メキシコの死者の日
メキシコでは11月1日に亡くなった子供の魂が、2日には大人の魂が現世に戻ってくる日とされています。
簡単に言えば、日本のお盆*
その間、人々はオフレンダ(祭壇)を用意して、そこに魂をおむかえしています〜
ドクロメイクと仮装を楽しむのは もちろんのこと、
飾りつける人によって さまざまな姿形をもつ、素敵なオフレンダを見てまわるのもオススメですよ☆
これが噂のオフレンダ
祭壇には骸骨が飾られ、お供え物として「亡くなった人が好んだ物」を飾ります。
子供ならお菓子、大人ならお酒や煙草などなど~
・・・これ、生前の様子を再現しすぎじゃない?笑
日本のお盆とは全然ちがって、とても明るい雰囲気でした☆
魂をむかえる側も、戻ってくる魂も この日は楽しくすごすようです(^^)
カラフルな紙やビニールを切り抜いた、こんな素敵な飾りもヒラヒラしています!
いろんな柄の物が、あちこちのお店で売られていました(^^)
かさばらないので お土産にもいいかも*
オフレンダが見れる場所
オフレンダは死者の魂をむかえるものなので、基本的には各家庭で用意されるものだと思いますが、
メキシコシティでは 公園や広場に設置されていたり、なにかの施設でも無料で開放しているところもありました*
オフレンダを飾っている建物(一般開放)の玄関はこんな感じになってました。
入り口に警備員が立っていても、意外と無料だったりするので お気軽に〜
死者の日当日の様子はこちら↓
「メキシコ版ハロウィン!?死者の日の現地の様子や見どころをご紹介*」
補足:お墓まいり
個人的には、死者の日シーズンのお墓参りもオススメです。
メキシコシティを観光したのとは別の年に、チアパス州 サン・クリストバル・デ・ラス・カサスという町周辺にある、
3ヶ所のお墓をお参りさせてもらったのですが
めっちゃくちゃ賑やかで 派手で 楽しげでした☆
ものすごい数の人であふれていて、屋台があり
お墓の前で音楽家たちが音楽を奏で、そして家族や親族が飲んで騒いでしておりました(^^)
お供えのお花も とっても盛り盛り☆
どなたでも出入りができ、お祭りのような雰囲気ではございますが
静かにすごしてらっしゃる方もいますし、一応お墓ですので 清らかな気持ちでお参りいたしましょ〜*
マリーゴールド*
メキシコでは祭壇や墓地を マリーゴールドで飾り付けて死者の魂をむかえます。
そのため死者の日の準備~当日までは、メキシコの町がマリーゴールドのお花で溢れかえります☆
町中とっても華やかです(o´3`)
ちなみに、マリーゴールドはキク科なのですが
菊と言えば、日本でもお盆に飾られるお花ですよね☆
意外なところに共通点がありましたね~
こんなにも離れた国なのに、おもしろい。
スポンサーリンク
余談:先住民のドクロ崇拝
メキシコの死者の日は、カトリックの諸聖人の日とは似てるけど別ものです。
(ハロウィンとも違う)
ドクロを崇拝するのはメキシコ先住民の文化で、
ほかのカトリックとは違い、メキシコ(その他 一部の中米諸国も?)だけが祭壇にドクロを飾っているのはそれが理由。
※メキシコとしてはカトリックの中の1つってことにしているみたいですが、カトリック本家からは異端とされているそうです
こちらはビートルズのオフレンダ。
「2人は死んでるよ!」というパンチの効き過ぎた表現がたまりません。
軽くまとめ
メキシコでは11月1日に亡くなった子供の魂が、2日には大人の魂が現世に戻ってくる日とされている。
その間 オフレンダと呼ばれる、コミカルでかわいらしいガイコツやマリゴールドで飾り付けられた素敵な祭壇が用意されます。
基本的には各家庭で用意するものですが、一般向けに開放してくださっているところもございます(^^)
飾り方に基本はあっても同じ物はないので
町を歩きまわって、ぜひお気に入りのオフレンダ見つけてみてね☆
こちらは貴婦人のオフレンダかしら? オホホホホ
個人的には、死者の日のお墓参りもオススメでございます*
はい、以上〜
死者の日の前後にメキシコに渡航するなら、オフレンダも見逃せないよ日記でした!
最高にお洒落なオフレンダを見に行くならココ↓
「メキシコシティのおもしろ土曜市!お洒落地区サンアンヘル散歩☆」
おまけ
広場にあった祭壇
11月3日にはこうなってた
・
・
・
人生、割りきりも大切ですよね。