チップ制度|キューバに行ったらカナダの接客クオリティが高い理由がわかった

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「経営」を考える時、提供するサービスが良ければ良いほど収入が上がっていく、この仕組みに対する理解の深さがキューバとカナダの間に違いがある。

CUBA & CANADA

キューバはもともと社会主義だし、商売っ気が無いのはお国柄なんじゃないかな。
ていうか、そもそも売る物(商品)も無かったしね(笑)

キューバの瓶ビールのフタの写真

キューバでチップ制度が広まり始めたのは、自営規制が緩和されたた2010年ごろから。
(一部の自営業は1990年代から認められているけど)

だからまあ「やればやるだけお金を稼げる」っていう意識が芽生え始めたのも、ここ数年以内の出来事なんだと思う。
それも限られた職業だけでの話。

一方のカナダは資本主義やね、皆一生懸命働いてます。
チップの習慣ももっと前からある。始まりはいつか知らないけど。

余談1:社会主義国キューバ

〜社会主義〜
資本を国が管理して平等な社会を目指した体制。

超簡単に説明すると、お店の利益(お金)を国が一度吸い上げて、国民に平等に分配するから貧富の差ができなくて皆幸せ!みたいな。

ほんでまあ、一生懸命働いても手を抜いても平等で同じお給料となるとさ、手を抜く人が現れるのは自然なことよね。

(実際には社会主義下でも職業(役職)によってお給料は違うらしいので、完全な平等ではないんだけど)

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余談2:チップもらえるなら頑張れる〜

一応チップについて説明。

チップってのは宿泊費や料理代、観光ツアー料金とは別に、サービスを提供してくれたスタッフに対して払う「サービス料」ってやつです。

レストランを例に説明すると。。。

チップの習慣のある国ではレストランで食事をしたら、料理代とは別でスタッフに対して支払うサービス料が発生します。
チップの額は国や地域にもよるけど、料理代の10%~25%くらい払うのが一般的じゃないかな。

マウイ島HONUレストランの料理の写真

ほんで、このチップの額はスタッフ(ウェイターもコックもバーテンダーもみんな含めて)の態度やお店の雰囲気次第で上がりも下がりもする。

態度が悪過ぎると10%未満(かと言って全く払わないのはお客のマナー違反になるかもね)。
心地良いサービスを受ければ15~25%、時にはそれ以上払うなんてこともある。

チップはウェイターが全額もらえるか、または一度お店全体でまとめてそれをコック達も含めて従業員全員で均等に分けるかの2種類があるんだけど、まあとにかく頑張れば頑張っただけ報酬が発生するという仕組み。

ちなみにカナダでは高級レストランで働くと、ワーホリ程度の生活ならチップ「だけ」でまかなえるほど稼げちゃいます。
(高級レストランではそれだけサービスがしっかりしているという意味)

働くキューバ人がいる観光地区はこんなとこ↓
新時代の幕開け!変わりゆくキューバ・ハバナの観光地区を歩いてみよう!

キューバとカナダの違い

さっきも申し上げましたが、キューバでもチップの習慣がつき始めている。

でもチップの基本額(?)である料理代の10%、それ以上のチップを払う気には全然ならない。

何故なら接客態度が全ッッ然良くないから。

激安の大衆食堂じゃなくて、旅行者向けのちょっと良いお値段のレストランでの話ね。
(完全に富裕層狙いの超高級レストランには入ってないからそこの様子はわかりまてん)

キューバの紙幣(通過)ペソの写真

これはただの拙者個人の考えなんだけど。。。
キューバにはチップ制度、というか自分の力で収入を上げるってスタイル自体が入ってきたばかりだから「綺麗な恰好をしてレストランを清潔に保ってさえいれば収入(チップ)を得られる」そんな風に思っている人がまだまだ多そう。
そう思える程に接客のヤル気の無さがヒシヒシと伝わってくるんです。笑

だからキューバに来たおかげで、カナダのレストランやバーの接客のクオリティがどれほど高いか、そしてクオリティが高い「理由」までわかった気がする。

盛り上がるカナダデーフェスティバルの写真

カナダ人店員は、やればやるだけ結果を出すことが出来ること・・・つまり「働き甲斐」とか「仕事の楽しさ」ってものを元々知っているから積極的に働く(良いサービスを提供する)し、活き活きとしている要因になっているんじゃないかな。

てことで、拙者なりの結論を言うと。。。

良いサービスを提供→チップが増える→リピーターも増えるからお店全体の利益も上がっていく→仕事って楽しい☆
この仕組みをしっかりと理解して経営している人の数の差、これがキューバとカナダの違いなんじゃないかな、そんな風に思うんだよね〜

以上!
拙者が感じたキューバとカナダの接客クオリティの違いについて思ったことを書いてみました〜

接客レベルは低くても、驚いた↓
え?キューバ人仕事してるじゃん!って思ったハバナ。

キューバもいつか「客引き」と「衛生」に加えて「店員の質」まで上げていくお店が増えていくのかな〜

数十年後にまた行ってみたい。

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