バタッド村に行きなはれ!フィリピン世界遺産の棚田がヤバイ!

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世界遺産のコルディリェーラ棚田群の一角、バタッド村の棚田に辿り着くまでの激動の記録。

バナウェからバタッド村まで歩くと干からびる

「天国への階段」の異名を持つこの棚田
辿り着く前に干からびて、危うく自分がその階段を登ってしまうところだった。

果たして拙者は伝説の絶景を拝むことは出来るのだろうか!?
出来ました!

ていうか「コルディリェーラ」ってどうやって発音すんだろ。
あとバタッド村のライステラス(棚田)が世界遺産ってことでいいんだよね・・・?

ちなみにマジでオススメ観光スポットですが、村まではバナウェの町から歩いて片道4時間でした。
ジプニー、トライシクルを利用することをすすめます。
その理由はこの記事を読んでいただければわかるはず…
ちなみに不定期だがジプニーの方が格安。

何も無い。日陰も無い。

拙者かなりの貧乏性でございましてね。
歩ける範囲なら歩いてやるぜ!って交通費をケチる癖がございます。

が、今回のは結構こたえました。

だって食料無しの水も600mlくらいで結構軽装備で来ちゃったし、ゴールもどこかわからなければ、正確な所要時間も知らないからなかなか諦めるポイントが見つからない。
で、そうこうしてるうちに、ここまで来たなら、もうちょい、もうちょいって意地になってしまうんですよね。
一応いつもの目安は、逆算して日暮前に町に戻れるかどうかなんですけど。。。

まあハードだったけど道中ちょっとは楽しめたから結果オーライ。

こんな感じの舗装されていて、車二台余裕ですれ違えるちょっと広めの道路をひた歩きます。

バタッド村までの道の写真

※日陰がないので注意!帽子必須!

なんと言うか「単調?」「質素?」「退屈?」そんな言葉たちがよく似合う、なんとも変化に乏しい道。
最初は景色がいいから楽しめたんだけどだんだん、体内の水分は帰りまでもつのか?とか食料途中で買えるのか?ちゃんと夕暮れまでに帰れるかな?と、もやもやと考えはじめ、そして、景色に飽きる。

実につまらない道だ。

写真のような木の生えていない山並みにそってその中腹をひたすら歩くから、道のかなり先の方まで見えるんですよね。
で、どこまで行っても何もないのがわかる。
あっても、ちっちゃい民家なのか廃墟なのかよくわからん建物がちらちら。

実につまらない道だ。

おまけに暑い。

つまらなくて暑い。

そんなことを考えているから、だんだん不満の独り言や場面に応じた妄想も増える。

背後から犬に襲われたら、サッと下段後ろ回し蹴りを放つが、ストレートにいってもたぶん噛まれるから犬が反応しきれないギリギリのところで膝を曲げて変化を加え、一撃で確実に顎を破壊する。 とか。
犬が多いんですよ、本当。

あと落石、というかもはや崖崩れも非常に多いんだけど、疲れてるけどデカイ岩が落ちて来たらきっとアドレナリンが爆発的に出て、過去最高の速度で動いてかわせるんだろうなぁ。 とかね。

落石の写真

妄想じゃないけど、黒いハチみたいの(アシナガ蜂くらいの大きさ)が巨大なクモを追い回して、針で刺して仕留めてる貴重な光景が観れたのには興奮した。

老婆のぬくもり

そんなこんなで2時間くらい?歩いたところで、駄菓子屋さんを発見した。

しかもクールダウン、水分補給、カロリー補給、リラックス効果が一度に得られる素晴らしい飲み物炭酸ジュースが置いてある!!
この機を逃す手は無い!

