Day of The Dead
11月1日と2日は死者の日といって、メキシコ(カトリック)では亡くなった人たちの魂が戻ってくる日とされています。
簡単に言えば 日本のお盆みたいな感じ*
ちなみに メキシコでは1日に子供の魂、2日は大人の魂をむかえていますが、
本家のカトリックでは1日は すべての聖人を祝い、2日が死者にお祈りする日とされているので、後で説明するドクロ文化も含めて 若干メキシコのオリジナル要素があるようです。
2016年の11月1日、2日ともメキシコシティで過ごしてきたので、その時の様子をご紹介☆
トピックはこちら
☆意外と適当なメキシコ人(笑)
☆死者の日のコアな楽しみかた
☆テーマが毎年変わる!?
☆1番盛り上がるのは11月1日、2日じゃなかった話
☆メキシコの10月31日
ドクロを崇拝しています*
日本でも近年注目されてきているので、ご存知の方もいるかと思いますが
メキシコでは死者の日の期間、町にドクロがたくさん出現します♪
マリーゴールドのお花が散りばめられた祭壇に、カラフルで鮮やかなドクロが祭られていたり、
当日には ドクロメイクで仮想した人々が町を歩いていたり☆
ドクロを崇拝するのは メキシコの先住民の文化(宗教)で、
それがキリスト教(カトリック)と混ざって独特の宗教になったそうですよ*
ちなみに 現地で、日本語を話せるメキシコ人に会うことができたので
「ドクロを祭壇に祭るだけじゃなくて、どうしてお祝いする人達もドクロメイクをするの?」と質問してみたら
「意味は無いよ!」
と、期待以上の答えが 元気よく返ってきちゃいました。
笑゛
仮装文化が始まった初期は何か意味があったのかもしれないけど、
現代では「とりあえず死者の日だし、楽しくやっちゃう?」的な感覚の人もいるみたいです*
んまぁ 楽しめるものなら、楽しくした方がいいよね(^^)
先住民の歌や踊りを披露している人たちも見かけました♪
上の写真でドクロメイクしてる人の衣装は、アメリカインディアンらしいけども。
「お前、死者の日と関係ねーだろ!」と、思わずツッコミたくなる方もチラホラ見かけました。
あったかそう。
祭壇が とてもステキです☆
オフレンダと呼ばれる祭壇も飾られています〜
オフレンダは死者の魂をむかえるもので、亡くなった方が好んだ物(食べ物やお酒など)をお供え物にしています。
僕もビールがいいな〜
祭壇なので、基本的には家の中に飾られるものだとは思いますが
広場や公園に設置されていたり、建物の中にあるものでも無料で開放してくれていたりもするので、観光客でも楽しむことができます♪
日本ではドクロ仮装で有名な死者の日ですが、オフレンダめぐりもぜひぜひ☆
これは宿のそばにあった小さなお墓~
「ようこそ 私の家へ♪」くらい気軽な感じで、お墓に招いていただけます★
日本と違って なんかコミカルな感じがしていいですね。
魂をむかえる側も、現世に戻ってくる魂も この日を楽しくすごせそう♪
下のオフレンダについての記事に、メキシコの田舎のお墓の様子も載せておきましたので興味がありましたら(^^)↓
「ドクロ仮装だけじゃないメキシコ死者の日の見どころ│コミカルで美しいオフレンダ*」
毎年楽しめるソカロ広場☆
メキシコシティの観光スポットとしても紹介されているソカロ広場、
ここでは死者の日シーズンになると、その年のテーマ?に沿った装飾を楽しむことができます*
2016年は船がモチーフの祭壇が、た〜っくさん飾られていました☆
祭壇にはメッセージカードがぶら下がってました。
ソカロ広場には 特設ステージも建てられていて
オーケストラやバンド、ショー等 いろいろなパフォーマンスが行われていました。
1日は子供の魂をむかえる日ということもあってか、子供向けのショーも☆
おとぼけピエロ3人組~
夜の雰囲気も とてもステキでした*
祭壇のドクロも光っちゃいますよ☆
参加しちゃいましょう☆
ソカロ広場周辺には、その場でドクロメイクをしてくれる人がたくさんいます(^^)
数百円で本場のコミカルドクロに変身できちゃいますよ☆
メイク道具を用意して、自分オリジナルのドクロに変身するのもあり♪
だが、しかし・・・!
2日間、町を歩きまわってきたんですけどね、
ドクロメイクや仮装をした人は、思っていたほど見かけませんでした。
なぜなら
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メキシコシティで1番盛り上がるのは11月1日、2日じゃなかったからぁぁぁあー!!!
がびーん。泣
詳細はこちら↓
「メキシコのハロウィン仮装パレード注意点|知らなくて旅費を無駄にした話」
超悔しい!
・ぷち補足
これは他の旅行者に聞いたことなのですが、
1日2日をメキシコで過ごすなら、オアハカやハニッツィオ島がオススメだそうですよ☆
余談:10月31日はハロウィン?
10月31日は、メキシコでも仮装した子供達が 家やお店をたずねて、お菓子を集めて回っていました。
僕が泊まっていた宿にも数組やってきてくれました☆
みんなカボチャのカゴを持ってた~
・・・でも、実は「メキシコの死者の日」と「ハロウィン」は別の祭事。
冒頭にも書いたとおり、メキシコの死者の日は11月1日に子供の魂を、2日に大人の魂をむかえてお祝いをするものです*
メキシコでも10月31日は死者の日の前夜祭として お祝いすることにはなっているそうですが、お菓子をもらうために子供が町を歩く習慣は、欧米から来たのではないかと言われています。
まぁ、死者の日も from キリスト教だけども。
軽くまとめ
日本のお盆のように、メキシコでは11月1日、2日に死者の魂をむかえてお祝いをする。
カトリックに似ているが、メキシコは先住民の文化・宗教が入り混じり、
ドクロを崇拝し祭るという独特な祝い方をしています*
ドクロメイクや仮装をした人々が町を歩き、オフレンダという祭壇がステキに飾られます☆
またメキシコシティの中央広場ソカロでは 毎年のテーマに沿って飾りつけされたり、ステージパフォーマンスがあったり、お祭りイベントとして楽しむことができました(^^)
ただし、僕が旅行した2016年は、メキシコ最大のドクロパレードは11月1日、2日ではありませんでしたので、パレードが目当てで渡航される方は開催日を要チェックでございます。
死者を楽しくむかえるという日本とは違った文化、機会があればぜひ現地で体感してみてくださいませ♪
はい、以上〜
メキシコシティのビッグ仮装パレードは見逃したけど、せっかくなので死者の日の当日に町歩きしてきたよ日記でした!
別の年の死者の日(諸聖人の日)に、フィリピンに行ってみました↓
「諸聖人の日|フィリピンのお盆(お墓参り)は楽しげで日本と全然ちがいました」
最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
今日が皆さんにとって よき日となりますように*