クロスバイクで日本一周|使った荷台と取り付け方を紹介します*

女性用クロスバイクのFREEDA2016年モデル・26インチに、リアキャリアを取り付けてみました*

てことで 今回は、僕が日本一周自転車の旅で使ったリアキャリア
「スーパーツーリスト チューブラー ラック」と、その取り付け方をご紹介いたします(^^)

☆リアキャリア☆

リアキャリアとは、簡単に言うと自転車の荷台のことです。

Super Tourist Tubular Rackの写真

リアキャリアがあれば、物によっては20kg超えの超重量の荷物でも積めるようになるので
自転車旅行やキャンプなど、荷物が多めのツーリングに出かける際に大活躍でございます☆

けれど、お店で販売されている自転車にはリアキャリアが ついてないものもあります。

特にロードバイクや僕の持っているクロスバイクなど、ツーリング用の自転車とか〜

日本一周旅行用クロスバイクGIANTのFREEDAの写真

そういった店頭に並んでいる時点ではリアキャリがない自転車でも、たいていは専用のネジ穴(ダボ穴)が開いていて、後付けできるようになっているはずです。

ネジ穴が どれかわからない場合は、店員さんに尋ねてみてください(^^)ちゃんと教えてもらえますよ*

Super Tourist Tubular Rack

僕が使っていたのはTOPEAKというメーカーの
スーパーツーリスト チューブラー ラックでございます。

Super Tourist Tubular Rack!

出典:Amazon

こちらのリアキャリアは大型チェーンの自転車屋から、個人経営のスポーツ自転車専門店まで
幅広いお店で取り扱いがあるようで、定番中の定番なのかと思います。

リアキャリア取り付け後、サイドバッグを積むとこんな感じ↓

ORTLIEBバックローラーシティ(キャリア装着・後ろから)の写真

Super Tourist Tubular Rackの仕様

・適合サイズ

26〜27.5インチ または 700C

・耐荷重

25kg

※1 説明書には30kgって記載されてたけど、公式HPには25kgと書かれている(笑)

※2 僕の荷物は20kg弱でした

・素材

アルミ合金

・ディスクブレーキ

非対応

・付属品

テールライト取り付けパーツが おまけで付いてます。

自転車テールライト取り付けパーツの写真

リアキャリアの中では、比較的お安い価格設定になっていますが、
個人的には価格以上の仕様だと思いましたので オススメです(^^)

追記:荷物の積み方に注意!

キャリアに装着するサイドバッグは、なるべく左右の重さが同じになるようにしておくのは基本です。

で、サイドバッグの上に さらに荷物を積む時の注意点を。。。

僕は日本一周中、キャリア上部にテント、テントマット、リュックを積んでいました。

けっこう荷物を詰めているので、リュック自体も重たいです。

んで、文章では説明しにくいのですが、下の写真の状態だと何が起こるのかと言うと。。。

自転車リアキャリアへの無理な積み方の例の写真

キャリア後方上部に重い物があるので、キャリアが横揺れしやすくなってしまいます。

僕は 急な登り坂も、立ち漕ぎで がんばる派だったので、その時とかは特にね。

でもキャリアは構造上、横揺れには弱いんですよね。
(そもそも自転車が 横揺れする乗り物じゃないから(笑))

その結果、知らず知らずの内にキャリアが左側に曲がってしまいました(;´_ゝ`)やってもーた

走行距離は約4000kmでした。

とりあえず その場では力で強引に元の位置に戻して、応急処置をしました。

そのあとも荷物を積んで走ることはできたのですが
1度曲がってしまった物ですし、念のため新品と交換することにしました。

そのまま旅を続けて、もしも山の中とかで再起不能状態になったら困るので〜

自転車日本一周・滋賀県米原市柏原の町並みの写真

てことで、荷物を積む際には 以下のことに気をつけてくださいませ。

★荷物は商品の最大荷重以下におさえる(当たり前だけど(笑))

★両サイドが同じくらいの重さになるようにする

★キャリア上部にも荷物を積む場合、なるべく後方に重心が かからないよう気を付ける

こんな感じかな~

・ぷち補足

フロントキャリア(前輪用キャリア)を取り付ければ、前輪側にもサイドバッグをつけることができますので、荷物が多くなりそうな場合は それが1番安全かと思います*

・ぷちぷち補足

サイドバッグ:ORTLIEBバックローラーシティの積載は、フィットしますが、キャリアとバッグの接触部分が擦れて、すこし削れてきました。

ORTLIEBバックローラーシティとリアキャリア接触部分の写真

まぁ どんなキャリアとバッグの組み合わせでも、日本一周の超重量荷物を積んで、4000キロも走れば、さすがに こうなるとは思いますけども*

ちなみに 2代目も、ほとんど同じ仕様のRear Tubular Carrier(メーカー:TIOGA)を使っています。

Rear Tubular Carrierはディスクブレーキにも対応しております☆

自分で取りつけてみよう!