と思って、お店のおばあちゃんに冷たい飲み物何があるか聞いたら、英語が喋れんかった…
でも横にいたおっちゃんが通訳してくれた。良かった。

結果

冷たい飲み物は置いてないとのことだった。

な… なぜ…

なぜ冷蔵庫が無いのに炭酸ジュースを置いているんだ…
しかも店の前面に置いて押しの品のようじゃないか! うぬぬぬぬ…
て言うか、こんな所滅多に客来ないだろうに、店の前の長椅子に横になったまま少しも商売する意思を見せないおばあちゃんに恐れ入った。

「あんたみたいなヒヨッコにあたしのぬるい炭酸の味はわからないのよ」

そういうことなのか?ばあちゃん。
ここでは客引きしなくても、みんな熟した老婆の生ぬるくて甘い蜜を吸いに自然と寄ってくるのか?そういうことなのか?ばあちゃん。

ここで引き下がったら田舎にアジャスト出来ない負け犬なってしまう。。。
まさか拙者を試しているのか? うぬぬぬ…

てことで、30分歩いた先にあったお店で冷たくて美味しいコーラを飲んだ。

これから起こる全ては(フィリピン時間の中では)45分間の出来事です

拙者がコーラを購入したこの場所はイフガオっていう集落らしい。
イフガオってイフガオ族のイフガオかなぁ?

子供が寄ってきたから、カメラを向けてみたら急に緊張した様子になった。

イフガオの子供の写真

カメラ慣れしていないところがまたいい感じだ。

で、後ろのおばちゃんにバタッド村までどれくらいだって聞いたら「45分くらいよ、あの山を登っていくの」と教えてくれた。
ようやくゴールが見えてきたので少しホッとした。
ただ見た感じ45分であの頂上に行くのは舗装道路とは言え、キツイんじゃねーかと心の中で静かにツッコんだ。

あと、二時間半でここまで来たことをおばちゃんに言ったら「ゆっくり歩いたのね。他の人は3時間でバタッドまで行くわよ」って言われた。

…45分足しても15分の遅れじゃねーか!

そして予想通りだ。
山の頂上の、なんか小屋みたいのが見えた時点で1時間くらいかかった上に、照り付ける太陽、意外と急な斜面に体力を奪われて結構しんどかった。

山の頂上の写真

で、頂上に着いたけど上の写真の、お菓子売ってる小屋が一件あるだけだった。

そこのおっちゃんにバタッド村にはどうやって行くのか聞いたら、店の裏に連れていかれておっちゃんがこう言ったのだ。

「あそこだ。」

バタッド村までの道のりの写真

え? 遠くない?

そしておっちゃんが呟いた。

「ここから45分だ」

さっき聞いた! それ!
1時間前に聞いたよ! それ!

で、「お前はここまで何分かかったんだ?」って聞くから3時間半って答えたら、「他の日本人は3時間でここまで来たぞ」って言われた。
いやいらないよ! その情報!
別に競ってないよ!? 誰とも!
しかも、ここまで3時間ならさっきのおばちゃんが言ってた人より遅いじゃねーか!
それに45分と3時間ばっか!
と、心の中でツッコみまくった。

で、おっちゃんが「ショートカットだ」つーから店の横の階段降りてったら、道がこんなんなの。

バタッド村へのショートカットの写真

酷いでしょう?
道なの? これ?

しっかりとした靴でない人は危険なので通らないように。
小さな階段が延々と続いてるんだけど、しっとりしてるから滑りやすいし、うっかり横に転んで落ちたら、ただじゃ済まないと思います。
あと、半袖で通ったら虫なのか植物が原因なのかわからないけど、腕がかぶれたよ。 ヒリヒリ

で、ようやく舗装道路に出れたところでやけになって、下りの坂道ダッシュ!
※坂道ダッシュやると結構急な坂の為かなりスピードが出ます。特に疲れている人は気を付けてください。

舗装道路を走ったり歩いたりで20分くらいかな?
今度はこんなジャングルみたいな道を歩きます。

バタッド村手前の写真

ホンット、最後の最後まで追い込んでくるな。。。

これで村がただの観光地だったら、結構落ち込む。
ていうか村は棚田で有名なんだけど、もう棚田はお腹いっぱい別のところで観てきたから、薄々嫌な予感がし始めていたんだよね。。。

世界遺産の棚田!

