会計を済ませてお店を出るお客さんに対して、店員さんが「ありがとうございました」を言うのは、珍しいことではありません。
でも、お客さんは本当に良いサービスを受けた時(商品を購入した時)、店員さんに向かってお礼を言いながら、喜んでお金を渡して(払って)くださいます。
てことで、自転車日本一周中に色々なお店を利用してみて、「商売」について気付いたことを書いてみます~
繁盛する商売
お客さんの満足度を高められるほど、商売はうまくいきます。
逆に、お客さんの不満が多くなるほど、うまくいかないのも当たり前ですよね~
お客が喜ぶ商売は繁盛する
厳選した高級素材を、その道40年の匠の技で仕上げた物(飲食物・商品・サービス・その他)を、売りにしているお店はあります。
でも、お客さんとお話をするだけで、1日の売り上げが軽く100万円を超える仕事もあります。
たとえば、カウンセラーとかホストクラブなど。
一流のクラブでは空間作りもしっかりしていますが、基本的にはホスト(ホステス)さんのトーク力(人間的魅力)で高級なお酒をバンバン売っていきます☆
食べ物もお酒も通常より遥かに割高で提供されているので、正直クラブに行く必要は無いような気が。。。
それなのに、クラブが繁盛している理由は、彼らが「お客さんを楽しませたり、喜ばせる一流」だからです。
喜ばせてもらったり感動させてもらったお客さんは、「ありがとう」の言葉だけでは収まりきらないその感謝の気持ちとして、店員(ホスト・ホステス)さんにお金を渡します。
違う言い方をすると、お客さんは「楽しみや喜び、感動を買っている」ということです。
一流の方々が使うテクニックを根暗の僕がマネしたらこうなりました↓
「負のオーラを放つ僕が他人に好かれる人間になった7つのコツ!!」
僕は思わずありがとうと言いました
今回の記事を書こうと思ったのは、僕が自転車日本一周中に「ありがとう」とたくさん言ったことがキッカケです~(^^)
自転車旅行をしているとですね、時々叫びたくなるほど辛い瞬間がやってくるんですよね。
(ていうか叫んだ(笑))
例えば、灼熱の太陽の下で日陰のない坂道をひたすら登ったり、真冬に突然雨に降られたり・・・
そんな時にポツンと現れる小さなお店が、もーありがたいのなんのって!!
こんなところでお店を開いて、お客さん(僕)を助けてくれてありがとう☆
屋根と壁に囲まれた空間で、真冬の夜を過ごさせてくれてありがとう☆
僕は、その恩を受けたお礼として、感謝の気持ちを込めてお金をお支払いしました。
その時「これが商売というものなんだな」と、強く思いました。
本当に必要とされる商売のもとでは、お客さんが「満足させてくれてありがとう」「助けてくれてありがとう」、そう言って笑顔でお金を支払っているんですよね。
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商売の目的は2通り
人が商売(仕事)をする目的は大きくわけて2通りあります。
1つ目は「自分のため」
ただお金を稼ぐためとか、自分の好きなことだからとか、はたまた、自分の力を披露したいがためにそれを仕事にしていたり・・・
2つ目の目的は「お客さんのため」
お客さんの笑顔が見たいとか、人助けをしたいとか(^^)
まあ、いくら「私はお客さんのために働いている」と口では言っても、本当のところは自分が生きていくためにも働いているってことはあると思います。
だって人間ですもの。
でも「自分のことしか考えていない商売(サービス内容)」と「お客さんのことも本当に思っている商売」は、明らかに違うんです~
自分のために商売をする人は、お客さんについて研究をしたり、自分が提供しているサービスの「全体」をお客さん目線で本気で見直すことをしないからです。
余談:出来る事はたくさんある
一流の方々がこなしている、「お金をかけずに」お客さんのために出来ることも一部紹介してみます~
例えば・・・
・指紋ひとつ残さず店内(オフィス)を磨き上げる
お店の窓やドアの縁の部分に触れて、ホコリが指に付かないかチェックするお客さんは実際にいます。
ていうか、僕の知り合いです~
やり過ぎじゃない?って気もしますが、有名ブランドの高級アクセサリー店に入ってみたら、全部ピッカピカでした☆
これが一流の仕事というわけですね~
逆に、お店がボロボロで汚い高級レストランなんて入りたくないですよね~
