プエブラ生活4日目ここんところタコスばっか食べてる。
タコスの主な原料と言えばトウモロコシの粉、肉、脂、ライム汁、とうがらし、玉ねぎ、パクチー。
・・・そろそろ植物を体内に取り込みたい。
てことでお野菜を買うべくプエブラの市場(Mercado)をGoogle mapで検索してみた。
Google様ってこういう時マジ便利。
お土産買うならMercado el Parian!
プエブラではレストランは見かけるんだけど、野菜や果物を売ってるお店が全然見つからなくて・・・
Google mapで引っかかったMercado el Parianも写真を見た感じ、食べ物を売っている雰囲気では無い。
でもMercado(市場)って名前が付いてるくらいだし、その一角もしくは近隣に食べ物売り場はあるだろう。
自分の勘を信じてLet’s go!
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はい、これ入口。
うん。。。
これ絶対野菜売ってないな。
でもせっかく来たし、1%の可能性にかけて覗いてみよう。
あ。
ほらね、売ってない。
・・・(´_ゝ`)葉っぱ食べたい
※今改めて調べたらMercado 5 de mayoっていう市場がどうやらそれっぽい。プエブラで野菜を買いたい人は要チェック。
ここParian市場に売られているのは、カラフルで素敵なメキシコの雑貨から~
かわいいメキシカンなお洋服まで幅広く~
お土産にぴったりな物がた~っくさん売ってたよ☆
一つ一つのお店をゆっくり見て回ったら小一時間はかかりそう。
色々な物が売っているから、きっと見るだけでも楽しめるはず\(^o^)/
伝統工芸タラベラ焼きに学ぶ歴史
こちらはプエブラの有名な陶器、タラベラ焼き。
土をこねる最初の行程から完成まで半年もかかるんだとか。
タラベラ焼きはこの市場だけでなく、プエブラのあちこちでを売られているのを見かけた。
一応メキシコの特産品なんだけど、発祥はスペインのタラベラ・デ・ラ・レイナ。
でもスペイン人にその焼き方を教えたのはイスラム教徒。
スペインをイスラムが征服していた時代があるからね。
メキシコのタラベラ焼きが誕生するまでの経緯
イスラムがスペイン制服
→イスラム教徒がスペイン人に陶器の焼き方を教える
→スペインのタラベラでタラベラ焼きが生まれる
→スペインがメキシコを支配
→スペイン人がプエブラでタラベラ焼きをメキシコ人に伝える
→プエブラ特有のタラベラ焼きの誕生
もしかしてこの骸骨たちもタラベラ焼きの製法で作られたのかな?
そんなような事があって、イスラム、スペイン、メキシコ(+その他)のあちこちの文化が混ざり合っているのが、このプエブラのタラベラ焼き。
その歴史を知ったら、自分の中でプエブラのタラベラ焼きの価値がものすごく上がった。
物の価値ってのは、それを作った人物についてやその歴史を知るかどうかに凄く左右されるよね。
ある一つの物(事)にどんな価値を与えるかは、それを見る人次第ってことね。
物の価値についてはさておき、歴史に話を戻す。。。
つい先日別件で、スペインのコルドバにイスラム建築が残っている理由について調べる機会があって、その理由は「スペインがイスラム圏になった歴史があるから」ということを知ったばかり。
スペインのコルドバの歴史とメキシコのタラベラ焼き。
いや~自分の中でまた一つ世界史が繋がった、めっちゃおもしろい。
世界史について書いたこんな記事もあるよ↓
「フィリピンの親戚!?メキシコ・プエブラ歴史地区|リアル世界史ですな。」
パリアン市場のすぐ横におもしろいとこあるよ↓
「芸術とは何か。画家が集まるメキシコ・プエブラ歴史地区で考える。」
はい、以上!
プエブラのパリアン市場で素敵なお土産見てたら、思わぬところで他国との歴史が繋がったよリポートでした~
メキシコのお土産をお探しの方はぜひ遊びにいってみてね☆
・・・結局野菜は買えなかった。
おまけ
ハンモックはこうやって売ってました。
街灯。