英語を話すのがあまり好きじゃないカナダ人がいた。
海外旅行でケベックや台湾、パレスチナなど特別な地区を訪ねる時は、情勢や歴史を知らないとその土地の人達に対して無意識で失礼な発言・態度を取ってしまう可能性があるので気を付けないとね。
メキシコの楽園天国シポリテ生活26日目の日記。
Quebec
ケベック州はカナダの州の一つ。
ザックリ歴史を説明すると
その昔フランス人が北米大陸(ケベック)に侵略・植民したんだけど、その後イギリス軍に支配される。
でもケベック法でフランス民法典などフランス色を残すことを認められて、そんなんが現在まで残ってきたよってことらしい。
今でもフランス語が公用語だし、とりあえずカナダの一部ではあるけどケベックはケベックで独特の文化を持ってます。
ケベックは独立したいんだってよ
カナダの一部とは言ったけど、ケベックに住んでる人の中には独立したいと思っている人もいて、独立を目指した動きは長年続いている。
1995年の住民投票では独立賛成が49.4%であと一歩のところまできた\(◎o◎)/超僅差じゃん!
フランスもそれを支援してるよ!
ほんでそんなようなこともあり、同じ宿に泊まっていたケベック人が他のケベック人に対しておもしろい発言をしていた。
「アメリカ人みたいな英語(北米英語)を話すケベック人もいるだろ?俺はそういうやつは好きじゃないね。」
へぇ~
そういうことを露骨に言う人は本当にいるんだね~
完全に独立支持派だ。
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余談:フランス語使用証明書
ケベックで従業員が50人を超える会社を持つ場合、フランス語オフィスに登録する必要がある。
そこでフランス語を尊重した職場だと認められると「フランス語使用証明書」ってのが発行される。
この証明書が発行されなかった場合、会社はスタッフをフランス語学校に通わせたり、とにかくフランス語を尊重した環境づくりをしなきゃいけないんだって!
いまいちピンとこないけど気をつけよっと
ここシポリテで会ったケベック人の発言で「あんなに温厚なイメージのカナダにも「国」に縛られてると感じてる人もいるんだな」って思った。
日本は国内でそこまでバチバチしてないから、ケベックや台湾、パレスチナの状況がどんななのかいまいち理解しにくいんだけど。。。
拙者的にわかりやすい例えは
「自分で会社を立ち上げたのに社員がその技術を持って独立して、自分より大きな会社をつくった」
そんなイメージが近いかなぁ?近くないかなぁ?笑
ちょっと話変わるけど正直、ケベック人よりも北米大陸の先住民の方が、不満に思ってることは山ほどあるんじゃないかとも思うんだけどね(笑)
海外旅行するなら、国や特定の地域の複雑な情勢を知らずに、無意識でその土地の人達に対して失礼な発言・態度を取ってしまわないよう気を付けないといけないね~
学びました。
はい、以上!
あんな風な発言をするケベック人は本当にいたよって話でした~
拙者が住んでた町↓
「ワーホリカナダ観光|お花の町ビクトリアの魅力♪大好きですわ〜」
カナダなのに…↓
「カナダのお祭り|ビクトリア最大のパレードを見てきました~♪」
どうでもいいことだけど、メキシコを旅行してるカナダ人はケベック出身がやたら多い。
ケベック人。ナメック人。