教会は色んな国で訪ねているので、多少の違いはあれど飽きてしまったからあまり注意深く見ることがない。
そんな拙者がバチカンとイスラエルの聖墳墓教会以来、久しぶりに気に入った教会にメキシコ・オアハカで出会ったのでご紹介します。
Templo de Santo Domingo
オアハカの中心に堂々とそびえるサントドミンゴ教会。
建設開始から完成までは、なんと200年以上もかかっている。
完成した姿を拝むことができなかった人いっぱいじゃないか。。。
ていうかこれ、サグラダファミリア(144年間(予定))より建築期間長いじゃん。
建築技術が違うから比較対象にはならないかもしれないけど・・・いや、それを差し引いてもやっぱ凄い。
中が凄いんよ
外観は結構地味な感じ。
だが入口に立った時点で、すごい迫力を受けた。
拙者の目にまず飛び込んできたのは
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きんぴかぴーん☆な祭壇
※結婚式中の写真です
「オアハカ|メキシコ人の結婚式がお祭り騒ぎで超おもしろかった☆」
近くから見た祭壇はこんな感じ。
金箔を使ったなんとも豪快な装飾だ。
入口から祭壇を見ただけでも充分壮大な感じがしたのだが、さらに拙者がインパクトを受けたのは教会に入ってすぐの天井。
天井が凄いんよ
「生命の樹」と呼ばれる、聖人がなってる(?笑)立派な樹の彫刻が参拝者を出迎えてくれます。
下の写真手前の青っぽく写ってる天井。
写真を横向きで撮ったから半分くらいで途切れちゃってるけど、全体を見るともっと「木」っぽい。
ここに表されている生命の樹はサントドミンゴ教会特有のもので、メキシコの先住民の文化の影響を受けたものだと言われている。
余談1:旧約聖書とエヴァンゲリオン
生命の樹(セフィロトの樹)は神話(旧約聖書)に登場する樹で、その実を食べると永遠の命が手に入るんだとか。
そのセフィロトの樹をどっかで見たことあるな~って思ったら、エヴァンゲリオンだってことを思い出した。
エヴァは漫画とアニメと劇場版の全部を見たけど、別にファンという訳では無く、なんとなく見ただけ。
まあミーハーってことね。
てことでセフィロトの樹(というか旧約聖書)とエヴァの関係について読んでみたら、これが意外とおもしろい。←今更(笑)
いつか時間に余裕が出来たら、エヴァをじっくり考察してみようかな。
※エヴァネタは以上です
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余談2:文化の入り混じるメキシコ
メキシコに来てまだ1ヶ月だけど、国外と先住民の文化が混ざった独特なものにちょこちょこ出会う。
カトリックだけどドクロ崇拝↓
「メキシコ版ハロウィン!?死者の日の現地の様子や見どころをご紹介*」
スペイン(イスラム)から来たタラベラ焼き↓
「メキシコのお土産が歴史を語る!?プエブラ・パリアン市場☆」
異文化と混ざって出来上がったものは、メキシコにはまだまだたくさんあると思う。
そういうものが、ごく自然に混ざって出来上がったのか、メキシコが外界の物を受け入れざるを得ない状況で完全には受け入れまいという抵抗の現れなのかが個人的には気になっている。
・・・でもまあその答えは考えたってわからないんだけども。
話を教会に戻そう。
細かい彫刻は入口だけじゃなくて、教会内部(特に天井)に広がっていて、ここまで来るともうしつこい。
世界の教会を行き尽くした訳じゃないけど、ここまでしつこい彫刻(笑)は見たことが無い・・・か、覚えてない。
だから好き。
こちらは祭壇前の天井。
たしか祭壇の横っちょだったかな、ロサリオ(ロザリオ)礼拝堂があって、そちらもまた美しい装飾である。
礼拝堂のこじんまりとした空間の方が、より静かで落ち着いた雰囲気が漂っていて好みだった。
これ、礼拝堂↓
写真右下、やや控えめに写っておられるのはイエス様を抱く聖母マリア様。
ロサリオ礼拝堂の天井はこんな感じ。
実に細かく、美しい・・・(´_ゝ`)目がチカチカするぜ
拙者は教会マニアでもないし建築家でもないので、その他の特徴とかを説明できないんだけど、そんな素人でも素敵なインパクトを受けることが出来たサントドミンゴ教会、ロサリオ礼拝堂でした。
お時間のある方はぜひ足を運んでみてね~☆
以上!
教会にあまり興味がない拙者でも感動できたオアハカ・サントドミンゴ教会お散歩リポートでした~
まさかこんなところでエヴァンゲリオンを思い出すとは。
オアハカから日帰りで行けるオススメスポットはこちら↓
「絶景イエルベ・エル・アグア☆白い崖っぷちで泳ぎなはれ!」
おまけ
辞書でミーハーって調べたら「みいちゃん・はあちゃん」って出てきた。
何故「みいちゃん」と「はあちゃん」が出てきたのか気になる方は、ググってね!