ボントックという町からからバナウェの移動はめちゃくちゃ楽しかった。
山の景色がすごいし、谷沿いに石囲いの田んぼやプチ棚田も見ることができたし☆
それとジプニーっていう乗り物で移動したんだけど、乗り心地がガッタガタでそれ自体アトラクションのような感じで楽しめます。
ということで、バラコ珈琲と絶景が最高なボウコからボントックへ移動し、そこで乗り継いで世界遺産の棚田で有名なバナウェに辿り着きました。
ボウコはこんなとこ↓
「宿情報あり|ボウコで無料バラコ珈琲を飲んで至福の時を味わおう!」
Banaue
ここの棚田の景色は有名だしサクッと写真載せちゃいます〜
ちなみに棚田見るならバタッド村の棚田が超オススメ↓
「世界遺産コルディリェーラ棚田まで壮絶4時間!バタッド村に行きなはれ!」
バナウェは観光地ではあるけど、つまらなかったビガン(笑)とか何もしなかったサガダ(笑)程観光地化してはいないし、少し歩けば田舎のローカルな人々に出会えるのでとても居心地が良かったです。
個人的にはここで棚田を眺めるより、現地の生活を見る方がおもしろかった。
田舎ライフがいい感じ♪
家はこんな感じで高床式?が多いのね。
玄関横に牛の頭がついてる。
魔除けかな?
町の中心から有名なビュウポイントまでは、通常のルートの舗装道路とは向かい側の、それこそ棚田の中と、集落の中を歩くルートで行くと、普通の観光客が見る角度とはまた違った棚田と、ローカルの生活が近くで見れたので楽しかったです(^^)排ガス臭くないし静かだし
・・・でもちょっぴりハードな道もあるけどね(´_ゝ`)暑い時期は飲み物を忘れずにね
向かい側から沢山の観光客が景色を楽しむ棚田。
でも棚田自体はバナウェの子供にとっては通学路。
棚田の歩けるとこって意外と狭いし、場所によってはかなりの高さがあるからちょっと怖かったり〜
もちろんバナウェのおじいちゃんおばあちゃんもこの細い通路を歩きます。
バランス感覚とか鍛えられて年輩の方でも健康そう。なんとなく(笑)
手作り自転車(?)に乗る青年たち。
二人で乗って大丈夫?
大人になったらかっこいいバイクに乗ったりするのかな。
お米はこんな風に干してたよ。
なんか見た目が、金太郎。
小学生たちが伝統衣装を着て踊りの練習中。
意外にも先生の指導に気合が入っていて怖かった。
田舎だからもっとほがらかに授業をするのかと、なんとなく思っていた。
文明の発展 ≠ 幸福感の上昇
一般の観光客が歩くメインの道路とは別の道路の横にあった棚田の上の方の、しかも茂みの中にあったフィリピン人の家をそっと覗いてみた。
そしたら住人はかなりウェルカムな感じで、拙者を敷地内に招いて話をしてくれた。
超驚いたのが、ここに来た日本人は3人目だと言われたこと。
え? 日本人ってこんなマニアック過ぎるとこまで入ってくんの!?笑
と、人のことは言えないが思わず心の中でツッコんでしまった。
夫婦と子供たち、夫婦の両親が住んでいて、先ほどの写真のような高床な家が4つくらい並んで建っていた。
英語が話せるのは夫婦だけのようで、周りの子供たちは興味深そうに夫婦と拙者が話をしているのを眺めていた。
漫画もテレビゲームもカラオケもボーリングもない。
この村の人々は、日本で生まれ育った自分とはまったく違った時間の使い方をしているんだろうなぁ。
文明(科学技術)は発展すれば、確かに生活は快適になって、余暇もより楽しめるようになるかもしれないけど、そこで生活する人の幸福感ってのは文明の進歩と比例して高まるわけじゃない。
結局、頭の中に普段留めている言葉や思い出、そばにいる人たちの発言内容とかで幸せと感じるかどうかが決まると思うんですよね。
そんなことを彼らと出会って思いました。
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11月の半ばではお米の収穫はほとんど終わってしまっているので、田んぼを掃除している光景しか見れなかった。
でも山に沿って綺麗に段々になっている景色ははなかなか見応えもあり、満足できた5日間のバナウェのんびり田舎ライフでした。
バナウェから日帰りで↓
「マニアック観光!バナウェからポイタン村とタムアン村に歩いて行ってみた。」
何も無いところがいい感じです。