなウミガメの死骸があり、その周りにはたくさんの亀の卵が散らばっていた。
ウミガメは産卵後に力尽きてしまったのかな。
地元の人達が卵を拾い集めて、穴を掘って埋めてあげるようだ。
個人的には「それ、深く掘り過ぎてない?子亀出てこれる?大丈夫?」と心の中で思っていたのだが、ウミガメ専門サイトによると通常は深さ50~60cmくらいとのこと。
へぇ~。
あの足でそんなに深く掘るなんて結構大変そうだね。
あ、でもこのウミガメの種類が何かはわからないけどアカウミガメの場合、卵が海水に触れると孵化しないらしい。
ここに落ちてたやつ結構海水に浸かっちゃってたけど・・・大丈夫かいな(;´_ゝ`)
ちなみに、産卵時に砂浜へやってくるウミガメの様子の解説が結構おもしろかった。
まず暗くなったら波打ち際にやってくる。
でも警戒心が強いからすぐには上陸せず、しばらくは波間を漂うらしい。
そして安全を充分に確かめてから上陸。
上陸したらしばらく口を砂につきたて、砂浜の様子を調べる。
そして少し歩いては頭を上にあげ、大きく息をして、また歩く、これを繰り返して産卵場所を探すとのこと。
ウミガメを見習って、拙者も産卵する時はこれくらい慎重に場所を選ぶことにします。
これとは別の日なんだけど、波打ち際で子亀の死体をいくつか見かけた。
まだ生きていて、必死に海に向かって歩いている子もいたよ。
でも入水しては波の力で砂浜に押し戻されてしまう、というのを繰り返していた。
波打ち際で死んでしまった子亀たちは、これを繰り返してる内に力尽きてしまったのかな?
なかなか海に辿り着けないのは自然の力がジャマしているせいだけど、今生きている子亀を水が少し深いところまで連れて行って助けてあげようかどうしようか、そんなことを考えていたら他のおじさんが子亀を拾って海水で洗って生のまま食べてしまった。
そ、そんな・・・
はい、ウソです。
心優しいおじさんが海に放してあげていました。
こういうこともあるしカメにとっては、産卵場所やシーズン選びは非常に大切なんだろうね。
潮の満ち引きや砂浜の温度とかさ、すべて本能で察知してるんだと思うけど、やっぱ野生の生物って凄いな。
人間による砂浜の開発とかでウミガメの産卵場所は年々減っているみたいだけど。。。
水族館リポート↓
「マスンテ(シポリテ)唯一の観光スポット海亀の水族館がある意味おもしろい」
あ、子亀の甲羅は、通常の甲羅の硬さからは想像できないほど柔らかかったです。
ソフトシェルクラブ的な。
ソフトシェルクラブの唐揚げ食べたい。
スポンサーリンク
変な魚もいたよ
はい、変な魚もうち上げられていました。
この他にも美味しそうな40cmくらいの魚がうち上げられているのを度々見かけた。
せっかくなので拾って帰って焼いて食べてみたんだけど、まあ普通の白身魚でした。ウソ、食べてないよ。
地元の子供たちが上の写真に写ってる長細い魚で槍投げしてて、口の先が地面に刺さって・・・ウソです!
シポリテのオススメのハンバーガー屋
ついでなので拙者が何回かハンバーガーを食べに行ったお店をご紹介。
正しくはハンバーガー屋じゃなくて普通のレストランなんだけど、ここのハンバーガーが美味しいのでオススメです☆
パテが魚肉なんだけど、それが結構おいしい。
ポテト付きで40ペソ(約220円)で、シポリテのメイン通りにある屋台のハンバーガーと同じ値段なんだけど、このお店のハンバーガーの方が断然クオリティが高いし美味しいです(笑)
ビーチをずーっと東に歩いて行き、岩山に突き当たる少し手前にお店があります。
ここで海を眺めながらビール飲むのも気持ちが良いよ!
この向きならサンセットも見れます☆
1日に2回ハッピーアワーございます。
それならいっそ丸一日ハッピーアワーでもいいような気がするのは、まあ拙者だけね。
あと、個人的に気に入ったのはサーフボードが机になっていたこと。
常夏感丸出しだね☆
以上!
シポリテのビーチはウミガメの産卵場所で偶然卵と子亀を見れたことと、オススメのハンバーガー屋のご紹介日記でした~
シポリテってこんなところ↓
「人生観が変わる!メキシコの楽園シポリテはこんな集落~」
ちなみに、すぐ隣のマスンテという集落には亀しかいない水族館があります。
どうやらこのあたりはウミガメの頻出スポットになっているようですね!