はい、ではキャリアの取り付け方について~

Super Tourist Tubular Rackの写真

基本的にネジを締めるだけなので、取り付けは簡単でした♪

*手順*

1、キャリア本体に 付属の銀色のバーをネジで固定

2、後輪の中心にあるダボ穴に ネジでキャリアを固定(仮止め)

3、自転車のサドル下部分のダボ穴に ネジで銀色のバーを固定(仮止め)

4、それぞれのネジ(左右合わせて4ヶ所)をバランスよく締めていく

その一

まずはキャリア本体に付属の銀色のバーをネジで固定します。

Super Tourist Tubular Rack(バー取り付け)の写真

銀色のバーにはネジ穴が いくつかあるので、本体との距離を測ってちょうど良いところで固定。

ベストな距離は キャリアが地面と平行よりも、
角度が2〜3度 後ろが上がり気味になるところが良いそうです。

Super Tourist Tubular Rack(バーの距離)の写真

僕は1番遠いところで固定してます。

(キャリアは地面と並行にすると良いという人もおりますし、諸説あるようです)

その二

ダボ穴という自転車本体のネジ穴を確認〜

ダボ穴がないと、このSuper Tourist Tubular Rackは取り付けることができません。

クロスバイクのダボ穴(サドル下)

クロスバイクのダボ穴(後輪)の写真

上の写真の2箇所でキャリアを固定します。

まずは後輪の中心にあるダボ穴で、キャリアを仮止めしましょう。

Super Tourist Tubular Rack(後輪取り付け後)の写真

新品の自転車の場合、ダボ穴まで塗装液(?)が侵入していて、最初はネジが通りにくいことがあるみたいです。

僕のも そうだったのでキャリア取り付け前に、
軽く力を入れてネジをグリグリとねじ込んで、ダボ穴内の塗装を剥がしておきました。

クロスバイクのダボ穴(後輪)ネジ開けの写真

その三

自転車のサドル下部分のダボ穴にネジで銀色のバーを仮止めします。

Super Tourist Tubular Rack(バー取り付け後)の写真

銀色のバーは力を加えると曲げることができるので、必要に応じて角度を調整してくださいませ。

ちなみに 銀色のバーを購入時のままで取り付けようとしたら、
下の写真のように バーの角度(ねじれ具合)が、ネジ穴と合っていなかったので ペンチを使って角度を合わせました。

Super Tourist Tubular Rack(バーとダボ穴の角度)の写真

この作業は 結構力がいりました*

その四

それぞれのネジ(左右合わせて4ヶ所)をバランスよく締めていく。

1ヶ所ずつ完全に締めていくのではなく、
4ヶ所に均等に力が加わるように締めていきます。

・・・まあ車とかバイクをいじるわけじゃないから、ここまで意識しなくてもいいとは思うけど(笑)

てことで、はい、完成☆

Super Tourist Tubular Rack(取り付け後)の写真

シンプルで良い感じの見た目になった♪

これにサイドバッグをくっつけると・・・

ORTLIEBバックローラーシティ(キャリア装着・前から)の写真

おぁ〜! それっぽくなりました\(^o^)/ ワクワクしますね〜♪

補足:最強のサイドバッグ!

僕が このキャリアと併せて使っているサイドバッグは、ORTLIEBのバックローラー・シティです。

こちらのサイドバッグの特徴は何と言っても 防水力の高さで、
大雨の中パソコンやカメラ、その他の電子機器を積んで走っても大丈夫でした☆

しかも両サイド合わせて 計40Lと大容量!

レビューもありますのでよかったら↓
日本一周完走した防水サイドバッグ│自転車旅の荷物が全ておさまりました

余談:自転車いじりが苦手なら〜

自分でカスタムするのは ちょっと難しそうだなぁ・・・そんな心配をされる方のために!

購入したその日に旅行に出れちゃう自転車、ございます☆

日本一周自転車Giant Great Journeyの写真

Great Journey (メーカー Giant)

こちらは元々、前後のキャリア、前後のサイドバッグ、泥除けが付いてるのでカスタムいらず♪

小柄な女性でも乗れるXSサイズもございます〜

・ぷちぷちぷち補足

Great Journeyは「ランドナー」と呼ばれる種類の自転車です。

ランドナータイプの自転車は、安定性の高い太めのタイヤだったり、
車体が丈夫な素材で作られているなどの特徴があり、そもそもの用途が長距離旅行向けになっております(^^)

荷物を積むとこんな感じ↓

Giant Great Journey(荷物あり)の写真

工具を使ったりするのが苦手な方でも自転車旅行ができる、こんな選択肢もあるよってことで紹介してみました*

あ、Great Journeyにはドリンクホルダーとライトは付いておりませんので、それは自分で取り付けてね~ 簡単にできます(^^)

まとめ

僕は日本一周旅行をする際に、定番のリアキャリア:Super Tourist Tubular Rack(メーカー:TOPEAK)を使いました。

最大積載は25kg。

取り付けは ネジの固定だけですので、どなたでも簡単にできると思います(^^)

個人的に、価格以上の仕様。
(数あるキャリアの中でも かなり安価)

また どのキャリアにも共通する注意点として、
耐荷重を超える荷物を積んだり、僕みたいに(笑)負荷のかかりやすい位置に重たい荷物を積んでしまうと、破損の恐れがございますので お気をつけて*

荷物が多くなりそうな場合は
フロントキャリアも追加して、前輪側にも荷物を積めるようにすることをオススメします。

はい、以上〜
女性用クロスバイク自転車に荷台をつけて日本一周旅行仕様にしてみたよ日記でした!

この記事で紹介したものはこちら☆

最後までお読みくださり ありがとうございました(^^)
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