そうなるともう、衛生大丈夫?食材痛んでんじゃないの?とか思っちゃいますよね(^^;)
・身だしなみ
髭や眉毛を整えたり、女性ならしっかりとお化粧して、清潔そうに見える服装をすると好感を持たれやすいです。
面と向かったコミュニケーションが主体のお仕事なら、親しみやすさを出す効果を持つオレンジや黄色などのシャツに、明るいイメージのプリント(例えば太陽とか、笑顔のイラストとか?)を着てみるのもありです(^^)
たとえ東京大学を主席で卒業していても、髪の毛ボサボサで穴の開いたシャツを着た先生に勉強を教わる気になりません。
服装についてのポイントも書いてみました↓
「人は外見で決まる|世渡り上手になれる服装を心理学で考える」
・会話(発言)の内容
愚痴や悪口を言うのがNGなのは当たり前ですが、ネガティブサイドの言葉も使わないようにするのが一流だそうです。
ネガティブな言葉とは、例えば「美味しくない」「疲れた」「寒い」などがそうです。
このような言葉は「聞かされた人の気持ちが上がらない」という特徴を持っています。
ついでなので、対になるポジティブ言葉も挙げておきますね(^^)
「太陽」「明るい」「楽しい」「元気」などが当てはまり、特徴は「聞いた人の気分が良くなる」です☆
・言葉使い
自分が提供するサービスに合わせて、言葉使いや口調、声の大きさを微調整していきます。
お客さんがアドバイス(助け)を求めてきているのに、小さな声で弱々しい話し方をしたのでは、頼りがいがありません(笑)
お客さんが料理の素材を知りたがっているのに「うるせー見りゃわかんだろ!」って言ったら、二度と戻ってきません(笑)
言葉について詳しく解説した記事はこちら↓
「「今日寒いね」は自分と友達を不幸せにする!言葉選びの大切さ☆」
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こんな感じで、お客さんはどんなところを見るのかとか、お客さんが自分を見た時に感じるもの(印象)等を意識すると、突き詰めていくべきことはたくさん出てきます。
そのすべては「お客さんが快適にサービスを利用できるように」です☆
お金をかけずにできることを徹底するかどうかで、全く同じサービスを提供してもお客さんの反応(売り上げ)は全然違ってきます~
僕の知り合いの商売のプロ(宿屋を経営しつつ、経営コンサルも行っている方)は、仕事場を離れた私生活空間でもこれらのことを実践しています。
これが一流の生き方なんですねぇ。。。
さらに余談:商品価値も上がります
先ほど説明したことを徹底すると、「提供するサービスが全く同じでも」値段を上げることができます。
わかりやすい例をあげると。。。
身だしなみを整えた僕なら、自分で作ったペンダントを1万円で売ることが出来ます。
が、しかし
会う人会う人に暴言を吐きすて、お風呂に1ヶ月入らず服も着替えない髭も剃らない状態であれば、同じペンダントでも千円ですら売ることが出来ません。
まとめ:一流の商売人に学ぶ
一般的には店員さんが「(ご利用)ありがとうございました」とお客さんに言うものです。
だからお客さんの中には「あなたのお店でご飯を食べてあげて、お金も払ってあげたんだから(店員に)お礼を言われて当たり前」と、思っている方もいます。
でも一流の商売人のお店では、それとは逆のことが起こっている。
理由は一流の商売人たちが、お客さんのために出来ることを突き詰めて、徹底的にお客さんを喜ばせたり感動させているからです。
その結果、お客さんの方から「ありがとう」とお礼を言って、喜んでお金を支払うという流れが出来上がっています。
それは、仕事場だけでなく私生活でも実践してこその成果です。
これを突き詰めた商売では、ただお客さんと話をするだけなのに、1日の売り上げが100万円を超えることもある。
一流の生き方をマネをすると、こんなことも起こせるようになります~↓
「車とマンションを無料でもらった!自分で考えた「幸せを呼ぶ法則」の効果が半端ない(笑)」
はい、以上!
自転車で日本一周中に、感謝しながらお店を利用することが何度もあり、「本当の商売」とはこういうことなのか~と思ったよ日記でした~
今回お話した商売繁盛のポイントは、「どうやってお客さんを笑顔にするか・お客さんの役に立てるかを、しっかり考えること!」
この記事が、少しでも読者の役に立てばうれしいです~(^^)☆