サルベーションマウンテン|西アメリカの砂漠に突如現れる救済の地!人生を神に捧げた男の話。

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燃えるような強い願望はそれを達成するまで人を動かす力がある。
人が本当に望んで行動すれば、どんな夢だって叶うんだ。

メキシコ感の無い町サンディエゴを抜けた生きる証旅一行
今日も延々と広がるカリフォルニアの砂漠を車で突っ走ります。

そして
それは突然姿を現した・・・

Salvation Mountain

サルベーションマウンテンの写真

殺風景な砂漠に映える、とても色鮮やかな山。
実はこれ、レオナルド(レオナード)さんという一人の男性の手によって創り上げられた一つの作品。
彼は何十年にも渡りこの作品創りに取り組んでいた。

英語の公式サイトを読んで拙者なりの和訳で話を進めるね。
間違ってたらごめんなさい、ということで真実を知りたい人(笑)は公式サイトで確認してくださいませb

公式サイトはこちら↓
Salvation Mountain(英語)

これからここに行く人に一言。
ここには一般人が歩いてよい場所といけない場所があるので、しっかりと確認してください。

サルベーションマウンテン内部の写真

作品のあちらこちらに書かれた”GOD is LOVE”の文字
彼の作品に対する思い、そして神への愛が伝わってくる。

彼の目的は何?

人々に自分の宗教(神)に対する考えを伝えようとしたことが始まり。

彼自身にもキッカケはわからないそうですが、ある朝突然頭の中で「神よ、私の体に宿り(?)、そして心の中へとお入りください」そう繰り返すようになった。

そして彼は「神を自分の中へと受け入れ、そして自らの過ちを悔い改める。そうすれば皆救われる。これはとても単純なことだったんだ。」と考え始め、それを人々に伝えようとした。
始めの頃彼は教会を回り直接人々に伝えようとしたが、案の定「聖書はそんな単純なものではない」と、彼の考えは受け入れられなかった。

サルベーションマウンテン2の写真

次に彼が試みたのはメッセージを書いた熱気球を飛ばすこと。

そうすれば必ず人々の目にメッセージが届く、そう考えた。
確かにこの方法は彼も完璧だと思っていたがその後、やはりメッセージを伝えることは「誰の力も借りずに自分の力でやり遂げなければならない」そう考えた彼は、自らの手でこの作品(山)創りに取り組むようになった。

サルベーションマウンテンの車の写真

山の周りには、このように綺麗にペイントされた車や重機の作品も置かれている。
これらの作品は彼の人々へのメッセージであり、強い意志の塊であり、そして彼が愛する神への贈り物。

どうやって創ったの?

一つ目の山
自ら運んだセメントと土を混ぜて積み上げた。
が、制作を始めて4年後にその山は崩れてしまった。

二つ目の山
4年もかけて創り上げた前の山が崩れてしまったが、彼は諦めるどころか、もっと頑丈なものを創らなければ!そう考え新しい材料で再開。
日干し煉瓦用の粘土と藁を混ぜ合わせたものが主な材料で、それを積み上げていった。
それが現在に残るあのカラフルな山。

サルベーションマウンテン3の写真

レオナルドさんは1984年からここにいたんだけど、作品の完成(未だ未完成?)までに何年かかったのか公式サイトを読んでもどうしても発見できなかった。
でもネット上で日本人の人は皆30年かかったって言ってるから、まあ30年にしておきましょう(笑)

こんな電気も水も通っていない、過酷な気候の砂漠でただ一人
来る日も来る日も繰り返し土を積み上げ
人々にメッセージを伝え、そして神を愛し続けた

凄い。

人生の半分近くをたった一つのことだけに捧げるなんて、ある意味狂気とも言える。
あ、なんか今ネテロ会長が頭をよぎった。まあ会長は架空の人物だけど。

皆は持ってる?そんな大切な何か。

拙者は・・・

レオナルドさんの寝床の写真

自分自身かな。

上の写真は当時レオナルドさんが寝床として使っていた車で、その中も覗くことが出来る。
これも現在は作品の一つとして山の横に置かれている。

彼とその作品から学ぶ

作品を通して、彼の意思まで理解して受け入れた人がどれくらいいるかはわからない。
でも「人間一人の力で創り上げた作品から、世界中の人々にメッセージを伝える」という、この途方もない計画を彼は数十年かけ、達成させた。

“執念のように強い思いは、夢を実現させるまで人を動かす原動力になる”
ここはそんな目に見えないエネルギーを感じることのできる素敵な場所だった。

夢中になれることがあると、毎日が燃えるように活き活きとしたものになるよね。

1度きりの人生
レオナルドさんの様に全力で生き抜けよう。

サルベーションマウンテン入口の写真

余談1:映像作品にも登場しています

ここは映画や音楽ビデオ等の映像作品のロケ地になったり、メディアにも数多く取り上げられて世界的に有名な場所となっている。

拙者もある映画でその存在を知った。

INTO THE WILD
イントゥーザワイルド

旅人や旅行好きからはもちろん、沢山の人から愛されるこの作品。

その中でも結構重要なシーンで使われていたよ。
作品中にはレオナルドさん本人も登場していて、自らこの場所の紹介をしています☆

そのシーンの切り抜きをYoutubeで見てたらもう一回行きたくなった。

興味のある人は今すぐDVDレンタルショップへGO☆

サルベーションマウンテンの青い鳥の写真

天窓に描かれたたくさんの幸せの青い鳥
よく見ると右側には車のドアらしきものが。。。

余談2:現在のこの場所は

レオナルドさん(1931年生まれ)は作品作りを引退し、ボランティアの方々がこの作品を管理している。

拙者が行った時も、ちょうどヒッピーっぽい人たちがペンキを縫りなおしていた。
まあその規模がデカいから塗るというよりは、バケツでペンキぶち撒いてたと言う方がシックリくるか。笑
彼らの写真撮り忘れた(´_ゝ`)くそぅ

あと、この周りにはキャンピングカーがポツポツと停まっていて、長居してそうな人もいそうな”雰囲気(笑)”でした。

サルベーションマウンテンの木の写真

たくさんのカラフルな木々

作品全体がとてもカラフルで様々な色が使われているのに、とても優しい雰囲気だ。
不快に感じさせない色使いなのかな? ハイセンス。

作品管理のボランティアは誰でも出来ると思う~たぶん。笑

以上!
突如砂漠に現れる生命エネルギー溢れる場所、サルベーションマウンテンお散歩リポートでした~
ここまで行くならただ記念写真撮って終わりじゃなくて、ぜひともこの素敵な歴史を感じてみてくださいませ☆

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