フィリピンから飛んできたカナダでのワーホリ最初の地、バンクーバー。
まさかの最初に訪れた宿が
バンクーバーの他の観光スポットよりも、遥かに刺激的だった件。
※この記事は2015年11月に宿泊した時のことを基に書いています
American Backpackers Hostel
観光気分の普通の旅行者にはオススメしません。
一言で言うと
とてもファンタスティックな安宿です。
※形容詞は優しい表現のものを選んでいます
ダウンタウン内で良い立地にあるのに一泊20ドル。
それだけでも十分安いのに一週間滞在割引ならなんとたったの60ドル。
6泊したら計120ドルなのに
7泊すると、急に計60ドルになっちゃうファンタスティック割引(笑)
ダウンタウンで一泊10ドル以下で泊まれるのは、安いです、安すぎです!
ちなみに一月契約は240ドル。
盗難は日常茶飯事だよ☆
宿を利用される方は、貴重品の管理はくれぐれも気を付けてくださいませ〜
僕は備え付けのロッカーに、南京錠をかけて貴重品をしまってましたが、
それでも鍵を壊されるくらいの覚悟はしていました。笑
海外の安宿って、ロッカーが壊されてることが度々ありますからね。
一週間しか滞在しなかったけど、
相部屋の人に真夜中に突然起こされて
「お金を盗まれたから財布の中身を見せろ!」って言われたこともあった(^^;)
ちょうどお金おろしたところだったから、結構ドキドキした(笑)
・・・今思うと、知らない間に僕の荷物とかにお金を入れられて、
罪を着せられて「警察には黙っててやるから口止め料払え!」みたいな事件があの宿ならありえそう。
あ、女の子は洗濯機に入れてた下着を盗まれてました。
僕は袋に名前書いて冷蔵庫にしまっておいたリンゴが2個盗まれました!ちくしょう泥棒め!
余談1:「安宿」という場所
これは国内海外問わず「ビックリするほど宿泊費が安い宿」についての話なんですけど。。。
安宿には「宿泊費をなるべく抑えたい人」が集まってくるのは自然なことです。
・・・が、しかし
居心地の良さ(施設の衛生とか)をそっちのけで、
とにかく宿泊費をおさえることだけを優先する人の中には
・収入が少ない、もしくは無職無収入
・一般のお客がいたらできないこと(人に見られてはいけないこと)をしたい
という、人もいます。
わけがあって、そこに滞在しているわけです〜
(もちろん「ごく一部の人」ですよ)
だから、そういう場所に自分も泊まるのであれば
それなりの覚悟が必要だと、僕は思うんです〜
世界中を旅して思うのが
「料金(物価)によって、そこにいる客層(身なりも考えることも)が違う」ってことなんですよね〜
はい、話をアメリカンバックパッカーズに戻しましょう。
南京虫出るよ☆
ベッドによるかもしれないけど、注意しないと夜は南京虫の餌食になります!
僕は南京虫予防策を怠っていたが為に、3日目くらいから毎夜噛まれていた。。。
宿に南京虫予防策の貼り紙があるので、よく読んで対策を守りましょう!!これ!絶対!
南京虫をナメたら、ダメ!絶対!
一週間経った今も体が温まるとヒドイ痒みを発しています。
痒すぎて夜目が覚めます。
ちなみに僕が宿泊していた時は、南京虫が出ることをスタッフに伝えれば
ベッドを消毒してくれてたけど、経験上あれはただの気休めです。笑
ちょっとした南京虫対策↓
「南京虫とその症状の画像あり|かゆみがヤバイから旅行先でできる対策とか載せとく。」
自由人が多いよ☆
朝からマリ◯ァナでハイになって、音楽聞いたりチェスしてる人達がいたり
夜はお酒飲んでギター弾いてみんなで歌って騒いでと・・・
旅慣れ、海外慣れしていない人にはかなりショッキングな光景が日常で見られます。
宿が汚いよ☆
ここまでくると、衛生面がBADなことなんて許せちゃう気がしますが・・・(笑)
部屋が汚くてちょっと臭かった。
さわやかな朝の雰囲気と
この汚い机とのギャップが、なかなか良い味を出していました。
キッチンに関しては、使ったものを洗うのではなく
「使うものを自分で洗うスタイル」なので、基本的にこの状態。
ついでにと思って他の物を洗ってたら
オーナーのおじいちゃんに水の無駄だから洗うなと注意されました。
「でも。誰かがそれを使う時に洗うから一緒だよね」って心の中で思った。
あ、オーナーは温厚で英語もゆっくり話してくれる優しい人です(^^)☆
余談2:良いと思ったこと
僕が、良いと思ったことを記事の「余談」に回すって滅多にないよ(笑)
で、良い点は、冬は寒いバンクーバー
安宿なのに超あったか~いシャワーが浴びれることですかね。
これ安宿繋ぎの旅人には嬉し過ぎるポイント。
あとは英会話を練習したいなら、共有スペースに行けば誰かしら暇そうな人(笑)に会えるので
良い練習相手になってもらえることかな。
留学するより会話力が上がると思います☆
・・・良い点、少ないなぁ。苦笑
しかもコレって普通の宿なら当たり前のことだし!
色々と凄いことがあり過ぎて、当たり前のことがありがたく感じるわ!笑
まとめ:泊まるなら覚悟せよ(笑)
まだまだ凄いことだらけの宿ですが、
1週間滞在して特に気になったことは「盗難」「南京虫」「自由人達」「衛生面」についてでした。
個人的にはこの宿をバンクーバーの観光地の一つにしていいんじゃないかと思うほど、ファンタスティックな宿です。
結構おもしろいです。
でも、安いからにはそれなりの理由があるし、
それを求めてくる人の中には、日本人的な常識では考えられないことをする人だっています。
ただ安いからというだけで、何気なしに宿泊して痛い目を見ないように気を付けてください。
そして「楽しいこと」にハマって、道を見失わないように気をつけてください。
特に学生や若い方とか。。。
時々見かけます、とっくにビザが切れてるのにお金使い果たして出国することも、
ちゃんとしたご飯を食べることもできていない日本人の若い子。
まあ、誰にも迷惑をかけずに
本人が楽しくやってるならそれでいいとは思いますけども〜
ちなみに僕は、南京虫が嫌だったのと、
貴重品の数が普通の旅人より多いから盗難が怖くて、一刻も早くここを出たいと思っていました。笑
以上!
宿泊しただけなのに超刺激的だったバンクーバーの激安宿リポートでした〜
バンクーバー観光で一番楽しかった場所はこちら↓
「バンクーバーで最も危険で唯一気に入った地域ヘイスティングスストリート」
この記事面白かったよ\(^o^)/笑
食器洗いの話と財布見せろって言われた話が♡!
ありがとう!
汚い宿に泊まったかいがあったよ(笑)
これからも定期的にラインします(笑)