え?キューバ人仕事してるじゃん!って思ったハバナ。

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2017年のキューバ、社会主義の終わりを迎えていました。

社会主義国キューバ

キューバって社会主義(共産主義)国で、全力で働いても手を抜いて働いてもお給料は一律だから、まあ皆仕事にやる気はないんだろうなみたいなことを思っていた・・・というかそんな噂を聞いていた。

ところで社会主義って?

「政治経済ド素人」の拙者が思っていた社会主義ってのが、どんななのかをわかりやすく簡単に説明すると。。。

お店とか電車とか畑とか、その他色んな物の持ち主は「国」。
そこで発生した売り上げやらなんやらも、一度「国」のものになる。
働いているのは一般人(国民)ね。

で、国に吸い上げられた富(お金や物)は国民に平等に分配されます。
(・・・キューバでは実際には職業(役職)によって給料は異なるので完全な平等というわけではない)

キューバ・ハバナの紙幣(モネダ・クック)の写真

富を平等に分かち合えるので貧富の差も出来ないから、一見とても良い制度に思える。
しかしこの仕組みには欠点がある。

それは先述の通り「全力で働いても手を抜いて働いてもお給料は一律」ってところ。

日本円で例えると。。。
一日8時間休む間もなくせっせと働いてる人の月収が30万円。
一日8時間接客にやる気を出さず店内の椅子にボーっと座っている人の月収も30万円。

結果、真面目に仕事する人少なくなる。
生産性が上がらない。
国も成長しない。

こんな風に思っていたから、キューバに行って衝撃を受けた。

・・・社会主義や共産主義の良いとこ悪いとこは色々あるけど、もっと知りたい方は各自でお勉強してくださいませ。

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社会主義は崩壊してるぜ!

上に記述したように商売っ気の無い状態のキューバを想像してたから、ハバナ(&トリニダー)を歩いてビックリだったぜ!
一部の地区(ツーリスト地区)ではキューバ人から商売のやる気を感じたから!

キューバ人が働く理由の一つは、キューバという国自体がツーリストを迎える姿勢を取ったこと。

それと何よりも大きな理由は2010年に自営規制が緩和されたこと・・・のはず(笑)

自営業ではその利益の何%を国(キューバ)に納めるのかとか詳しいことはわからないんだけど、とにかく頑張って働いた人はそれだけお給料もアップしていく。
故に2010年以降、キューバでは個人事業主が爆発的に増えている。

自営規制の緩和の背景には「国が国民を経済的に雇用しきれない」ってのがあるみたいだけどね。
ちなみに2010年の時点では労働者の85%以上が国に雇用されていた。

キューバ・ハバナのバーテンダーの写真

商売のやる気を感じたのは主にレストランやホテルの経営(衛生とか設備とか)。
あとは町の至ることろで見かける客引きかな。
(一部の)レストランやお土産屋さん、あと特にタクシーなんかはちゃんと客引きしていたよ。

ステージショーのあるバーのお兄さんなんかは積極的に色んな人に声をかけて、しかもお客を楽しい気分にさせてくれるとてもハイクオリティな接客だった。
拙者も楽しい気分になってついつい店内を覗きに行ってしまった♪
まあ、その日のショーがフラメンコだったのでパスしたけどね(´_ゝ`)サルサじゃなかった

あと豪華ホテルね。
あそこまで綺麗に手入れして素敵なサービスを提供してるの見たら、もうどう考えてもこの国の人々のお給料は一律じゃないでしょ!と突っ込まざるを得ない(´_ゝ`)綺麗過ぎ

キューバ・ハバナのカフェレストランの写真
↑これはホテルじゃないよ。

そういうわけでキューバ人、めっちゃ働いてました。
(拙者がキューバにいたのはたかが3週間だから、キューバという国のほんの表面を見ただけなんだけどね)

この仕事に関する事とキューバ人の収入の格差、あとキューバ人の表情について考えている内に「これもう完全に社会主義崩壊してるし失敗してるよね」って思ったんだけど、仕事面以外の話をすると長くなるので、別の記事でお話しします〜

てことで社会主義の限界↓
キューバ旅行|カストロ、チェ・ゲバラの社会主義時代の終わりを感じる

働くキューバ人がいる地区はこんな感じ↓
新時代の幕開け!変わりゆくキューバ・ハバナの観光地区を歩いてみよう!

でもまだまだ発展途上

商売に目覚め始めたキューバですが、メインの観光通りを覗いてみた感じでは、単に「清潔度」だけを売りにしているお店はまだまだありそう。
清潔にするだけでも「今のキューバ」なら旅行者を集めることは出来るけど、商売を本気でやる人が増えたらそのままじゃ絶対潰れるだろうなってお店が結構ある。

たぶん商売ってものをちゃんとやったことが無いから、どうしたら繁盛するのかとかビジネスノウハウを勉強した人(マネージャーと言うのかな?)が少ないんじゃないかな。勝手な憶測ですけどね。

と、最近商売論を学んだばかりの拙者が生意気なことを言ってみる。笑
でも言葉の問題は別として、設備や提供する物等の条件が同じなら拙者が運営すればもっと利益を上げられる自信はある。

キューバ・トリニダーのお土産(人形)の写真

ちなみに拙者がどうやって利益を上げようと考えたのかと言うと「店員の質」ね。

これはもうキューバでレストラン(大衆食堂じゃなくてツーリスト向けのね)に何軒か入ってみれば、そのレベルの低さがすぐにわかります。
店員の声のトーンや表情などなど。。。

ライバルの少ないキューバならビジネスチャンスはまだまだありそうです。

そう思うと、カナダの接客はかなりクオリティ高かったなー。

チップ制度|キューバに行ったらカナダの接客クオリティが高い理由がわかった

まとめ:キューバ人はしっかり働いてます

記事後半ではキューバ人の接客レベルの低さについて書いてしまったけど、拙者がキューバに来て衝撃を受けたのは「ちゃんと仕事をしてるキューバ人がいたこと」です。

噂では「キューバは社会主義だから人々は働く気が全然無い」と聞いていたし、そう思っていたので余計に驚きました!

これから働くことの楽しさや、やればやるだけ収入が増える喜びを知る人が増えて、真面目に働く人が少しずつ増えていくんだろうね。
と、同時に貧富の差が開いてますます格差社会になっていくんだろうな、そんな社会主義の末路を直に見ることが出来た2017年のキューバでした。

・・・この記事では「しっかり働くキューバ人」に話の的を絞ったけど、格差社会を生み出す逆の要因である「社会主義に染まったままの全然働かないキューバ人(笑)」もいるので、彼らについてはまた別の記事でお話しますね〜ん。

商売人目線で見るキューバのトリニダーは活気が全然無い!

キューバ人の収入について思ったことはこちら↓
社会主義キューバ国内の貧富(収入)の差が半端ねぇー!って思った話。

最後に軽く余談。
2013年のキューバは失業率3.3%、2016年の日本とほぼ一緒。
ギリシャやスペインは約20%。

キューバってめっちゃ貧しそうな国だと思ってたけど、意外と仕事はあるのかなぁ?
そーいや道端で物乞いは見かけなかったっけか。
まあ労働人口も調べてないし、失業率だけじゃ経済的豊かさは測れないのだけども。。。

はい、以上!
「仕事」に焦点を当ててキューバを眺めたお散歩録でした~

これからキューバに旅行する人はぜひその辺も見てみてね~

とある宿の前でいっつも座ってるおじさんがいたんだけど、朝方、旧車ではなく今時な車の洗車をしてるのを目撃した。
どうやらそれがお仕事・・・なのかお小遣い稼ぎらしい。

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