約4時間ですよ、歩きましたよ。
えぇ、それはそれは過酷な道じゃった・・・(;´_ゝ`)ゲッソリーニ

汗ダクダクの体ヘトヘト・・・(;´_ゝ`)ゲッソリーニ

そんな瀕死状態の拙者の目に飛び込んできた光景が



これだ。

バタッド村の写真

お…お… おぉー!!

美しい!!!!!!

凄いぞバタッド村!
ここまで来るのに苦労したし、さらに情報や写真ノーサーチで来たこともあり余計に感動した!

ちっちゃく見える家と比較して、この棚田のスケールのデカさを想像してみて!
凄いよ!本当!
天国への階段!

フィリピンにお越しの際は絶対行くことをオススメするポイントです。
ぜひ!!!

なんとなくマチュピチュを思い出したけど、個人的にはそれより感動した。

ていうか、写真だとショボい! ショボ過ぎ!

でも帰りの時間を考えると、あまり長居出来ないので、30分くらいボーっと眺めて退散。
本当は下まで降りてみたかったんだけどね、疲れてたし。。。

ちなみにバタッド村にもゲストハウスあるらしいから、泊まるのもいいかもね。
一日ボーっと眺めていたい。

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宿に着くまで楽しませてくれるバタッド観光

行きは坂道ダッシュで降りてきた山…
帰りはしんどかったなぁ。。。

その山を越えたところで、トライシクル(小型タクシー)ドライバーの粋な兄ちゃんが「Hello! My friend!」とか言って話しかけてきて、無料でバナウェまで乗せていってやると言うのだ。

怪しい。笑

恐ろしいと思うことを旅人にアンケートしたら、ベスト5に入るであろう「無料」
ふふふ、だが受けて立とう。

フィリピン人の商売テクニック、とくと見せてもらおうじゃないか!

ということで、乗車。

トライシクルドライバーの写真

まずは国籍と名前と職業を聞くなど普通の会話からスタート。

そして、始まった。

「ここは自然の中でプールに入れるいいところだよ?見るだけでいいから降りてみなよ?」とか言って、頼んでもないのにトライシクルを停められて中まで案内された。
まあ見るだけならOKね。

そしてトライシクルに戻ると、観光マップとトライシクル料金表を見ながら観光案内が始まった。

来たな小僧。(ドライバーは21歳で年下です)

いろいろと観光地の紹介をしてくれて、そして「もしもどっか行きたくなったらメールで俺を呼んでね。」で、終わった。

あれ? 拍子抜け!

だが彼の攻撃はまだ終わったわけではなかった。
「今はどの宿に泊まってんの?俺がいいとこ紹介すんぜ?」
とか言って頼んでもないのに、宿の中まで案内された。
確かに安いし、新築なので超綺麗だ。

でも、オープンしたてで温水シャワーがまだついてないし、何より宿を移動するのがめんどくさいから却下。

と言う事で! その宿を日本人に紹介するのが運賃になりました!笑

バナウェのオススメ宿☆

Mapが示してる宿の、向かい辺り。

バナウェの宿が数件並んでる通りの先に小学校があるんだけど、小学校を通り越してすぐの左側にこんな建物があって、看板も名前もまだないけど新築で綺麗な部屋の安宿があるのでぜひ利用してね~
※2015年11月現在

バナウェのゲストハウスの写真

一泊250ペソ
泊まる時は温水シャワーつけたかどうか確認してね!
それさえあれば、250ペソでこのクオリティは本当に良いと思います。

いやー普通に気前のいいお兄ちゃんだった。

本当は彼の紹介も頼まれたんだけど、拙者が無料でトライシクル利用したこと記事にしちゃったから、不公平になるので紹介しまてん(笑)
ごめんね、兄ちゃん!

以上!
天国への階段の異名にふさわしい、素敵な棚田が見れるバタッド村(までの道中)リポートでした~

今回全体的に写真の質下げすぎたかな?
次からもうちょっと上げようか。。。

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